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第二章 どうやら俺のスパイ行動は人の恋路をスパイするだけではなかったらしい。
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第八十六話 クラスマッチ

ドッジボール二試合目。Bクラスとの対決。

徳永の代わりに補欠を入れるが、徳永程の活躍は期待できない。

俺は負けないよう最善を尽くそうと思うが、ある程度体力は温存したかったのだが、徳永を失った今はそんなことを言ってられないだろう。


試合開始から俺は全力で投球する。


いきなり投げた俺のボールはかなりの威力だったはずだが、それは簡単にキャッチされる。


「黄瀬川、、、」


綾華を退学にさせた黄瀬川清一郎。

来年生徒会長になると宣言した黄瀬川清一郎がそこにいた。


彼はカウンターに俺を狙ってくる。


俺もそれをキャッチ。


そうして、しばらく攻防が激しく続く。


俺は外野の柊との連携もあって何とか黄瀬川を当てることに成功。

残った奴らは弱いと思っていたのは非常に浅はかな考えだった。


一瞬にして俺たちAクラスは当てられていく。

俺もそれを何とか避ける。


「神月、、、」


相手はまさかの神月。


本気みたいだな、、、


その後は激しい攻防の末、内野に残ったのは俺のみ。相手は神月のみとなる。


女子だから投げづらいなんて言ってらねーな。

手加減する相手でもないだろう。


「本気で来て。楓くん」


神月はそう言った。


「もちろんだ。」


そうして、俺と神月は長い時間戦いが続いたが、最後は俺のカーブボールでトドメを指す。


会場は大歓声で湧き上がる。


Aクラスとしては、早速の二勝だ。


その後、Cクラスとの対決は緑岡といい戦いができるのでは、、、と思ったのだが、緑岡以外が弱すぎて、

圧勝してしまった。


まあ緑岡は強かったけどな。


ドッジボールの全試合は終わり、結果はこうなる。


Aクラス3勝0敗

Bクラス2勝1敗

Cクラス1勝2敗

Dクラス0勝4敗


となった。早速強いのが俺たちAクラスだ。


「よっしゃ、次はリレーやな。」


張り切っているのは神楽坂。

神楽坂と水無月見ると最近のあの件がチラつく。

あれから二人はどうなったのだろうか。

俺も分からない。


俺はさすがにリレーは遠慮しておいた。

他に早い奴らもいっぱいいるしな。


「楓。」


突然話しかけられる。


「緑岡か。」


「走らないのか。」


「お前こそ。」


「僕はお前との対決に備える。」


「俺もだ。」


そう言うと鼻で笑って一瞬にして、緑岡は去っていった。


「楓!早く来いよ。始まるぞ。」


柊たちのところにリレーを観戦する。


トップバッターは神楽坂。

二番手に西谷

三番手は有栖

4番手は申し訳ないことに名前が分からないが、足が早かったのは覚えている。


神楽坂は非常にいいスタート切ったのだが、隣レーンの神月が早すぎて、かなりのリードをつけられてしまうが、二位でバトンが渡る。


次は西谷。さすがの運動神経で一位との差を縮めるが、三位と四位も徐々に追いついてくる。


三番手に有栖。有栖も非常にいい走りで、順位をキープ。


ラストは名前の知らない足の早いやつだ。

いい走りだが、それは他かも同じだ。


「は?緑岡いんじゃねえか。」


さっきと話が違うため、驚くが、一位のBクラスの顔を見て納得する。


黄瀬川か。


黄瀬川に挑発でもされたのだろうか。


緑岡は今のリレーの中で間違いなく一番早く、Aクラスは抜かれてしまい、緑岡は一位の黄瀬川に追いつく。


結局そのまま抜き去り、緑岡は逆転の1位に、2位はそのまま黄瀬川のBクラス、3位は俺たちAクラス、四位に、Dクラスだ。


一位 Cクラス

二位 Bクラス

三位 Aクラス

四位 Dクラス


残念だが、しょうがないか。


もう午前中も終わっちゃうのか。午後は種目別だ。


それはついに緑岡との戦いを意味する。

最後の戦いは恐らく全員に見られることになる。


緑岡はバスケの試合の時間を調整したのか、バスケの決勝は他の競技よりも後に始まるため、俺と緑岡が負けなければクラスマッチのフィナーレが俺と緑岡の対決となる。


面白くなってきたな。


バスケはトーナメントで行われる。


クラスごとに二チームずつ作るので4掛ける2で8チームのトーナメントだ。


ちなみに、バスケ部の人はハンデとしてマイナス一点を負う。(フリースローの1点は除く)

二点のシュートなら一点。スリーポイントなら2点ということだ。


クラスごとの衝突はどうなのか知らないが、決勝はまで当たることは無いし、決勝に上がってくるのは緑岡だろう。


俺のメンバーは

水無月、西谷、北村、庄司。


一回戦目はBクラスのAチームだ。

相手にバスケ部はいないし、余裕で、勝利する。


問題は次の試合だ。


Dクラス。相手にバスケ部は四人。


もしかしたら緑岡との対決よりもきついんじゃないか?


早速試合は始まる。


いきなり相手の高速オフェンスに決められてしまう。

経験者四人はヤバいって。


経験者のハンデルールで、1点が相手に与えられる。


これは俺じゃなくて他の奴らにシュート決めさせて点を稼ぐ作戦の方がいいだろうか。


いや、スリーポイントを入れればいいんだ。


俺はドリブルで切り込んでいき、スリーポイントラインで止まりシュートを放つ。


決まったのと同時に会場は歓声が上がる。


「スリーなら実質ハンデなしと同じだろう。」


そんなことを相手に言ってみる。

もちろんバスケ部なので友達だ。


その後、バスケ部からの俺対策ディフェンスに苦戦するも、得意のスリーポイントで点を稼ぎ、何とか勝利する。


割とすごい勝利な気がする。


これで決勝進出だ。


今から始まるBクラスVS Cクラスの戦いでかった方と決勝だ。

せっかくだからその試合を見てみることにしたのだが、緑岡は俺の思っていた数倍上手かった。


当たり前かのようにBクラスを薙ぎ倒し、決勝は緑岡に決まった。



ご愛読ありがとうございました!

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ぜひよろしくお願いします!!

では、またお会いしましょう!

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