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第二章 どうやら俺のスパイ行動は人の恋路をスパイするだけではなかったらしい。
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第三十二話 始まる文化祭

ついに文化祭前日となった。

今日は前日ということで一日中準備だ。


朝からみんな自分の仕事に取り組んでいる。

俺と霜月は責任者として不備がないか入念にチェックする。


普通のクラスは文化祭で売り上げ一位を目指す。

一位のクラスは表彰されて、打ち上げが無料でできるくらいには金が貰える。


俺も一位をとるためにかなり頑張っている。

少しの他のクラスを観察してみたりしたが、俺のクラスの出来は悪くないと思う。

当日次第で全然一位を狙えるだろう。


しかし、一つ気になる点がある。


例えば営業妨害など良くない行いをした生徒はもちろん罰が与えられる。

それだけでなく、クラスは表彰されなくなる。売り上げが一位だとしても、自然的に最下位になってしまう。

それをやりかねないのが俺のクラスにはいる。

それが西谷恵(にしたにけい)

この前綾華ともめていたが、それから俺は西谷のことをかなり注意してみている。

みていて普通に不快という感じだ。

シンプルに性格が悪いし、ひねくれている。

ただ、才能は感じるように見える。

西谷がテストの順位に入っているのも見たことがあるし、サッカー部でも活躍しているようだ。

そんな西谷だが、文化祭でやらかさないことを願うばかりだ。


俺と霜月は一旦責任者の仕事が終わると、水無月と神楽坂の二人の様子を見に行く。

仕事も方も、恋愛の方もだ。


「水無月、神楽坂。調子はどうだ?」


「楓に霜月さん。こっちは二人でもう十分だぜ。」


二人とも楽しそうでよかった。


「水無月君。仕事が早いんやで~」


神楽坂が水無月を褒める。

水無月は照れ臭そうにしている。


「そうだな。じゃあこのまま二人に任せてもいいか?」


「ああ。問題ないぜ。」


二人を邪魔しては悪い気がしたので俺は身を引いた。

そういえば、俺はメイドをやらされるので、それも聞いておかないとな。


「メイドさんたち、俺はどんな衣装を着るんだ?」


「じゃあみんなで試着と行きますか。女子も着替えてくるから、楓は水無月と雄太呼んできて~」


「あ、神楽坂さんいないじゃん」


そして俺は水無月と神楽坂を呼んだ。


女子が着替えている間に俺は教室外で作業している柊を呼びに行った。


柊を連れて戻ると、7人ものメイドがクラスにいた。


普通にかわいく、俺は見とれてしまう。

隣の柊は紅。水無月は神楽坂だけを見ているようだが、俺は全体的に見て完成度が高いと感じた。

特にかわいいのは、花宮だ。


「はい。男子の衣装だよ。」


そうして衣装を受け取って、俺たちは着替えに行った。


「俺らが着て誰が得すんだよ」


「それな」


着替えながらそんな話をする。

着替え終わり、教室に戻った。


「か、かわいいーーー」


紅が歓喜の声を上げる。


「これは優勝確定ね!」


そんなにいいだろうか。


「楓。似合ってるね。」


綾華が突然近づいてくる。

綾華もメイドをやるのでメイド服を着ている。

あまり見たことがないような綾華の姿につい、見入ってしまう。


「そうか?綾華も似合ってるぞ。」


そう言うと綾華は少し顔を赤くして嬉しそうにする。


「文化祭。時間あったら一緒に回ろ?」


久しぶりに綾華のデレを見た気がする。


「そうだな。でも俺は時間がないかもしれない。」


「楓。今回責任者だもんね~文化祭頑張ろうね!」


「ああ。」


特に何事もなく文化祭前日を終えることができた。

当日はすぐに来るのだった。


「文化祭。精一杯楽しみましょう!」


『オー!』


学級委員長である綾華の掛け声にみんな盛り上がる。

この学校の文化祭は二日間開催で一日目の今日。

誰も休むことなく全員集まることができた。


「全員仕事忘れるなよ。午前中の人は準備してくれ。」


俺は言う。今日の午前、午後。明日の午前、午後。

四つに仕事を分けている。

俺は責任者だし、いれるだけここにいようと思う。

今回メイド喫茶をやるということで、大事なのはやはりメイド役。

メイド役は他の仕事よりも大変かつ時間を取ってしまうが、本人たちが頑張ると言っていたので、頑張って欲しい。

俺、水無月、柊もなぜかメイドをやるのだが、それは午後からとなっている。


そうして文化祭は始まった。


俺は会計のところで霜月とお金を管理しながら、教室全体を見まわしている。



「おかえりなさいませ。旦那様。」


メイドたちはみんな頑張っている様子だ。


順調に進んでいるいとおもったのだが、やはりそう簡単にはいかない。

俺はポケットから鳴ったスマホを取り出して確認する。

相手はBクラス。猿田だ。


「お前のクラスのやつがうちで暴れてる。」


「霜月。すまん。急用だ。」


「一人で大丈夫ですか?」


「ああ。なんとかする。皆に頼む。」


俺はすぐに隣のクラスへ向かった。


ご愛読ありがとうございました!

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ぜひよろしくお願いします!!

では、またお会いしましょう!

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