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俺×嫁日記  作者: 一ノ瀬
二章 それでも俺は・・・
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すれ違う思い1

 あれから数日経った。特にこれといったイベントも無く・・・まぁテストがあったけど俺の周りは友人以外問題ないから割合する。ヒロインちゃんに関してなんだが・・・未だに言葉すらかけられていないんだよ、いやマジで。。。


 ヒロインちゃんが登校して以来、すっかり注目されてしまって囲いができている現状。その中に突撃するほど俺のメンタルは強くなかった。


 だって考えてもみてよ?いきなり『少し話があるんだけど、いいかな?』なんて言ってみろ。周りからは告白だと勘違いされるだろうし、取り巻きには目を付けられる。ひっじょーに厄介な事になってしまっている。


 なのに担任は急かしてくるし、保険医ちゃんも味方してくれないから八方塞がりです!どないしよう・・・


 そんな俺は現在、屋上で友人と友ちゃんと昼食を食べていた。


 「三人で飯食うのもなんか久しぶりだな!」

 「まぁクラス内の友好関係とか色々忙しなかったしね。テストもあったし」

 「二人は普通にしてれば人気者になれるからなー。まぁ楽しくやれてるなら何よりだよ?俺としては」

 「まあ?誰かさんは生徒以外と仲良くなったみたいですけどね?」

 「それなー?密かに人気のある担任と、随分親しくなった奴がいるらしいよなー?」


 二人は声を揃えて


 「「どういうことか白状しろ!」」

 「ナゼシッテイル・・・」

 

 最近は呼び出しがあっても校内放送や口頭では無く、電話やトークアプリで目立たぬよう連絡を貰っていた。実際ほとんどが保険医ちゃんも合流して三人で昼飯を食べることだったけど。

 二人の言う通り、俺は生徒の交友よりも明らかに担任達との親睦を深めてしまっていた。


 「何処から聞いたかは覚えてないんだけど、ダンナが教師を口説いてるらしいって噂が流れてたぜ?」

 「私もそんな感じ。女子達はそういう話題好きだからねー」

 「まじかよ」


 出所が分からないなら噂を沈静化させる術は、今のところ思いつかない。俺はともかく、二人に迷惑かけちゃうかもしれない方が心配だな・・・どうしたものか。


 そこで距離を置くという選択肢が出てこない辺り、ダンナは二人との交流を少なからず楽しんでいた。ヒロインとの距離以前に話すこともできない状況に焦りと苛立ちを覚えても、なんやかんやで気にかけて応援してくれる存在に感謝していた。


 俺はタイムリープの事は伏せて、掻い摘んで経緯を説明した。保険医ちゃんの名前は出ていなかったので、ややこしくなりそうだし話さなかった。


 「ずるい!だったら俺が委員長すれば良かったー!!!」

 「うるさいわよ友人!・・・でもまあそれなら納得。アンタって同世代と仲良くなるのは時間かかるけど、年上の人とかには可愛がられるもんね、何故か。ウチの親もダンナの事気に入ってるし」

 「ウチもそうだな。次はいつ連れてくるんだ!ってうるせーよw」

 「そうなの?実感は無いけどなー。普通に友達欲しいけどね・・・」


 面倒見の良さ故か、ダンナは大人たちから評価されることが多かった。大人びていると表現するより、一歩引いて見守っているようなスタイルだったので、あまり声をかけてくれる同世代の子は少なかった。

 それも当然である。誰が好き好んで≪自分より優れていそうな≫人間に近寄ろと思うのだ。特別容姿が恵まれているわけでもないし、なのに学校一の美女と囁やかれていた友ちゃんと幼馴染で、頭も良い。面白くないと思う人間のが多いだろう。

 そんな不気味な奴に話しかけると思うか?答えは否である。否・・・だと思っていた。


 唯一ダンナに近寄って来たのが友人なのは言うまでもない。彼との出会いはまだ後日語るとしよう。


 「ダンナが俺達の事大好きすぎるのは知ってっけどよー?いつまでも受け身じゃダメだぜ?」

 「それは同感。少しは同い年の子達の考え方を持ちなさい?アンタは昔から達観してたから周りも警戒しちゃうのよ」

 「善処します・・・」

 「ま、不埒な考えで俺らの大将に近づいてきたら容赦無く喧嘩売るけどな」

 「それも同感。加害者に大怪我させる前に片づけた方がまだマシだしね」

 「俺は狂犬か!」

 

 ちょっと棘があるが俺を心配してくれるが故だろうし、反論はしない。俺だってあの事件は後悔しかしてないよ。二人と知り合ってなかったら、今頃は少年院とかにいたかもしれないぐらいキレると荒れてしまうらしいし。


 「少し脱線しちゃったけど、取り合えずアンタはもう少しクラスの子と仲良くなりなさい?ってことで!」

 「今日の放課後。クラス会やるぞ!もう予定は決めてある!」

 「おう!楽しんでこい!!!」

 「「ダンナも来るんだよ!!!」」

 

 えーーー前回はこんなイベント無かったぞ・・・?いや、あった気がしたけど丁度ヒロインちゃんの世話を始めたところだったから断ったんだった。まぁ息抜きも必要か。最近はオバサ『何か言ったか?』・・・お姉さまとの交流ばかりだったしな。・・・・急にトークが飛んできて心臓止まるかと思った、イヤマジで!察し良すぎでしょ・・・


 「高校入ってからお前らとも全然遊べてないしな、行きますよ」

 「そうでなくっちゃ!」


 少しばかり足取りは重いが、俺も少しでも早くクラスに馴染む為、クラス会に参加することを決めた。

















 一通のトークを送る

 『ごめん。クラス会に呼ばれたから今日ご飯作れないかも』

 『気にするな。精々若い子に揉まれてこい、中身はオジサン』


 ・・・やかましいわ!

GWに引っ越したのですが、やっとまともなネット回線を引けてほっこりしてますw

去らばポケットWi-Fi!ついでにどっかいってくれ花粉症~!!!

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