第二話 ~魔の手の脅威~
第二話 ~魔の手の脅威~
―KINKI王国―
街は赤く人の気配は無く、そこにいるのはグランドダイスのみ。
あの機械が放つビームは全てを壊していく。
そこに一人の王国騎士が立ち上がる。
「うおおおおおおお」と剣を地面に引きずりながらグランドダイスに立ち向かう。
叫びながら飛び上がった騎士はやつが放つビームの出場所の腕を狙う。
だが、やつの掌に捕まってしまう。
「うわああああ」と手を剣で壊そうとするものの機械の装甲は光の壁があり壊すことは出来ない。
手の平はやがて騎士をボキボキと音を立てグシャっと殺した。
彼の悲鳴は痛さの恐怖と人間が悪魔に立ち向かう無力さを伝えた。
グランドダイスは「うおおおおおおおお」と声を上げ、殺しの喜びを感じさせるような姿をする。
「アルカタがやられた。そんな・・・」とグラエルは人間に憎しみを抱くと空かさず白い翼を生やした人間の方に“ヒュー”と凄い速さで飛んで行く。
―魔界―
「そろそろ、あれを用意しろ。」
「はい。」と魔王サタンの命令により無数の村や王国からミサイル発射台が何台も配置された。
「用意できました。」と部下は言った。
「ミサイル発射。」サタンの大きな声で言った。
地上に配置されていたミサイルは天界を目掛けて発射された。
無数のミサイルは逆流星群のように上へと上がって行く。
天使たちはそれを見て唖然とする。
あれを止めることはもう誰にも出来はしない。
天界の壁を壊すミサイルは天界の中にも向かって行く。
「命が消える。どうしてまたこんなことしているんだ。人は分かり合えたはずなのに。」ととある場所から一人の男が物凄い速さで通りすぎて行く。
光の速さで通りすぎて行く彼は天界の中に入ってきたミサイルを出来るだけ防いでいた。
6つの翼から出る光は無数の剣や超火力マグナ砲に変わっていく。
それは天から振る雨のように全てのミサイルを破壊していく。
天界を救った一人の男は6つの羽を広げこう言った。
「今、この世界で起ころうとしてることは何が正しいのか分からないけど。僕はこの世界で自分の選んだ道を進むだけ。」
と6つの羽はこの天界中に広がり天使たちは何かを崇めている気分になった。
―地上―
7人の選ばれし者はミサイルを全力で止めようとするが、古代文明相手ではどうしたら良いか分からなくなった。
「どうしたらいいだ。」
「このままじゃ天界が。」
「一つ考えがあります。」とマナトは顎に手を置き言った。
「ミサイルを深海に落とすんです。」
「でもそれは・・・人間界の動物を殺すことになる。」
と黒はシェアが広い考えを見せる。でもそんなことを言っていたら助けることはできない。
「そうだ、コネクトでカミトに接続してから、次元からスフィールの槍をだそう。」とマナトは古代文明なら古代文明でと言う考えを提案した。
スフィールの槍は昔の核戦争時に作られた軍事兵器で核の爆発そのものを小さいブラックホール現象によって消し炭にする方法。
当時の戦争ではこの原理を考えたスフィール博士の理論によって戦場の半分以上が逆転されたという伝説的な歴史である。
「それは、良い案だ。」と相崎の希望に満ちた顔は皆の元気を取り戻す。
よしとした顔で七人は横に並び。
「コネクトリンク!!」と叫ぶ脳の神経回路をめぐり記憶の中からカミトを見つけ出す。
見つけ出されたカミトの記憶を使い接続が開始される。
七人は白い光に包まれ、全員が白い髪、白いコート、白い翼を生やす。
「来い!スフィールの槍!!」と全員は叫ぶ時空のから一つの槍を出す。
ビリビリっとした槍は掌でガシンっと握り腕を上に上げてぐるぐる回し前に構える。
七人は一声に槍をミサイルに投げ当てる。
当たった槍は黒いホールを出しまわりの悪魔や天使を吸い込み小さくなって消えていく。
「次来るぞ!」第二波のミサイルが来る。それに対応するかのように七人は時空から槍を出しては投げる行為を繰り返していた。
黒いホールは全ての闇を吸い込んでいく。
―セーブ―




