表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
  作者:
第二章 どうやら俺のスパイ行動は人の恋路をスパイするだけではなかったらしい。
34/140

第三十四話 お疲れ様。

教室に戻ると、神月の言う通り午前中よりも雰囲気が悪い。


「霜月。」


「楓くん。大変です。」


「西谷のことか?」


「はい。おそらく優勝はないでしょう。みんなの雰囲気は最悪です。」


俺はみんなに何と伝えるか迷う。

全員が信じるとは思えないし、混乱を招く。


「西谷はどこだ?」


「待機室でみんなに言い張ってますよ。」


「分かった」


そして待機室の西谷にを呼ぶ。


「西谷。ちょっと来い」


「お前。確かにさっき解決したが、きっと信じる者はは少ない。」


「そんなの分かってるようるせえな。」


「俺が何とかするから、お前はしばらく静かにしておけ。みんなが信じても信じなくても結果は変わらない。今は文化祭に集中することが大事だ。」


「ちッ。でも今回はそうしとくわ。助けてくれてありがとな文月。」


突然のお礼に俺は驚く。


「珍しらしく素直だな。」


「黙れよ。俺だって礼くらい言えるわ。」


「そうだな。今回はおとなしくしとけよ。」


「だから、分かったっつーの。」


そうして、また待機室を訪れる。


「みんな。まだ優勝はある。西谷のことは忘れて、頑張ろう。」


「西谷がやらかしたんだから、ないよ。」


休憩中の紅が言う。


「責任者の俺から言わせてもらうが、西谷がやったことくらいじゃペナルティがつく可能性は低いぞ。」


「ほんとに?」


もちろん嘘だ。

西谷のしたことが本当ならば優勝はなくなっていた。


「ああ、ほんとだ。それに西谷がやったことはまだ本当かわからない。それはきっと文化祭が終わってから分かる。」


「それもそうですね。あきらめるのは違うと思います。」


いつも静かな花宮が言う。


「じゃあ、残り時間。俺が出るか。」


クラスの悪い雰囲気を俺が打ち消すしかない。


「紅。衣装をくれ。」


「はいよ。」


そうして、着替える、


「花宮。お前も行けるか?」


メイド役が一番似合っているのは花宮だ。

誰が見てもかわいい顔をしている。


「あ、はい。私は行けます。」


「よし、行こう。」


「あ、ちょっと待って、、ください。」


花宮が言う。


「すまん。どうした。」


「こっち来てください。」


そうして俺は座らせられる。


「メイクしましょ。文月くん。」


「まじか?」


「まじです。」


特に断る理由もない。


花宮は俺にメイクをしてくれる。

途中、少し話してみる。


「徳永とはどうだ?」


「まだあんまり話せていませんが、、」


「まあ、ちょっとずつがんばれ。文化祭でお前が頑張っているのは伝わってくる。午前中の売りあげもお前のおかげだ。」


午前中の売り上げは会計をしていてすごいと感じた。

花宮の頑張りも分かる人は分かっている。


「できました。」


「ありがとう。じゃあ行こうか。」


そうしてAクラスに戻る。


「か、楓!」


客はたくさんいるが、悪い雰囲気は続いているようだ。

客を気にせず俺は声を張る。


「盛り上がってくぞ!!!!!」


普段あまり大声は出さないので驚くものもいる。


『盛り上がっていくぞ!!!!!!!!』


すでにメイドの、水無月、柊も俺に乗ってくる。


「楓。かわいいね。」


「綾華。おちょくってないで集中してくれ。」


「嘘じゃないのに、、、」


「え?」


「何でもないよ。」


最近やけに綾華がデレてくる気がする。


「楓ーこっちきてくれ。」


「はいよ。」


雰囲気は良くなった気がする。


自分でいうのもあれだが、俺の活躍、そして花宮の活躍によって午後も調子を取り戻す。


疲れた俺はメイド姿のまま会計に戻る。


「すまん霜月。もう疲れた。」


「お疲れ様です。楓くん大好評ですよ。」


「霜月もメイドやればよかったのに。」


「恥ずかしいです。それに花宮さんなど、うちのクラスには適任がいっぱいいますよ。」


「やっぱり花宮も人気か?」


「はい花宮さん目当ての客はかなり多いです」


「だろうな。」


「そろそろ客もいなくなってきたな。」


もう一日目文化祭は終わろうとしている。

しばらくして、放送が鳴る。


「志寺高校文化祭一日目。これにて終了です。」


「終わったな。」


「お疲れ様!!」


クラスの雰囲気は良い。


「楓くんのおかげですよ。ありがとうございます。」


霜月は言ってくる。


「俺は何もしてないぞ。」


「みんな楓くんが頑張ってるのをみて頑張ったんですよ。」


「そうだよ楓ーーお疲れ様!。」


紅が話に入ってくる。


「紅も頑張ってただろ。」


「楓ーたまには自分を称えなさいよ。」


「称えるほどではない。」


「今日だけじゃなくて、準備期間も楓が頑張ってたのはみんな知ってますよ。」


霜月も言ってくれる。


「そうだな。ありがとう霜月、紅。」


「文月くん、、」


三人で話していると、花宮が来る。


「花宮。お疲れ様。」


「花宮さん!ほんとかわいかった。」


紅が花宮を褒める。


「あ、ありがとうございます。」


「文月くんのおかげで頑張れました。ありがとうございます。」


「なら良かった。」


「明日も、、、頑張りましょうね。」


「ああ、もちろんだ。」


色々あったが、文化祭一日目を無事に終えることができた。

明日は何も起こらないでくれ。

俺はそれだけを願った。


そうして、この日は終わった。





そうして二日目はやってくる。


「楓くん!大変です。」


早速やめてくれよ。また何か起こったのだろうか。



「どうした。」



「花宮さんと紅さんが体調不良で欠席です。」



ご愛読ありがとうございました!

ぜひぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!

ぜひよろしくお願いします!!

では、またお会いしましょう!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ