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第二章 どうやら俺のスパイ行動は人の恋路をスパイするだけではなかったらしい。
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第二十九話 神谷綾華と霜月有栖

最近楓を見かけることがあるのですが、よく隣に可愛らしい女子が歩いているのを見かけます。


その子は林間学校でも仲が良さそうで、羨ましかったです。


彼女の名前は霜月有栖というようです。


霜月さんは頭もよいらしく、テストは一瞬にして順位を抜かされてしまいました。


霜月さんとは同じクラスになりました。


私は同じクラスになってから、よく彼女のことを気にしてしまいます。


時々、彼女が楓と話しているのをみると、少し胸が引き締まる感じがします。


このままでは、何もかも、霜月さんに負けてしまいます。


でも、一つだけは譲れません。


楓。


楓だけは絶対に私がもらう。



私は霜月さんに話しかけてみました。

楓のことは渡さないですが、霜月さん自体とは仲良くなってみたいものです。


「面倒なので、簡潔にまとめさせていただきますね。」


「楓は私のものです」


私はついこんなことを言ってしまいました。

霜月さんいはあまり良い印象を持たれなかったと思います。



「霜月さんは、楓がすきなのですか?」


そういうと、霜月さんの顔は赤くなっていました。

その顔は女子の私からみてもかわいいと思いました。


「え、、私は、、」


恥ずかしそうにする霜月さん。


「ごめんなさい。綾華さん。あまり好きだとかいうのは分からないのですが、楓くんと一緒にいたいとは思います。」


霜月さんとは仲良くしたいと思っています。


でも、もし楓をとられるというのなら、話は変わります。


「変なことを聞いてすみません。霜月さん、よろしくお願いしますね。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「楓くん」


「どうした?」


ボーっとしていると、霜月に話しかけられた。


「楓くんって好きな人いますか?」


「え、どうした」


「ただ気になっただけです」


好きな人か。


やっぱりまだわからない。


仮にお前は霜月が好きなのかと言われても否定はできない。

でもこれは、恋という好きなのか?

俺にはわからない。


仮にそれが綾華であっても、神月であっても同じだ。


霜月にはなんて言おう。


いない。ならまだしも、分からない。は少しダサい気がする。


「いないのですか?」


「いや、いないというか、、」


いっそのこと言ってみてもいいな。


「分からないとかですか?」


「え」


ばれた。たまたまだよな?


「あれ、図星でした?」


霜月は笑いながら言った。


「ま、まあな。」


「私も分かりませんでしたよ。」


「そうなのか?」


やっぱそんなもんなのだろうか。


「でも、今は少しわかった気がします」


「じゃあ、いるのか?好きな人」


「はい。きっと。最近ですよ。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



神谷さんという楓くんの言っていた幼馴染に話しかけられました。


正直怖かったです。


でも神谷さんはきっといい人だと私は思います。



神谷さんはたぶんずっと前から楓くんが好きで、追いかけてきたのだと思います。


「楓は私のものです。」


神谷さんにはこう言われました。


でも、神谷さんの言う通りかもしれません。


ずっと昔から神谷さんは楓くんが好きなのに対して、私は急に転入してきました。


神谷さんには申し訳なかったです。


もう私は楓くんとは、あまり話さないほうがいいのでしょうか。






嫌だ





ごめんなさい神谷さん。それはできそうにないです。


私が楓くんを好きかどうか。


残念ながらそれは私にも分かりません。


でも楓くんは優しくて、話していて楽しいです。応援もしてくれます。


楓に応援してもらって、テスト勉強もがんばれます。


楓くんと二人きりだと、たまに変なことをいってしまします。


楓くんは嫌でしょうか。


やはり、楓くんとはこれからも仲良くしたいです。


もしかしたら、これが恋なのかもしれませんね。


神谷さん。ごめんなさい。


でも私も渡したくないのです。


なんで楓くんに好きな人いるの?と質問したかは私にも分かりません。


楓くんは恋が分からないといっていました。


正直私も分かりませんでした。


でも私は楓くんに初恋を教えてもらった気がします。


楓くんには教えてもらってばっかりです。


だから私も、楓くんに恋を教えてあげたいのです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「霜月。神楽坂とはどうだ」


水無月と神楽坂くっつける作戦を提案してから2二日ほど経った放課後のことだ。


「この前少し話す機会があったんですが、やはり優しそうな方でしたよ。」


「そうか、そろそろ文化祭の役割分担をしないとな。」


「明日にでもしましょうか。神楽坂さんとは一緒になれそうです。」


「分かった。ありがとな霜月。」



そうして、次の日予定通り役割を決めることになった。

責任者の俺と霜月はみんなの前にでる。


「じゃあ役割決めます。黒板に書くので少々お待ちを」


Bクラスメイド喫茶分担


飲み物やスイーツを準備  5人

教室装飾  15人

衣装準備  10人


「この三つにざっと別れた後、この中でさらに仕事分けをしてくれ。俺と霜月は責任者の仕事もあるから、人数の多い教室準備に入らせてもらう。」


そして、すぐに三つのグループに分かれた。

霜月は神楽坂を連れてくることができたようだ。


「教室準備のメンバーでさらに分かれてもらう。テーブル、イスの装飾に5人。それから壁などの装飾。これは大変だろうから6人。そして、ポップなどの宣伝系に4人の三つに分ける。好きなように分かれてくれ。


「水無月、参加できないこともあるかもしれないが、一緒にやろう。」


「ああ、もちろんだぜ楓。」


「楓くん神楽坂さんと4人でやりましょう」


霜月が計画通り神楽坂を連れてきた。


「頑張れよ。水無月」


俺は耳元で囁く。


「文月君。水無月君。打ち上げで少し話した、よろしゅうお願いしますな。」


前と変わらず関西弁の神楽坂。


文化祭はあと一か月後だ。


やるからには本気でやりたい。


「楓、当日の分担も決めようぜ。」


「わかった」


俺は再び黒板の前に行く。


「当日の分担だが、メイド役、食事、会計それぞれ10人ずつで大丈夫か?」


クラスのみんなは頷く。

すると、紅が突然発言する。


「メイド役なんだけど、三人くらい男子もね!」


クラスはざわつく。


「それはネタ系のやつなのか?それともガチの女装か?」


俺はみんなが気になるであろう質問をする。


「どっちでもいいと思うけど、ガチの女装が良くない?」


クラスのまだ覚えていないやつがそういう。


「分かった。じゃあ男子でメイドやりたいやついるか?」


クラスは静まる。


「じゃあ、一旦女子から決めるか」


そうして、一通り決まった。


「メイド役の女子から男子のメイドを推薦してもいい?」


紅はそういう。


「ああ、いいぞ。」


このままでは決まらなそうなので俺は許可を出す。


「じゃあ、女子のメイド役の7人で決めたメンバーを発表します。」


そういって、メイドメンバーの七人は黒板の前に立つ。

紅や神楽坂、綾華もいる。綾華はやらされた感じがする。他五人はまだわからないが、みんな顔もスタイルの平均以上だ。

特にエースになりそうなのは、紅の隣にいるひとだろうか。



「霜月。あの紅の隣にいるのって誰だ?」


「たしか、花宮雀(はなみやすずめ)さんです。とても可愛いのに、結構静かな印象があります。」


たしかにその花宮という奴はクラスが変わってからずっと一人でいる気がする。


「男子メイド役の三人は、、、」


紅は自身満々に言う。


「柊と水無月、それから文月です!」




















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では、またお会いしましょう!

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