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第二章 どうやら俺のスパイ行動は人の恋路をスパイするだけではなかったらしい。
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第四十三話 もう恋なんてしない

キリよくしたくて文字数少なめです!ごめんなさい。

まずい。これは連載終了だ。


文月楓は今危機に陥っている。


夏祭りの帰り道、渋滞に紛れて右手に綾華左手に霜月の手を握っている。


周りはなんと思っているのだろう。


とにかく渋滞を抜ける前に何とか手を離さなければならない。


だがどうすればいいのか。


頭の中で俺は想像する。


綾華だったら、、、、、


「なんで離すの?」


とか


「離れないでって言ったのに、、」


絶対言われる!!!


あーだめだ。


霜月だったら、、、、


「悲しいです」


とかシンプルに言われる気がする。

これも駄目だ。


俺は詰んでいるのだろうか。


うん、詰んでいるようだ。


でもこのまま手つなぎ続けたら、、、


「最低です。」


なんて言われてジ・エンドだ。


そんなことを考えているともう渋滞から抜け出そうとしている。


その瞬間、左手から霜月の手が離れる。


全てを悟ったかのような目をしてこちらを見つめてくる。


綾華は手を離さないままだ。


霜月は俺に急接近して耳元で囁く。


「借りは返してもらいますからね。」


俺は霜月に一本取られる。


「楓。もう一人で歩けるでしょ?」


「いつでも歩けるぞ。」


綾華の質問に俺が答えると綾華は小悪魔のような目をしながら手を離した。


文月楓。危機回避。



「では、私は車なのでお先に失礼しますね。」


「分かった。じゃあな。」


「綾華さん。さようなら。」


綾華が先に帰る。


「水無月と神楽坂。見失ったな。」


「まあいいんじゃないですか?」


「それもそうだな。帰るか。」


「そうですね。楓くん。今日は楽しかったです。」


俺は静かに霜月の手を握る。


「借りは早めに返しておく。」


霜月は顔を赤くして視線を逸らす。


「あれ?あれって、、」


「柊と紅か?」


「行きますよ。楓くん。」


「ちょ、おい」


霜月は俺の手を握ったまま俺を引っ張る。


柊と紅は人気の少ないところで話している。


霜月は物陰に隠れる。


「そろそろあるんじゃないでしょうか。」


「ああ。そろそろ付き合ってもおかしくないな。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「茜。今日はありがとうな。」


「うん。私も楽しかった。」


俺は振られても茜と仲良くしている。


こうして、花火大会にも来ている。


でもやっぱり、俺たちは結局友達で終わってしまうんじゃないか。


あの日から俺はそう思っている。


だから、別にもう、、、


「雄太。」


茜は俺を見つめる。


「私さ、、、いややっぱいいや。言っちゃうね。」


「あ、ああ」


茜、やめてくれよ。


また、好きになっちまうだろ。


俺はお前に振られた日決めたんだ。


俺の初めての恋。


でもやっぱ恋って難しくて、俺には分からない。


それでもお前と一緒にいたくて、思いを告げて、


でも俺の思いは届かなくて、


俺は思ったんだ。


告白なんてするものじゃないと。


だからさ、俺はもう恋なんてしないからな。


「やっぱり、付き合わない?雄太。」


やめてくれ。


もう悲しい思いはしたくないんだ。


高校生の恋なんて結局、、、


でも、喉から手が出るほど目の前の茜を欲している俺がいる。


やめとけ俺。


決めただろ。


もう恋なんてしないって。









ご愛読ありがとうございました!

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ぜひよろしくお願いします!!

では、またお会いしましょう!

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