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第二章 どうやら俺のスパイ行動は人の恋路をスパイするだけではなかったらしい。
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第五十七話 近づく修学旅行

いつも通り学校に行く俺。

この前会ったことは忘れはしないが、気持ちは切り替える。

八月も終盤。

九月には修学旅行がある。

修学旅行ではさすがに緑岡は何もしてこなさそうだがな。


ということで、今日の一限目は修学旅行について決める。


班決めに部屋決め。


ちなみに場所は京都だ。


俺は京都に行ったことがないため、結構ワクワクしている。


先生が色々と注意点を聞くが、そんなことは聞かずに、考える。


俺が何を考えているか、それは緑岡、、、、


ではなく、、、


やはり修学旅行といったら、恋愛は外せない。


柊と紅は最近成功したし、、


残るは水無月と神楽坂、花宮と徳永か。


んーどうするか。


文化祭のときは責任者だったため、ある程度権力があったが、今回は違う。


そんなことを考えていると、いつの間にか先生の話は終わり、みんなメンバー決めに突入している。


まずい。


俺は周りの様子を伺う。


まず話しかけられたのは霜月。


いつものように霜月は誘ってくる。


俺はそれに了承し、メンバーが二人決まる。


あと3,4人必要だ。


無理やり水無月、神楽坂、花宮、徳永をぶちこんでもいいが、、、


それはできなくなる。


「楓。私もいい?」


綾華が参戦。


三人が決まる。


周りを見渡すと、柊は紅と二人で組んでいるのが見える。


幸せそうで何よりだ。


もうあの二人はしばらくそっとしておくつもりだ。


「楓。組もうぜ。」


「うちら入ってもええかな?」


水無月と神楽坂が来る。


「もちろん。」


ということでこの五人でいいだろうか。


花宮の様子が気になるが、それよりも近くで席から離れない一人の様子が気になる。

西谷恵。


最近おとなしい彼だが、友達もいないようか、席から離れない。


周りの人たちもどこか西谷とは組みたくないという感じがする。


「霜月。」


「西谷くんですか?」


話が早い。


「私はいいですよ。」


「ありがとう。」


俺は西谷の元へ行く。


「そんなに静かにしてどうした。らしくないぞ。」


「うるせえ。」


「はあ」


話しかけるといつもと変わらない西谷に思わずため息をつく。


「俺と組まないか?」


最近静かな理由を聞きたいのを我慢し、俺は勧誘する。


「いいのか?」


「いいから呼んでるんだが。」


西谷は黙り込む。


「何が目的だ。」


「別に。」


「俺なんかが入ってもメリットないだろ。」


「まあ確かにな。」


そう言うと、西谷は鼻で笑う。


「やっぱ文月は面白いな。お前がいいなら入らせてもらう。」


「ああ。」


そうして、メンバーが決まる。


俺、霜月、綾華、水無月、神楽坂、西谷。


西谷を入れたのにはそんなに深い理由はなくて、少し興味が湧いたのと、京都で暴れられても困るので、俺と綾華ある程度抑止するのが目的だ。


そのごは、部屋割りをさくっと終わらせ、俺は、水無月、柊、徳永の四人で組むことにした。


皆期待に胸を膨らませながら一限は終わり、現実に戻される。


二週間後の修学旅行を楽しみにみな勉強に励むのだ。



「霜月。」


放課後不機嫌そうなまま帰った綾華をみて俺は霜月に聞いてみることにした。


「綾華となんかあったか?」


「いえ、別に。」


少し考えたのちに霜月はそう言った。


「なんか今日あいつ怖くないか?」


「確かに少し不機嫌そうではありましたね。」


「だよな。」


「残念ながら、私は綾華さんとは仲良くないので分かりません。」


「そうなのか?」


「別にきらいじゃないですよ。」


その後霜月は何か言おうとしていたが、声を出す前にそれをやめた。


「楓くん。この後暇ですか?」


「別に予定はないが。」


「麻雀しません。結構練習したんですよ。」


「お、いいな。」


もちろん俺も毎日麻雀は欠かさずやっている。


「猿田くんと柊くん誘いますか?」


「誘うか。」


ということで、その四人で麻雀をすることになった。


俺はいつも通り落ち着いて打つ。


霜月もだいぶ慣れたようだ。


猿田と柊もいつも通りだ。


だが、、、、


最初、俺はいらない東を捨てた。


すると、事件は起こる。


「ロン。48000」


霜月から言われる。


俺が捨てたその東で、霜月は上がったということだ。


「国士無双!?」


「早すぎだろ。」


猿田も柊も驚く。


問題はそれだけない。


麻雀は普通25000点からスタートする。


ということは俺の点数は霜月の48000点によってマイナスになってしまう。


俺たちがやっているルールでは点数が0点以下になったらその場で試合が終了してしまう。


ということで、試合は一瞬で終了。


俺は最下位となった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「綾華さん。何かありましたか?}


次の日も不機嫌な綾華さんに聞いてみます。


「霜月さん。気にしないでください。」


そういって笑みを浮かべる綾華さん。


「私と会えるのも残り少ないんですから。」


「え、、、」


そんな綾華さんの顔はどこか怖く、私はすぐにその場を経った。





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では、またお会いしましょう!

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