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第二章 どうやら俺のスパイ行動は人の恋路をスパイするだけではなかったらしい。
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第五十八話 闇と病み

 霜月さん。


 なんでなのですか。


 なんで私を気にかけるのですか?


 本当に心配しているのですか?


 はぁ。


 ダメだ。


 夏休みの時のことがわすれられない。


 神月さんの、私も好きだよってなんなの。


 ライバルが増えて焦る気持ちを抑える私。


 でも、何も出来ない私。


 霜月さんは好きかどうかもハッキリしない癖に、なんで争ってるんでしょうか。


 楓、、、、


 楓が緑岡くんのスパイしてるなんて知らなかった。


 でも、、、


 私は楓を庇って凪ちゃんを止めた。


 生徒会からしたら裏切りですよね、、、


 緑岡くんは何も言いませんでしたが、大丈夫だったでしょうか。


 私、決められません。


 このまま緑岡くんに協力するか、裏切るか。


 協力したら、楓と敵になっちゃうんだよね。


 それは、、、無理かな。


 私って、楓のこと好きなんだなー。


 あーなんで好きになっちゃったんだろ。


 好きじゃなくなったら解放されるのかな。


 なんで楓は振り向いてくれないんだろう。


 あーもういいかな。


 考えるほど面倒くさくなってきた。


 でも、心のどこかで楓のことを思ってしまうのは知っる。


 今までずっとそうだったから。


 だからさ、、、、






 邪魔なんだよ、霜月さん。






 入ってこないでよ、神月さん。





 ずっと楓は私のものだと思ってた。




 なのに、




 もうなんかどうでもいい。



 もう疲れた。



 心が軽くなるのと同時に何か感じたことのない感情が体から溢れてくる。



 悪いのは霜月と神月。



 そうだ。悪いのはあの二人。


 どうなっても知りませんからね。


 ーーーーーーーーーーーーーーー


 「では、これから生徒会会議を始める。全員いるな。」


 「はい。」


 生徒会長緑岡の合図で会議が始まる。


 緑岡を中心に綾華、神月、東條、凪、星良。


「まず、俺から謝罪だ。お前らに色々任せてる件たが、俺の説明が少し甘かった。すまない。」


「いえ、会長は悪くありません。私たちの責任です。」


 綾華が即座に答える。


「改めて、みんなで意見を一致させようと思う。まず、俺はスパイ行動してる奴の正体を突き止めようとしている。ここまではみんな分かるな?」


 全員が頷く。


 「俺は体育祭で綾華と凪が少し揉めているようだが、凪はスパイを見つけたのか?」


「いえ、私の勝手な行動です。」


 凪が答える。


 「そうか。あまり変な行動はするなよ。」


「ごめんなさい。」


「とりあえず、今日からは全員で協力して欲しい。いいか?」


「はい。」


「会長。一つ質問が、」


 神月が発言する。


「聞こう。」


「あまり、意味の無い話というか、、ただの疑問なんでけどいい?」


「ああ。」


「スパイがいるらしいってことはなんで気づいたの?」


「聞いたんだ。誰からとは言わないが。」


「そうなんだ。ありがとう。」


「ごめんなさい。会長。私が犯人を覚えていれば。」


 凪が言う。


「大丈夫だ。お前が言ってくれなければ存在にすら気づけなかった。」


 緑岡は優しくそれを受け止める。


「へぇ〜。凪ちゃんが気づいたんだ。」


神月は興味津々かのように言う。


 「では、私から一ついいでしょうか。」


 綾華は真剣な顔でそう言う。


「なんだ。」


「私、実はスパイが誰だか知ってます。」


 場は凍る。


 特に神月、霜月の顔は真っ白だ。


 凪も少し動揺した表情である。


「本当か。なぜ言わなかった。」


「ほんとに最近知って、今日言おうと思ってたんです。」


「で、誰だ。」


「ちなみに、その人のこと、会長はどうするんですか?」


「即退学。にしたいところだが、そういう訳にもいかない。少し様子を見るぞ。お前の嘘の可能性だrってあるのだからな。」


「文月楓です。」


「そうか。」


「信じますか?」


「楓か。信じたくはないな。」


 綾華の表情は変わらない。


 そんな綾華の顔はどこか、儚い。


「それに、あいつはそんな凄いやつってイメージがない。正直、ただの一般人というか、、」


「以外と色々できるんですよ楓は。」


「そうか。一応友達だからな。お前の言葉も本当かわからないし、様子を見よう。全員、文月楓には注意しろ。」


 緑岡はそう言う。


「綾華。もう一度聞くが、本当に楓がスパイなのか?」


「ええ。生徒会をスパイしているのは文月楓です。」


緑岡の質問に悠々と答える綾華はどこかいつもより暗かった。


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では、またお会いしましょう!

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