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俺の異世界転生はいつも記憶喪失から始まる   作者: 天野川 工太朗
第二章 ~王国最強編~
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第四話 ~アリシアの想い~

第四話 ~アリシアの想い~


―城 公開処刑台前―

 俺は処刑台に立つ5人、一人一人と目を合わせた。

俺は希望に満ちた顔でそのニヤケ頭らをした。

「カミト、来てくれたの!!」ユリアとあとの4人も喜びに満ちた表情をしていた。

ようやく助けが来たかと思っていたものの、よくよく考えればカミトとアリスの二人だけではどうにもならないことが分かってしまう。

それでも見捨てられるよりかはマシだと思って、改め笑顔を振った。

城の上にはこの国の王<スバル・ディニー>がいた。

やつは魔界で10本の指に入る、強さを持つ。

スバルは悪魔騎士の三番隊のリーダーで、特に剣の使い手である。

反応速度や剣の太刀筋は悪魔界でトップクラスを誇る。

今のカミトではとても太刀打ちできない。

俺は腰に掛けていた、一本の剣<勇者の剣>を抜く。

俺は合図を待ち、城の上のスバルに眼を飛ばす。

―午前12時―

東の方から“ボーン”と大砲が壁にあたった音が聞こえた。

「行くぞ!アリス..アリシア!」俺は剣を上に上げ、処刑台の方に走り出す。

それに続くかのようにアリスとアリシアは魔法少女に変身して、空を飛ぶ。

カミトは人々の混乱の波を避け流れ、「どいてくれ!!」と叫んだ。

門の前の300人ほどの悪魔兵士<悪魔に取り付かれた兵士。>を“ズバズバ”と切れり倒し処刑台に近づいて行く。

アリスとアリシアの役目は空を飛び、処刑台の5人を助けることだ。

「えい、」二人は処刑台の悪魔兵士たちに向け、魔法<マジカル・バスター>を繰り出す。

城の裏門ではもう、K騎士とS政府が攻めていた。

俺は300人を倒した後、処刑台まで来た。

その頃にはもう、5人の手錠は外されていた。

アリスは5人をつれ、S政府が用意した看護広場まで逃げる。

アリシアと俺は最後の使命<KS同盟で約束した国の奪還のこと。>を果たさなければいけない。

俺たちは城の中央の大きな広場まで来た。

―城 中央広場―

 俺たちはここを走り抜けようとしたが、前には500人ほどの兵士が待っていた。

「まっていたぞ!」奥から一人の低い声が聞こえた。

兵士たちは慌てて頭を下げ道を開ける。

「待っていた?誰だお前!」俺は少し城の中が暗いため顔がまでは見えなかった。

光が彼に当たる、そこには見覚えがあった。

「お前は、魔王の側近のスバル・ディニー!」

城の下で見ていた時もまさか‼と思ったが近くで見るとそれは確信に変わった。

俺はかつていた世界で魔王を倒す使命があった。その側近のスバルは俺が倒したはづの魔物。

だが、かつてのオーラよりも今のオーラの方が増していて、昔の時とは違う雰囲気を持っていた。

「なぜ、お前が!!」俺はやつが生きていたことに驚きを隠せない。

「そんなのお前に言う必要がない!」そう言ってやつはカミトに襲い掛かる。

剣が交わるたびカミトが押されているように見える。

さすがにやつの速度は俺の遥か上を行っていた。

「おい、おいあんときの勇者もこんなものか!」やつの剣は重い、俺は剣を交えるたびに問う。

「お前は悪魔になったから生き返ったのか?」俺は“っふ”と腹のそこから力を出しやつを押し返す。

「そうだったらなんだとう言うのだ!」やつはそう言い軽く押し離した。

一旦距離を取り、剣を向け合う。

と、その時一人の兵士がカミトの方に銃を構える。

カミトはスバルと戦いに集中していた。

「危ない!」アリシアがカミトを庇うように突飛ばした。

一つの銃声が“パッーン”とこの大地に鳴り響く。

アリシアの体から血が流れていた。心臓の辺りの方から下に血が流れ“ポタポタ”と音がする。

俺は慌てて“おい!”とアリシアを呼ぶ。けど彼女は目を開けて微かな力を出し、カミトに遺言を残した。

「私ね、もう一度あなたに会えてよかったよ。」俺はアリシアとの短いようで長い思い出が頭の中によぎってきた。

彼女の可愛げな声、優しさ、たくましさ全てが好きだった。

でも、なんでお前が死ななければならない。

「ありが・・・と。」とアリシアは手の力を抜き目を閉じた。

―川沿い<過去>―

「私ね本当は未来から来たアリスなの!」アリシアは本当に変なやつだった。

未来から来たアリスだって言うから。

「でも、君は君でしょ!だから君はアリシアなんだ」あのとき俺はアリシアの想いに気づいてやれなかった。

カミトは心の深い深いとこまで落ちていく。

―その後―

カミトはスバルに捕まった。

気づけばそこ牢獄だった。

―セーブ―

まだまだ初心者ですが、宜しくお願いします。また感想や評価等もお待ちしています。

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