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俺×嫁日記  作者: 一ノ瀬
二章 それでも俺は・・・
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この結末に終止符を1

 「ん~~~良く寝た」


 昨日お酒を飲んだ後だったので、若干の気怠さを感じているが気分は良好だった。


 「それにしても・・・」


 昨晩は驚かされた。まさか担任に告白されるなんて思いもしなかった。過去に俺が告白された記憶は・・・ヒロインちゃんを除いたら幼稚園の時に友ちゃんに『お嫁さんになってあげる!』ぐらいしかない。告白に耐性が無い当時の俺だったら間違いなくキョドっていたのは間違いなかっただろう。


 だが――――――――答えは保留にさせてもらった。時は数刻遡り――――――――


 「いや、その・・・急にこんなこと言われたって困るよな・・・すまない」

 「正直驚きすぎて言葉がでない・・・」


 互いにフリーズする。担任は顔を真っ赤にしながら。ダンナは状況が理解できずに。


 「な、なんで俺なのか聞いてもいい?」


 先に口を開いたのはダンナだった。色々聞きたいことはあったのだが、真っ先に出てきた疑問がコレだった。言ってしまうのならば、担任にはダンナの事情は全て話している。タイムリープやヒロインの件を赤裸々に伝えているので、まさか自分に好意を抱くとは到底思えなかった。


 「それは――――――――今の、この感じが好きなんだ」

 「この感じ?」

 「ああ。保険医がいて、お前がいて・・・私は、ずっとこんな感じでいたいと思ってしまった。お前と過ごしてるうちに惹かれちゃったんだよ。本当は言うつもりは無かったんだ。・・・けれど今しがたお前がヒロインとの縁を切るって言って私は・・・嬉しかったしチャンスだと思ってしまった。軽蔑されても構わないけど私は――――――後悔はしてないからな」


 担任の瞳に迷いは感じられなかった。なのに俺は・・・答えが浮かんでこなかった。担任の気持ちは素直に嬉しいし正直揺らいではいる。もし担任と付き合ったらきっと楽しい日々が待っているんだろうな。いやマジで。


 けれど――――――――


 ――――――――――――――――――――――――また死んでしまうかもしれない


 という不安に駆られた。


 「ごめん担任。すぐに答えを言うことはできない・・・もし、もしもまた前回と同じような事が起こるかもしれない間は・・・ごめん」

 「私も急かすつもりは毛頭ないよ。お前の事情は分かってるし、心の整理もついてないだろ?――――――――だからさ。卒業するまでに答えを聞かせてくれよな!」

 「・・・ありがとう担任。必ず答えるから待っていてくれ」

 「まぁガンガンアプローチはしていくけどな?お前が私に惚れさせれば良い話しだしな!」


 ニッと笑いながら可愛い笑みを見せる担任。俺もこれから先、後悔しない選択をしようと心に決めた。


 「んじゃあ取り合えずこの話しはおしまいな。今夜はまだまだ飲むぞ?付き合えよな」

 「はいよ(笑)程々にな」


 とまあこんな感じが先日の事の顛末だ。


 俺は担任家のリビングでそのまま眠り、現在は休日のお昼前。二人はまだ眠っているっぽいので俺はキッチンに入り、昼食の準備を始めた。


 __________________________________________________________________________________________



 「ふぁ~~~おはよぉダンナ君。ご飯準備してくれてありがとね~」

 「おはよう保険医ちゃん。このぐらいお安い御用だよ、担任は?」


 寝巻が若干、乱れている保険医に水を差し出す。目を擦りながらゆっくりと含んでいく保険医ちゃん。


 「ぷはぁ~担任ちゃんはまだ眠りこけてるよぉ」

 「そっか。じゃあちょっくら起こしてくるね」

 「は~いお願いします~」


 寝室へゴー!


 寝室に入り、担任の寝ているベットに近寄ると、あられもない姿で寝ている担任がいた。・・・ほぼ寝巻が捲れて半裸状態だった。いやマジで。


 だがしかし、嫁ちゃんでそういった耐性は腐るほど付いたので、平常心を保ちながら担任を起こす。


 「担任、そろそろ起きろ~?お昼ご飯できてるよ~」

 「・・・・・・あと半日・・・」

 「今日が終わっちゃうからね?後悔しても知らないからね?」

 「・・・起こせ~」


 目を瞑ったまま手だけ挙げる担任。何処ぞなく嫁ちゃんに似てて不覚にも懐かしんでしまった。このだらしなさ、羞恥心の無さ、寝起きの悪さ。このダメっぷりが俺は嫌いじゃないんだよな。人の寝ている姿って自分も意識できない内に素の姿が出ていると思うからだ。例えば友人はお察しの通り寝相も悪くて鼾も五月蠅い。友ちゃんは寝相も良いし、寝起きも悪くない。まさに性格がでて十人十色で好きだった。


 「しゃーないな~」


 俺は仕方なしに担任の手を引き上げて起こしてあげる。――――――――その刹那


 「ンッ」


 担任に――――――――――――――――唇を奪われた。


 「担任・・・お前な~」

 「ふっ!油断するお前が悪い!私はいつでも狙ってるから覚悟しとくんだな!」


 耳まで真っ赤にしながらリビングに向かう担任。・・・やられた。昨日の今日でアクションを起こされてるとは思わなんだ。不意打ちってのは達人でもない限り避けられない仕方ない・・・柔らかかった。


 「時間の問題かもな~俺」


 頭を掻きながら俺もリビングに戻るのだった。 

今月忙しすぎて更新頻度が落ちてしまい、申し訳ないです。。。

ただでさえ文字数少ないのにコンチクショー!!!


それでも読んでくれる皆様に感謝です^^

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