表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
  作者:
第二章 どうやら俺のスパイ行動は人の恋路をスパイするだけではなかったらしい。
75/140

第七十五話 霜月有栖は誘いたい


「有栖ちゃん。どうしたん。」


私は最近考え事をしています。


「神楽坂さんは、クリスマスどうするんですか?」


「え、クリスマス?実はもう予定入っててるんやけど、、、」


やっぱり、もう決まっているものなのでしょうか。


「やっぱ、水無月君ですか?」


「な、何で水無月くんなんや〜」


図星なのか、神楽坂さんは少し照れくさそうに言います。


「あ、有栖ちゃんは、予定決めたんか?」


「どうしようか迷ってて、、」


そう、私が迷っているのはクリスマスのこと。


「有栖ちゃん、好きな人を勇気を出して誘うんやで、分かったか?」


私の肩に手を当てる神楽坂さんは笑顔でそう言ってくる。


「じゃあやっぱり、神楽坂さんは水無月くんが、、、、」


「シーっ。恥ずかしいからあんま言わんといてや。有栖ちゃんの好きな人は、やっぱ楓くんか?」


また笑顔を取り戻してそういってくる。


「ん、ま、い、いや、どうでしょう。」


神楽坂さんは何も言わないまま笑顔でこちらを見続ける。


「気になってる、、、てやつでしょうか。」


「気になってる?何やそれ。」


神楽坂さんは時々本気で言ってるのかわかりません。


「いや、だから、好きになる一歩手前的な?感じでしょうか、、、、」


「んー有栖ちゃん。あのな、よーく聞けや。」


いつも通り甘ったるい関西弁で私を説得するように言う。


「うちは、気になってるも好きも同じだと思ってる。気になってるっちゅう人は、大体恥ずかしくて誤魔化すように言ってるだけなんや、それにな、有栖ちゃん。」


私はじっと神楽坂さんを見つめる。


「気になった時点で、有栖ちゃんの負けや。違うか?」


神楽坂さんの言葉は本当なのかもしれません。


ーーーーーーーーーー


「楓くん。」


放課後、俺は有栖に誘われ、一緒に帰っている。


「あの、24か25日、、空いてますか?」


「すまん、今は分からないから、家に帰ったら確認してみる。すぐに連絡するよ。」


「あ、ありがとうございます、、、」


有栖はちょうどこの話をして別れようとしたのか、タイミングよく俺の降りる駅に着く。


「またな。有栖。」


「はい。また明日。」


ふう。どれどれ。どうするか。


確かクリスマスは神月に誘われている。

神月と行くのは、、25日か。

じゃあ、24日なら有栖と行けるか。


ん?待てよ。


二日連続で違う女とクリスマス二人きりはマズくないか?

まずいな。


断るのも苦手なんだよな、、、


そもそもクリスマスなんかリア充がイチャイチャする時間。

好きな人と過ごす場だ。


神月も有栖も好きな人を誘えばいいものを何で相棒、友達の俺を誘ったんだ。


はあ。


まあしょうがないか。


お互い好きだと思ってないんだし、二日連続でもいいか。


そうして、24日は有栖。

25日は神月と遊ぶことになった。


ーーーーーーーーー


数日後、今学期ももう終わる。


今、俺は生徒会室に来ている。

またまた、なぜか緑岡に呼ばれたのだ。


「よう。楓。」


「ああ、緑岡。最近やけに俺を呼ぶな。そんなに俺が好きか?」


「ああ好きだとも、ほら座ってくれ」


好きなのかよ、なんか気持ち悪いな、、、、そう思いながら言われた通りに座る。


緑岡は今日もお茶を差し出してくれた。


「すまん。ありがとう。」


「気にするな。」


「で、今日は一体何の用だ?」


「ちょっとこの前の話をしようじゃないか。」


「なんのことだ?」


「忘れちゃったのか?お前の手で二人も退学者が出たのに、しかも二人も、、、話によれば、もう一人退学だったみたいじゃないか。」


「あ、そのことか。特に言うことはないぞ。」


「フハハ。一応、僕の仲間だったんでね。」


ま、それもそっか。


「それはすまない。一応言っておくが仕掛けてきたのはそっちだ。」


「ああ、別にそんなことは気にしてない。よく凪、そして東条の二人を退学にしたな。と俺は褒めているんだが。」


「それはどうも。」


「何をしたんだ。」


「だから、何もしてねーよ。俺の適当な言葉に乗っかってくれただけだ。」


「ふーん。まあいいか。」


なんか、今日の緑岡なんか変だな、、、


「楓、一つ忠告だ。あまり油断はしない方がいい。」


「どーゆー意味だ?」


「そのうち分かるさ。」


「そうか。じゃあそろそろ失礼する。」


「ああ、じゃあな。」


なんか、嫌な予感がする。

緑岡の意味深な発言が気になるが、近いうちにわかるだろう。

ご愛読ありがとうございました!

ぜひぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!

ぜひよろしくお願いします!!

では、またお会いしましょう!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ