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第二章 どうやら俺のスパイ行動は人の恋路をスパイするだけではなかったらしい。
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第七十話 復活

どうも、一話ぶりか?二話ぶりか?文月楓です。


皆さん修行のシーンは好きだろうか。


修行シーンというのはバトル漫画などでよく見ることがある。


そういうシーンには色々な展開がある。


例えば修行のシーンが詳しく描かれるパターン。

これのいいところは修行してもらう師匠がかっこよかったり、主人公を応援したくなる。


他にも修行シーンをカットして、いきなり強くなった状態の主人公が読者の前に現れるパターン。


これもまたかっこいい。


修行前とは見違えた主人公が新技をお披露目なんてものは王道だが、やはり熱い展開だ。


俺は今回この一か月で、誰とも会わず離さず、家からも出ず、勉強とバスケに励んだ。

外の空気を吸うのは、家の庭でバスケをするだけだった。


そう、漫画に例えるならば、先ほど言った修行シーンをカットして、いきなり強くなった状態の主人公が演出されるわけだ。


勉強して、休憩に筋トレ。


これをひたすら行う一か月。


もう、負ける気がしないんだ。緑岡。


戦いが待ちきれない。


俺は一か月ぶりに携帯の電源を入れる。


一か月間誰とも会話していないから、会話の仕方を忘れてしまったかもしれない。


まあいいか。


携帯の電源がついたので久しぶりに画面に目を注ぐ。


恐ろしい通知の量。


こんなに来てたのか。


送ってくれた友達思いの優しい者たちに申し訳ないな。


有栖、神月、柊、水無月など。


いい友達を持ったものだ。


もう一件の通知の差出人に目を疑う。

緑岡、、、、だと?


「少し話さないか?」


何か企みがあるのか全く予想がつかないが、俺はそれに了承する。


「明日の放課後でいいか?」


俺はそう返信する。


「ああ。生徒会室にでも来てくれ。お茶くらいは用意する。」


しばらくしてそう届いた返信に俺は了解のスタンプを送った。


ーーーーーーーーー


「楓くん!」


「楓!」


次の日、俺は久しぶりに学校に登校した。


「お前、なんか、、」


柊が何か言おうとしてそこで口を止めた。


「一か月修行したから、少し見た目が変わったかもしれない。」


俺は少しジョークを入れる。


「楓くん、なんで返信してくれなかったのですか?」


焦るように霜月は体を近づけて聞いてくる。


「すまん。反省にスマホを親に取られていた。」


実際には自分で電源を切っていただけなのだが。


「心配、、、したんですよ?」


そうだな、、いろんな奴に心配かけてしまった。


「すまん。俺は元気だから安心してくれ。」


後で神月などにも誤っておかないとな。


「あの、今更ですが、なんで私たちを庇ったんですか?」


「なんでだろうな。」


そう言うと有栖は少し頬を膨らませて、身を細めてこちらをさらに見つめてくる。


「ありがとうございました。そして、ごめんなさい。」



すぐに表情を戻し、そう伝えてくる。


「ああ。気にするな。」



ーーーーーーー


放課後


緑岡に会うため、生徒会室に向かう。


「失礼します」


そこへ入ると、こちらに背を向け、窓を見つめる緑岡がいた。


「来てくれたか。楓。」


「ああ。何の用だ。」


「まあまあ、座れ。」


そう言うと、緑岡はテーブルにある茶葉をコップに入れ、お湯を注ぐ。


「どうぞ。」


そのお茶をくれる。


「ありがとう。」


「ところで楓。停学してたらしいな。なにがあった。」


「どーせ知ってるだろ?賭け麻雀バレたんだよ。」


「僕が聞きたいのはそこじゃない。なぜ、罪を被った。」


「なぜ、被ったと?」


「噂が流れているからだ。」


「そうか。まあ深い意味はねえ。」


「停学中、ちゃんと勉強したのか?」


「当たり前だ。」


「ところで、生徒会メンバーは?」


「今日は来るなと言った。あと、綾華のことは聞いてるか?」


「綾華?何かあったのか?」


「知らないか。あいつは生徒会を辞めた。」


「、、、、、?」


「あいつが言ったんだ。辞めたいって。」


「あいつ、、」


「何も知らないのか?」


「ああ。最近あいつ変でな。」


「原因は多分おま、いや、あいつを変えれるのはお前だけだ。楓。」


そうなのか。俺に何が出来るんだ。

緑岡の言葉に真剣な眼差しで頷く。


「なあ、楓。お前はさ、俺に勝てるのか?」


「ああ。そのつもりだ。」


「この前もそうだが、その自信はどこから湧いてくる。」


「、、、、」


「お前の本気が早く見るのが楽しみだ。なあ、なぜ、強さを隠す、なぜ生かそうとしない。基本だらしないお前は急に仲間を助けたり、俺のスパイをするのはなぜだ。教えてくれ。楓。」


お茶を一口飲んでから、緑岡は真剣な顔で言ってくる。

おそらく、今日緑岡が俺を呼んだ理由がこれだろう。


「強さを隠す、、、か、、、」


緑岡は黙って俺が発言するのを待つ。


別に黙る必要も無いか。


「長くなるけど、いいな?」


緑岡はどこか嬉しそうに頷いた。

ご愛読ありがとうございました!

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ぜひよろしくお願いします!!

では、またお会いしましょう!

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