第二話 ~白の勇者~
第二話 ~白の勇者~
―宿 302号室―
俺たちはアリシアが言った、安全な宿に止まることにした。
俺たちは宿の事情で一つしか借りれなかったが、その代わりに1ヶ月間の滞在は認められた。
俺たちはこれから先どうなることやら。
「アリスさんはこっちのベットで、私とカミトさんはこっちのベットで。」アリシアはアリスと目線だけで戦っていた。
「いや俺は床で寝るよ。じゃあお休み。zzzzz」とユウイチはそう言って寝てしまった。
アリスとアリシアは「はぁ~」とため息を付き、二人は「あっははは」と笑い、「寝ようか」と言って同じベットで寝た。
―翌日―
朝、目を覚ます俺は洗面所で顔を洗う。
後ろから、俺の顔を洗う音で起きたアリシアが来る。
「ユウイチ、おはよ~う」まだ、目を覚ましたばっかりな顔で寝ぐせが酷かった。
「おはよう、アリシア。」でも今思えば、アリシアはアリスに似ていないか!
銀髪の顔に青い瞳、そしてなにより昨日着ていた“フリフリ”これもアリスと共通する部分だった。
もしかして、アリスの姉か?でもアリスが知らないわけがない。
あ、いや違うもしかしてアリシアは・・・俺はそんな推理をしていた。
それにしても胸がでかい。
―牢獄―
そこは牢獄、黒、相崎、ユリア、ティア、マナトの5人はそこにいた。
「はぁ~お腹すいた。」相崎は力尽きていた。死にそうな顔で“ご飯ご飯”と呪文を唱えるように言っていた。
「お前食いしん坊だもんな!」黒は壁に寄りかかって腰掛けていた。
マナトに関しては何か脱出の作を見つけようとしていた。
「諦めないでください。」マナトはみんなに言いかける。
でも、少し暗い顔を黒も相崎もしていた。
「そうよ、マナトを見習ってあんたらも考えるのよ!」ユリアは黒と相崎の母親のように怒った。
「そうだよ、カミトもきっと・・」ティアは言ったが回りはなぜかガッカリとした顔をした。
「無理だよ!無理なんだよ!!あいつが一人倒せるわけがない!相手は10万くらい兵をつれている部隊だぞ。しかもあいつは俺らの中で一番弱い、勇者だ。」
黒は激しく叫び、顔を真っ赤にして怒っていた。
「それは違います。この中では僕が一番弱い」マナトはそう言って自分を責めた。
マナトは泣きそうだった。そして、どんどんうずくまっていく。
「でも、それはこの色々の世界の中で弱いと言う意味で、この世界で通用しないとは言えないわ。」ユリアはカミトの実は弱い説を否定する。
でも、実際のところは、歌や魔法、暗殺、探偵、最強の女剣士、そして勇者。
これを比べてみると、歌の力は傷の完治の能力や波の周波数を変えるととてつもない力が生まれる。これは実際のところ、リチウム爆弾にも匹敵する。
現実世界で言う、核と同格のエネルギーだ。
次は魔法少女だ。特徴は魔法を使えること。近距離戦闘型にはめちゃくちゃ友好的だ。
また“ふりふり”敵を一網打尽にする。これの見た目は核兵器を超える。
下手したら地球を破壊することもできる。
暗殺、これはどんな敵にも友好的だ基本的に使えない武器はない。
どんなものでも武器にしてしまう能力を持つ黒は、今の勇者に負ける要素がない。
探偵、この特徴は相手の弱点や分析などが得意で特に推理ができる。
頭がすぐれるため全ての攻撃もかわすことができる。
最強の女剣士は、その名の通り最強だ。最強の二文字に矛盾は生じない。
でも、勇者は剣のみでの接近戦、さらに言えば1対1でしか通用しない。
これまでの彼を見ている限り、片手剣で最大連撃が4。そして、黒と戦ったときに弾丸を弾くことができていないかった。
装備のおかげで助かったものの普通は死んでいた。
結果彼が七人の中で最弱と言うことがわかる。
それを黒が確信したとき、少しづつ希望が無くなってきた。
でも、マナトはそれを知っていて言っていたのだ。
「仕方ないなぁ~俺も手伝うよ!」黒はわずかながらも希望をマナトに託して探し始めた。
―市場―
カミトたちは市場に買い物をしに行った。
もちろん服装は変装している。カミトたちは新しい装備を整えるために装備屋に行った。
「いらしゃいませー」店の人は頭を下げてから不思議そうな顔をしていた。
「ねぇねぇ、あれなんていいじゃない」アリシアとアリスはめちゃめちゃはしゃいでいた。
「ヒョウがら、あっははは」俺は苦し笑をした。俺は白いコートに何らかの魅力を感じた。
白ってなんかいいよなぁ~。よし、買ってこよう俺は空かさずかごに入れた。
そして―「本当にそれでいいのですか?」とアリスは聞くが俺は無論「ああ、これが気にいったのだ。」と言う。
それは見た目は地味目なロングコートでズボンも白。全身が白の勇者だった。
―宿―
俺は悪魔との決戦のために必要な道具をたくさん集めた。
でも、あいつらが捕まってから1日が経とうとしていた。
「さっき、外の掲示板。見たけど・彼ら2週間後に処刑って。」アリシアはものすごくガッカリとした顔で勇一たちに近寄る。
「そんな・・」とアリスは下を見ながら俯きな気持ちになっていた。
「そうか、俺は寝る。」と言い床で寝始める。“zzzz”と鼾声が聞こえる。
「はぁ~。」とアリシアは前向きな気持ちにはなりきれていなかった。
―セーブ―
まだまだ、初心者ですが、今後とも宜しくお願いします。
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