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俺×嫁日記  作者: 一ノ瀬
二章 それでも俺は・・・
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すれ違う思い6

 「俺は頑張った!頑張ったんだぞぉ~~!」

 「最終的には逃げたけどな!私達も巻き込んで逃げたけどな!」

 「うふふ~酔ってるぅ皆アホみたいに酔ってるぅ~~」


 ものの見事に俺達は酒に溺れていた。最初はちまちま飲んでいたんだけど、俺がペースを早めたら担任が便乗してきて今に至る。


 「いや~やっぱりあの手紙は悪戯か何かだと思うわ!中学の俺を知ってる奴からの嫌がらせ的なね!やかましいわ!」

 「教師は皆ダンナの情報は共有してたけど本当だったのか。相当暴れたんだろ?」

 「しょ~じき記憶に無いんだよねぇ・・・気づいた時には皆倒れてた。ナニソレカッコいいなオイ」

 「馬鹿者!何があったにせよ暴力はいかんだろ。お前のクラスの教師は何をしていたんだ全く・・・」

 「ん~?見てみぬふりっていうか生徒達に丸投げってタイプだったしね、期待なんぞしたなかったよ。いやマジで」

 「てことわぁ~担任ちゃんと出会えたのはある意味ダンナ君にとってはラッキーかもね~?」

 「え?そうなの?」

 「だってぇ~担任ちゃんは絶対にそういうの見過ごさない人だからねぇ~」

 「当たり前だ馬鹿者。私のクラスで問題を起こすアホがいたらその性根を更生させるからな!」


 一向に会話が止まることなく俺達は飲んで食って喋ってを繰り返していく。


 「あ、やっべもうこんな時間だ。飲み足りないけど流石に帰るね」

 「お前はアホか?今日はウチに泊まっていけ」

 「それのがイカンでしょー」

 「よ~く考えてみろ?一応未成年のダンナが補導でもされてみろ?飲酒も発覚して間違いなく退学だぞ?それでもいいなら私は止めないけどな」

 「そいえばそうだった・・・未成年って意外と不憫だなぁ」

 「じゃあ今日はお泊り会だ!やったぁ~!」

 「そういうことだな。まだまだ飲むぞ!」

 「お世話になります」

 「じゃあ先にダンナ君はお風呂入ってきたら?私達はもう済ませちゃったから汗流してきちゃいなよぉ~」

 「そうだな。その間に保険医に肴作らせるから入ってこい」

 「じゃあお言葉に甘えて」


 いたり尽くせりで若干申し訳ないけど、俺はそのまま浴室に向かった。


 ・・・


 「ふぅ~」


 シャワーを浴びながら今日の出来事を思い返す。担任達からは怒られてしまったけれど、俺は自身の行動に悔いは無い。寧ろ今はお酒の影響もあるけど肩の荷が下がって少しだけ気分が良い。


 これからは自分だけの人生を歩んでいくのだ。先ずは高校生活を改めて謳歌する!


 「おいダンナ~ここに着替え置いておくぞ~」

 「あ、サンキュー」


 ドア越しに担任のシルエットが見える。そのまま退室するかと思っていたが、その場から動く気配が感じられなかった。


 「ん?どうかした担任」

 「いや・・・そうだな。これからのことを考えていた」

 「これから?」

 「うむ。今回お前はヒロインと決別する道を選んだわけだが、そうなった場合このタイムリープは何の意味があったのかと思ってな。今更嘘でしたって言われたところで信じられるわけでもないし、一体どうしてダンナとヒロインは繰り返さなければならないのかと疑問でな」


 そこは俺も考えていた。俺は今回が初めての経験だから何とも言えないけれど、ヒロインちゃんは複数回タイムリープを経験してるみたいだし引っ掛かりは正直残ってる。けれども今回俺が決別を選んだことによって今後無くなるかもしれない。俺の選んだ答えが正解かもしれないから一概には言えないけど、今後あのような事件は先ず起きることは無いだろう。


 「今度不自然な事故とか起こらなければ問題ないんだけどね」

 「物騒なのはやめろ。お前がいきなり死んだら・・・私はイヤだからな」

 「俺だって嫌だよ。取りあえずはさ・・・前回楽しめなかった分楽しもうと思ってる」

 「そうか・・・。まぁ私もこの出会い自体には感謝してるからな、ダンナという使い勝手のいいパシリができたしな!」

 「それはふざけんな(笑) また要らぬ噂たっても知らないからな?」

 「別に私は気にしない。言わせたい奴には言わせておけばいいのさ」

 「その結果俺の肩身は狭くなりますけどね・・・」

 「中身は私と変わらないくせに学生になった罰だ。少しは私を助けろ!」

 「仰せのままに。そろそろ上がるよ」

 「ん?そうか。追加の料理はもうできてるからさっさとこい」

 「へいへい」


 そのまま担任は出ていき、俺も浴場から出る。火照った体をかるく冷まし、二人の元へ戻った。


 ・・・ってオイ


 「なんだこのパジャマ!?」

 「「ぷぷぷぷ」」

 「謀ったな?!」

 

 俺が現在着ている寝間着は・・・トラの着ぐるみパジャマだった。


 「サイズ的にそういうのしか合わなそうだな~と思って!」

 「思って!じゃないよ?恥ずかしいんだけど?」

 「いいじゃないか似合ってるぞダンナ?プププ」

 「笑ってるじゃんか!もういい脱いでやる。パンイチのがまだマシだ」

 「な!?ここで脱いだら通報するからな?」

 「お・の・れ!・・・もういいや。保険医ちゃんビール頂戴」

 「はいは~い」


 ヘンテコな格好のまま再び飲み会を再開した。


 ・・・



 その後結構な刻が経ち、気づいたら二人とも寝てしまっていた。俺は夜風を浴びにベランダで一人酒をしている。


 「風情があって悪くないな・・・」


 酒で火照った体を冷ましながら飲む酒・・・悪くない。そんな風にスカいていたら


 「なんだ、ここにいたのか」


 担任もベランダに来ていた。


 「ちょっと眠気がこなかったからね」

 「そうか。意外と酒強いんだな」

 「この体だからすぐ参っちゃうと思ってたけどね」

 「確かにな」


 無言。不思議と悪くない静かな時間が二人を包む。


 ふと担任を見てみると、夜光に照らさてるせいなのか何時に増して美しく思えた。


 「ん?なんだジーっと見て。何か付いてるか?」

 「いんや。少しだけ見惚れてた」

 「なんだもう切り替えて私を口説いてるのか?意外とやり手なんだなぁ?」

 「素直に褒めただけだっつーの(笑)」

 「ここで慌てない辺りが、お前の魅力なんだろうな」


 ふっと笑いながら空を見つめる担任。風で靡く髪を抑えながら彼女は言った。


 「もしもの話しなんだがな?」

 「ん?」

 「ダンナ。私とさ――――――」



















 「付き合ってみないか?」



 

最近私の住んでる付近で火事が立て続けに起きていて、かな~り怖いです。初めて刑事さんを見ましたw


Twitterを作ったのですが、アカウント名忘れて検索しても出てこなくて詰みました・・・・

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