この結末に終止符を3
「ふあ~~~~あ」
担任達との飲み会を終え、なし崩しな感じになってしまったが泊まることになり、リビングのソファーで寝ていた。
最近色々慌ただしい生活が続いていたので少々体が怠い。これからの未来に向けてダラダラはしていられないと体に渇を入れて起床する。
キッチンで水を飲んでいるとドアが開く音がした。
「あれぇ?ダンナ君起きるの早いねぇ~あれだけ飲んでたのに若い体っていいなぁ」
「おはよう保険医ちゃん。流石にちょっと寝づらくてね・・・」
「それなら担任ちゃんと一緒に寝ればよかったのにぃ~喜んで向かいいれてくれると思うよ?」
悪どい笑顔を向けながら保険医ちゃんが茶化してくる。
「酒の勢いでってのも嫌だし、まだ色々と清算ができてない間はそういう事はしないつもりだよ」
「そっかぁー残念!」
絶対残念がってないでしょこの人・・・以外と悪ノリしてくるからな。
冗談はここまでだというかのように保険医ちゃんはキッチンで朝食の準備を始めていた。
「手伝うよ?」
「ん~?だったら担任ちゃん起こしてきてくれる?お酒飲んだ時は起こさないと夕方まで寝ちゃう人だからw」
「想像できちゃうから面白いw 了解しました」
俺はそのまま担任の寝ている寝室に向かった。
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コンコンと一応ドアをノックしてみる。
・・・反応ナシと。
「担任~朝ごはんできるから起きてくれ~」
・・・反応ナシと。
「入るぞ~?」
ドアを開けて寝室に入る。そこには大胆に大の字で寝ているおっさs・・・担任が寝ていた。案の定というかなんというか、イメージ通りの寝相だった。
布団は捲れて散乱し、枕は何故か足元にあるし寝相は人の性格が出ると言われているが、流石に納得してしまった。
「お~い担任、朝ですよー?」
「・・・あ”?」
「寝起きわっる!?まぁそんな気がしてたけど・・・ってほら寝直さないで起きて!朝ごはんいらないの?」
「あと・・・」
「あと?」
「・・・・・・1億秒」
「やかましいわ、起きろ」
軽く頭を叩いて無理矢理覚醒させる。冗談言えるぐらいには実はもう起きてたっぽいしな。
「暴力とはやってくれるじゃないかダンナ」
「優しく起こしただけですー。おはよう担任、二日酔いとかは無い?」
「んあ~大丈夫だな。っておいダンナ、ちょっと顔出せ」
「ん?なんで・・・」
顔を近づけた瞬間、唇に柔らかい感触が伝わった。やられた・・・
「おはようのキスだ。いいものだな!」
顔を真っ赤にしながら最早開き直って言い切る担任。本当にこの人には敵わない。
「不意打ちは卑怯だと思います、はい」
「なんで?照れてるのか?可愛いやつめ」
「やかましいわ!いいからとっととリビング来なよ?先に行ってるからな~」
「はいよ~」
照れ隠しするかのようにそそくさとその場から退散する。好意を隠すことをやめた担任の積極性は若いこの体には少々刺激が強すぎる。服装も乱れてるし目のやり場にも困るしな。
そして同時に忘れていた。この幸せな時間はあくまでも仮だということを。根本的な解決をしていないダンナのタイムリープには常に・・・悲劇が待ち受けていることを。。。
「きゃああああああああああああああああああああああああああああ」
保険医の絶叫が室内に鳴り響いた。




