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俺×嫁日記  作者: 一ノ瀬
一章 俺は嫁ちゃんを更生させたい!
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別居中1

 自宅から徒歩十数分。俺は友人宅に訪れていた。理由は明白であり、嫁ちゃんに少しでも反省してもらう為である。

 人間というものは無意識的にルーティーンを行っており、今回嫁ちゃんに当てて例えるならば、朝昼夜気づけばご飯ができており、自分が好き勝手している間に家事全般が終わっている。親に育ててもらっている間なら、その生活もわからなくはないが、二十四歳既婚者でそのルーティーンはヤバい、ヤバすぎる。

 しかし、そのルーティーンを行うためのキーマンである俺がいなくなったら、嫁ちゃんはどのような反応を示すのだろうか?気になるよね。


 ほどなくして友人宅に到着し、インターホンを鳴らす。


 「お!来たか。開いてるから勝手に入ってくれ~」

 「ほい、お邪魔しますっと」

 

 友人は十二階建てのマンションに住んでおり、絶賛彼女募集中のサラリーマンである。

 無精ひげが乱雑している様を見てると、中々ノ社畜生活をしているようだ。


 「急に来てごめんな?短くて三日、長くて一週間ぐらいお世話になるかも」

 「別に構わねえよ。遂にお前があの嫁のヤバさに気づいたんだぜ?俺もできるだけ手伝うぜ!」

 「そう言ってもらえると助かるよ・・・こういった相談できるのは友人と友ちゃんぐらいだから…」

 「友ちゃんには連絡したのか?」

 「いんや、友ちゃんには嫁ちゃんの様子との確認をお願いしようかなって思ってる」

 「適任かもな。あいつも忙しいだろうから早めに連絡しとけよ?」

 「りょーかい」

 

 友ちゃんとは高校から大学まで一緒だった俺らの友達である。嫁ちゃんの唯一面倒みてくれた数少ない嫁ちゃんの女友達である。俺ら四人も結構長い付き合いになる。


 「さて、友人はお昼食べた?向かうついでに食材買ってきたから何か作るけど?」

 「俺もまだだ、きっと旦那が作ってくれると思って我慢してたぜ!」

 「なんだそれw したら友人の分も作っちゃうね」

 「よろしくたのむー!」


 こういった感謝だけでも嬉しいものなんですよ、嫁ちゃん?俺は何時頃から嫁ちゃんに感謝されなくなっただろうか・・・全く思い出せなくて泣きそうになるよ…トホホ。


 考えれば考えるだけ憂鬱になりそうだったので、俺は料理に集中した。


_______________________________________________



 「ふい~~~ごっそさん!相変わらず料理うめえな旦那!」

 「お粗末様でした。無駄に料理スキルは上がったよ・・・」


 食後の一服中に俺は友人にある仕掛けをしたことを話す。


 「そうそう友人。俺の家にねカメラ仕掛けたんだよ」

 「マジか!お前、今回はかなり本気なんだな…」

 「そりゃ今後も一緒に生きていくんだからね、そろそろしっかりしてもらわないと困るし」

 「俺がお前ならとっくの昔に別れてるレベルだよ!」

 

 苦笑いしかできなかった…

 俺は持ってきたパソコンに電源を入れ、早速カメラの確認をする。カメラはリビングに設置したのだが、嫁ちゃんは寝たら基本的に起きないので、設置するのは簡単だった。…無防備すぎるんだよなぁ。

 友人とモニター越しに確認すると、嫁ちゃんはまだゲームに没頭していた。


 「相変わらずだな、お前の嫁は・・・」

 「返す言葉も無いよ。かなり楽しみにしてたみたいだし、あのゲーム」

 「あれだろ?PF4出たモンゲタ5!」


 嫁ちゃんが絶賛プレイしてるのは昨日発売したばかりのモンスターゲッター5というゲームだ。数年ぶりにPF機(プレイファーム)でリリースしたらしく、世界的に注目を集めているらしい。

 嫁ちゃんもSNS等のフレンド達と日夜楽しんでいる。


 「もはや嫁の自覚何もないよな」

 「他の人に言われるとより痛感するよ…」

 「まだ初日だし、今は様子見するしかないよな。お前んちインスタント類は置いてないんだろ?」

 「うん。流石にそれは禁止させてるから、インスタント系はコーヒーぐらいしかないよ」


 嫁ちゃんは食事に対して欲が無いので、食えればなんでもいいとインスタント食品を好む傾向があったのだ。勿論料理ができる俺からしたら許しがたかったので、却下させてもらった。その分お菓子類は妥協しなかったけど…


 「流石にお菓子だけで生活しないと思うけど・・・お菓子も隠した方がよかったかな?」

 「いや、こういった人種は何処に隠しても必ず見つけるぞ?考えるだけ無駄だ」

 「だよねー」


 暫くは目立った動きはないだろうと判断し、俺も友人も自由に行動する。

 俺は基本PCがあれば何処でも仕事ができるので問題ないが、折角友人宅にお邪魔したんだし、初日ぐらいは一緒に何かして過ごそうと思う。


 「友人は今日休みなんだろ?疲れてなければ何処か遊びにでも行く?」

 「お!いいな!ここ最近本当に・・・ほんっっっっとうに働いてばかりだったから、そろそろ発散したかったんだよぶっちゃけ!!」

 「ならある意味俺が来たのも良いタイミングだったかもね(笑)したら今日ぐらいは友人に付き合うぜ?」

 「さっすが旦那!我が親友なだけはあるぜ!! したら今日はとことん付き合ってもらいうぜ?夕方は友ちゃんも誘って飲み明かそうぜ!」

 「プチ同窓会いいね!嫁ちゃんは今回は呼ばない方向で・・・」

 「わーってるわーってる。ぱっぱと身支度済ませて出かけるぞー!」


 俺も今日は嫁ちゃんの事を忘れてパーっと遊んでもいいよな?な? 正直めっちゃ楽しみなんだよ!!!

 今日ばっかしは一人の若い男性になって遊んでも・・・誰も文句言わないよな?















友ちゃんが名前だけ登場!

今後友×友コンビに期待せよ!・・・なんちゃってw


そして紹介と相談も兼ねて、活動報告も是非読んでください^^

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