気づいたときには3
俺はヒロインちゃんと話すことなく、放課後を迎えた。最後までどう接していいのか分からなかったので、自分の気持ちが落ち着くまで話しかけにいくのはやめておこうと思った。
仮に俺の知ってるヒロインちゃんじゃないとしても、きっと俺は怒りを抑えることはできないと思うからね・・・
この怒りを払拭する為に早いことケリつけたかったんだけどなー。もしかしたらヒロインちゃんはタイムリープの事知ってるかもと思ってたし。じゃなきゃあの時にあんな発言しないでしょ?いやマジで。
「まだ始まったばかりだし、機会はいくらでもあるでしょ、多分」
自分にそう言い聞かせて俺は、担任のいる職員室に向かった。マジでコキ使われそうで怖い。。。
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間もなくして職員室に到着し、今日はどんな面倒事を頼まれるのか・・・
「失礼しまーす。担任いますかー?」
やや・・・かなりやる気の無い声で担任の有無を確認する。いや~ぶっちゃけ担任の相手をする余裕が無いんですが・・・いやマジで。
「おう、ダンナお疲れ。早速で悪いが移動するぞ」
「ん?何処にですか?」
「ついてくれば分かる」
それは答えになってないですからね?以外とアホ『何か言ったか?』・・・やんちゃさんなんですかね?
言われるがまま、俺は担任の後を付いていく。
歩くこと数分到着した場所は・・・保健室だった。なんで?
「うーっす入るぞぉ保険医~」
俺の思いとは関係無しに、呑気に入っていく担任。
「ちょっとぉ私はまだ仕事中だって連絡したじゃない?」
「あ、ホントだ。いやーすまんすまん見てなかった」
「全くもう!担任ちゃんはいつも自分勝手なんだから・・・。あ、ダンナ君だっけ?いらっしゃい!」
「お、お邪魔します」
どうやら二人は友人関係のようだった。どことなく俺が友人達と絡む雰囲気に似ていた。
保険医さんは1~3年全学年の保険を担当してる先生で、低身長で巨乳・・・。所謂巨乳ロリを体現したような人物だった。しかも髪型はピンクの髪をセミロングまで伸ばしている。・・・ツッコミ所が多すぎる!アンタいくつだよ!いやマジで!?
「それで?担任。今日の用件は?」
「まあそう急ぐな。保険医、後どのくらいで終わる?早くしろ」
「ちょちょっ!?なんで私には急がせるのよ~~」
「お前待ちだからだ」
「ひどい!?身勝手すぎるよぉ・・・。ダンナ君からも何か言ってやってよ!」
「すいません。俺は早い段階で諦めました・・・」
涙目で訴えかけてくる保険医から目を逸らしながら答えた。この二人を見て確信したけれど、担任は本来こういう性格なんだなと。生徒側から担任は、必要以上の事は喋らないが内容に無駄がない寡黙美人っていう印象だった。
多分だけど、素のまま喋ったら残念なのがバレてしまうから必要以上に喋らないんだと推測する。俺も職は違えど、社会に出ていたからなんとなく分かる。大多数の人は上司の顔色を窺ったり、客先に頭を下げたりとストレスって奴が蓄積していってしまう。担任や保険医さんは俺らガキんちょの面倒を見ながら日々授業を行っている。近年教員の事件等も増えているし、俺が思っている以上に教師ってのは大変なんだと思う。
なので、俺みたいな例外が一人ぐらい欲しいのだろう。それもあってか俺はこの人にあまり反論できないでいた。前回の記憶がまんま引き継いでいるので、目上ってよりかは歳の近い友達って意識が強いからかもしれないけどね。
「もういい!残りの雑務は帰ってからやります!」
「おっし!んじゃあ行くぞ~ダンナもついてこい」
「仰せのままに・・・」
未だ行き先不明だが、俺はなすがまま二人の後を追った。
新キャラ保険医登場!
嫁ちゃん視点もこれから増える予定です!おやすみなさい~




