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童話と詩作と物語

セイギの名のもとに。

作者: 辻堂安古市
掲載日:2026/03/03




いつだってこの世は

センテヒッショウ

先にナグッタホウのカチ


いつだってこの世は

センテヒッショウ

先にアイテガワルイとイッタホウのカチ


法で犯罪を定義したところで

ツヨイヤツらはワガモノガオで

アイツガワルイとセイギヅラ




いつだってこの世は

正義という名の下で

声を上げられない人たちが泣いてきた


声を上げても届かない

声が聞こえたら打ちのめされる

声を聞かれないようにひっそり生きていたら

声を上げて泣き叫ばないとつまらないとばかりに

住んでいるところにずかずかときて、暴れまくって笑うんだ


「ああ、スッキリした」って。


なんだかんだで

力を振るって相手をやり込めようとするのはさ

なんだかんだと理由をつけたところでさ


それも、「暴力」なんだよな。


なんだかんだで

「やられたらやりかえす」ってのはさ

なんだかんだと理由をつけたところでさ


それは、「自分も同じ人間になる」ことなんだよな。



じゃあ、「やられたらやりかえせないのか?」って?


いやいや。そりゃあ、そう思うよね。

どうにかして、相手を「痛めつけてやる」って、思うよね。

どうにかして、「自分より相手が悪い」って、思わせたいよね。





だから


争いは止めるのが難しいんだよ。


でもさ


泣いているその子は、何かしたのかなあ?


家族も

兄弟も

友達も

未来も


全部奪われないといけないくらい、何かしたのかなあ?


がれきの下敷きになっている子に、ちょっと言ってみてよ。

何が悪かったのか、代わりに聞いていてあげるから。


あなたのその考え方が正しいと思うなら、言ってみなよ。

胸を張って、誇らしく、ね?



子ども達の為の正義の戦争なんて

あってたまるか。



「撃っていいのは、撃たれる覚悟ある奴だけだ」って。あなたは本当に、撃たれる覚悟があって撃ったのかなあ?




その弾丸、自分だけじゃなくて、自分の大事な人に跳ね返ってくるかもよ?



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― 新着の感想 ―
 弱い立場の者に寄り添う優しい詩ですね。  今理不尽な虐待を受けている人が読んで励まされるといいですね。  虐待の虐は虐めと読みますよ。  質が悪い事に虐める側は悪いことをしている自覚が無い。  親が…
因果応報。 もし、この世では逃げきれても、きっとあの世で罰を受ける。 あの世も来世もない信仰が、彼らを狂気に走らせているのかもしれない。 「復活」の信仰が、トランスヒューマニズムなんてものにまで、彼…
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