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第二章 どうやら俺のスパイ行動は人の恋路をスパイするだけではなかったらしい。
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第六十四話 水無月蒼空という男

最近投稿頻度が低かったですが、今日から完全復帰です!

これからもよろしくお願いします!

「すまん。文月。」


 西谷を捜索していると、本人から話しかけられる。


「やっと見つけた。何してたんだ。」


「トイレだ。」


「一言俺らに言ってから行ってくれ。」


「すまん腹が痛かったんだ。」


 西谷の言うことが本当かはわからないが、問い詰めても仕方がないので放っておく。


 その後、グループ全員と再度合流して、やっとショッピングが始まるのだった。


 ーーーーーーーー


 全員で色々な店を見て回る。


 各自、自分の所有欲を満たしたり、お土産を購入する。


 俺はある程度お土産を買った後、水無月と神楽坂のイチャイチャを見て楽しんでいた。


 霜月も楽しんでいる様子が見られる。


 西谷は静かにいろんなものを見て回っては、スマホを触って時間が過ぎるのを待つ。


 綾華は静かにしている。

 気持ちを落ち着かせるのも大事なので今日はそっとしておくことにした。

 しばらく様子を見て、時間が解決してくれることを願う。

 それでも綾華の様子が戻らなければ、俺が助ける他ない。


 ということで、水無月と神楽坂の方だが、、、、


 ーーーーーーーーーーー


「なあ〜水無月くんは誰にお土産買うんか?」


 俺は神楽坂さんにそう言われる。

 この修学旅行,神楽坂さんとはかなり仲よくしている。

 俺が神楽坂さんに一目惚れしてから進展があるのかはわからないが,俺には今生活で充分幸せだ。

 神楽坂さんはもちろん,楓や柊など,去年よりも一層仲良くなっていると思う。


「俺は家族と親戚かな。」


「他校の友達とかは買わないんか?」


 他校の友達。いるにはいるんんだが,,

 卒業してから全然話してないな。


「ん〜まあいいかな。神楽坂さんは?」


「うちは今考えててなー。家族と,友達と,,。」


 指を折りながら考える神楽坂さん。

 友達か、、

 男友達なのかな?


 俺は定期的に気になることがある。


 神楽坂さんは好きな人がいるのか。


 正直なところ,,はっきりいうのならば,,


 そうだ。


 俺は神楽坂さんが好きだ。


 なんでかは自分でもわからない。


 でも,初めて恋をしてわかった。


 恋がどんな感情なのかを。


 決して顔だけが理由で神楽坂さんを好きになった訳じゃない。


 そうだ。俺は、、、


「水無月くん?どうしたんや?」_


「はっごめん。」


 恥ずかしい。


 しかも、自分の頭の中で考えていたことを考えるとさらに恥ずかしい。



「どうかしたんか?なんかあったら言ってな〜」


「ごめん。ありがとう。」


 楓たちはどうしたのかな。周りの様子を探る。

 霜月さんと話してるな。


 綾華さんは、朝から暗いな。どうしたんだろ?

 まさか、失恋?楓が霜月さん付き合って失恋?

 なくもないな。


 そんなことを考えていると、また神楽坂さんに話しかけられる。


「楓くんと有栖ちゃんか。良い感じよな〜あの二人。」


「だよな。でも楓は綾華さんもいるし、、、」


「楓くんは罪な男やなあ。楓くんはどっちが好きなんやろな。」


「確かに。楓と恋バナとかは全然しないからな。もちろん、俺は楓が幸せなら、どっちでもいいな。」


 楓は好きなのか?


 俺が神楽坂さんに抱いているようなこの感情を、楓も持っているのだろうか。


「今度聞いてみてや。うち、結構気になるわ。」


「そうだな。機会があったら聞いて見るよ。」


「じゃあ、水無月くんは、好きな人おるんか?」


 突然の言葉に焦る俺。


 次第に自分の体温が熱くなるのが分かる。


 したから覗くようにしてみてくる神楽坂さんはいつものように可愛い。


「い、いないかな。」


 焦る俺は咄嗟に嘘をついてしまう。

 自分でも好きな人はいることはわかっているのに。


「か、神楽坂さんは?」


 流れるようにその言葉は俺の口から出てくる。 


 ずっと聞きたかったことを、今、とっさに聞いてしまった。


「うち?」


 そうだ。


 俺は知りたい。神楽坂さんのことが。



「おるで、うちは好きな人。」



 ーーーーーーーーーーー



 文月楓は一件の通知に目を通していた。


 神着「面白い情報を手に入れたから、話したいんだけど、夜、集まれる?」


 それをそっと覗く西谷恵。


 楓は西谷に神月との連絡を見られていることに気づかないまま、神月に了解の返事を送るのだった。

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