第三話 ~悪魔の呪い~
第三話 ~悪魔の呪い~
―ケイネス村―
ようやく村に着いた俺たちは、今日の寝床とTOUKYOUの情報を聞き出すことにした。
「ここからは手分けして行こう。」カミトは皆方を見て言った。
「じゃあ、グッチョキッパで、分かれましょ!!」皆異世界の住人なのに良く知ってるなぁーなんて思いながらも俺はグゥーを出す。
ユリアもグゥーを出す。うれしそうにこちらを見つめるがアリスとティアからはものすごい視線が俺に向いていた。
「じゃあ、決まりだな!!」ティアとアリス、黒とマナトと相崎と言うペアになった。
―村役所―
「まず、俺らは役所に行くぞ!」
「えい!!」とユリアは言いカミトの腕に抱きつく。暖かい胸が当たって、少しドッキとした。
と言うか、意外とこいつ胸でかい!!
「おい、離れろ!!」俺は彼女の肩持ち離れるように押す。
「いいでしょ、ね!!」そう言って彼女は胸を押し付ける。
「はぁ~。いいよ」俺は彼女の根気の強さに負け、勇者である前に一人の男としてこの胸のときめきに立ち向かうことにした。
歩いているうちに、人気が無くなっていく。
「人、少ないかこの辺!!」と俺は彼女に話しかける。
彼女はこちらを見て、真面目そうな顔をする。
「そうね。なんだかおかしいわ。」と彼女はますます、不安な顔をする。
そのとき、腕に当たっていた胸の鼓動は少しづつ早くなるのが分かる。
俺らは奥の電気のついていない一件の家に恐る恐る、近づいて行く。
「すみませーん。誰かいますかー!」と俺はドアを叩きながら言った。
十秒するとドアが開いた。
「なんか、ようですか。」と一人の女性が出てくる。顔は少し青く、絶望したような目であった。
「あの~TOUKYOUの行き方って~」と言ったとたんその女性は俺の剣や服装を見て目を大きく開く。目には涙を浮かべていた。
「旅のものですか?だったら頼みたいことがあるんですけど」
とその女性は俺らを家の中へ案内するようにドアを大きく開け「さあさあ、はいって」と言い俺らを家に招く。
お気持ちは嬉しいのだがさすがに家の中に入れてもらうのは少し気が引ける。
「あの~頼みたいこととは?」と俺はその女性に椅子に座る前に聞く。
「はい、少し座って待っていてくだいさい。」女性はカミトの質問の前に何か気づくような顔で奥の部屋に入る。
なんだ俺の話は後か。少し感じ悪いな。まぁ何かあるのだろう、そっちの方が優先だよな。とカミトは開き直り、女性を待つ。
「あの~こちらに来てもらってもいいですか?」と女性はドアを開け言う。
「はい。」俺とユリアそうい言い椅子から立ち上がる。
ユリアは先ほどとは違い、俺に抱きつきもしなかった。
少し期待してた俺はガッカリな気持ちになった。
部屋中に入ると一人の少女がベットで寝ていた。
その少女は半身がゾンビのような顔になっていて、長く見るほど奇妙なものだった。
「お願いします。このを助けてください。」この母親はカミトの足元に抱きつき身狂いほど助けを求めていた。
「分かりました。できることならやってみます。」ユリアは言った。
「おい、ユリア。そんなこと言って、救えませんでしただったらどうする気だ!!」
俺はユリアに対してとても勇者とは思えない言い方と態度をした。
「でも。この子見捨てて世界が救える言うの!!」ユリアは目に涙を浮かべて腕にしがみ付き頼むような顔で言った。
「分かった。それはどうすれば直ります!!」俺はユリアの先ほどの言葉を聴き、少しづつ自分を取り戻していく。
「西の村に薬草があると聞きましたが、私ではどうにも。」と悲しげな顔で言う。
俺は薬草採取は難しいことではないと思った。
「それなら!!」
「いや、まってそんなことだったら私の歌で治るかもしれない。」とユリアが嬉しそうに言った。
「そうだな!!やってみてくれ。」俺は少し希望を感じた。これだったら治ると断定できるわけではないがこの前戦ったときの歌はすばらしいぐらいに力が湧き出たからもし、これで何とかなるならと思った。
「では、ゴホン。~ラララ♪~」ユリアの歌声に反応し、少女は苦しそうな声を上げる。
「がああああああああ。」それは少し奇妙でもあった。美しい声に叫び声。
両方が合わさった、絶叫のようだった。
「少しづつ、治ってる!!良かった。」母親は少し安心した顔になった。
でも、なんだかおかしい頭に角が出てきている。背中には黒い羽。
もしかしたら今回の事件は悪魔が関与して場合もある。
「ふう。これで治ったかな?」ユリアは俺に問いかけるように言う。
ユリアもなんだか角と羽に気づく。
「良かったありがとうございます。」
「いえ、それはまだ治っていないと思います。最近異変があったことはありますか?」と俺は希望をなくすようなことを言った。でも、さすがに言ったほうが良いと思ったので悪いことではない。
「異変ですか?そういえば村長が・・・」と色々聞き、時間になったので仲間と待ち合わせの場所へと行く。
―宿―
「今日はここで!!部屋の場所は3つでチームごとに分けてあるよ。」
「ありがとうマナト!!助かるぜ!!」俺はそう言ってマナトの頭をなでる。
後ろから強い視線を感じた。マナトは確かに美少年だけど、俺にはさすがそう言う趣味はない。むしろなぜ分かってくれないだ!
―宿 101号室―
「はぁ~疲れた。」俺はそう言い、ベットに寝そべる。
明日はどうするか。まず、西の村に行って。
「考えごと?」ユリアは俺の上に乗り、覗きこむように目を見る。
「ん!まぁそんなもんかな!」俺はそのまま目をつぶり寝てしまった。
「zzzzzzz」
「もう、寝るの早すぎ。私に付き合いなさいよ~」とユリアは言いカミトに抱きつき目を瞑った。
―セーブ―
読んでいただきありがとうございます。今回の話しは前編です。次回を楽しみにしてください。
感想や評価お願いします。またこれからも頑張って生きたのでよろしくお願いします。
あとファンができれば少しは良い作品と認められているのだなぁ思いもっともっと高みをめざし頑張りたいとおもいます。




