気づいたときには7
「完全にやらかした」
今日一日ダンナと話すことができなかった私は腹いせに、ヒトカラに来ていた。体感数年ぶりにやる気を出したのにこの空回りっぷりは、呆れを通り越して笑えてくる。
クラスの相手ばっかしてたから、ダンナの様子を見ることができなかったけれど今までの記憶を遡っても、二日目にダンナが呼び出されたことは無かった。
「・・・確実に何かが変わってる」
確信を持ってそう言えた。ようやっと停滞してた刻が動き始めたのだ。このチャンスを逃すわけにはいかない・・・!!!
「でもどうしたらいいんだー!このキャラにしたのが間違いだったかもしれないなぁ」
ダンナは自分から話しかけにいくタイプじゃないってこと知ってたのにね・・・これは完全に私の落ち度。ファーストコンタクトも担任に頼まれてだったしね。おのれ担任!今回もお願いします。。。
ストレスをマイクに乗せて歌い、ややスッキリしたので退店する。すっかり夜は更けて、補導時間ギリギリになっていた。やっべ。
やや急ぎ足で家への道程を歩いてると・・・なんと先にはダンナがいた。マジかよ。
でもなんでこんな時間に・・・?放課後そのまま職員室に向かったみたいだし、まさか担任と?ま、まさかねぇ?
私はダンナに気づかれない程度の距離を保ち何となく尾行することした。
だけど
それが間違いだった。
ダンナが何やら独り言を呟いていたので耳をすませてみると・・・
「次は俺から誘うのもアリかもなー。何かこれからお世話になりそうだし・・・担任」
・・・え?
今、担任って言った?言ったよな?言いましたよね?!
こんな時間まで担任と何してるんだよダンナ。いくらなんでも手出すの早すぎない?浮気はギルティだぞ?オイ・・・まじで?
私は尾行をやめてその場で下手りこんだ。
まだダンナと担任が何かしたと考えるには早すぎるかもしれないけど、確実に出鼻は砕かれた。だってさ・・・
「なんで・・・そんな顔してんだよ」
私の時だけに見せてくれてると思っていた笑顔を・・・独り言で呟きながら現せていた。
ポッかりと心に穴が空いた感覚に陥り。私は気づかぬ内に・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー担任を恨んでいた。
気づいた編ちょっと無理矢理感はありますが、終了となります。
二章は結構昼ドラ展開になるかもです・・・




