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すんません 、「俺」は、記憶ないっす  作者: 志奏
三章 「果つることなき想いは再びに」
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16話 そのまんまな部活だ

よろしくお願いします!

三章 十六話 「それって大丈夫なのかな…… 」



「お願いします! 見学だけでもしにきませんか? とても楽しいてすよ。ゲーム嫌いな人なんていないんですから! 。」


くっ、すごいグイグイくるなこの先輩。見た目ちっちゃくて可愛いのに、積極性の塊みたいな感じがする。


「先輩、ごめんなさい! 私達仕事があるからどうしても、早く帰りたいんです。もし機会があれば、必ず部室の方に伺います。」


「働いているんですか!? うぅ、それは引き止めるの申し訳ないです。で、でも! 5分くらいで終わるので見学しにきませんか? 結構マニア向けから、超有名なRPGとか基本揃えているんで、見るだけでも退屈させません! 」


やばい、ほんとに引かないぞこの人…… これだけゲーム好きなのを見ると、どっかのアホを重ねてしまいそう。あいつなら、"マジっすか!? 行きます行きまーす!" とか言って仕事そっちのけで見学するに違いない。よし、あいつの場合はぶん殴ろう。


「ほんとに仕事が忙しくて…… 今日は帰らないとダメなんです! でも、楽しそうな雰囲気がしますね。近いうちに見学だけならしに行くかもです。」


「そう…… ですよね、すいませんお仕事があるのに引き止めてしまって。 ちなみにそちらの方も同じお仕事を? 」


「そうです! あっ、さっきから喋らないのは、ちょっとだけ人見知りしてるだけで、 無視とかじゃないですよ! 」


初絵〜、あんたも何か言ってよぉ!


「基本、毎日活動…… ゲームしてるので覗きに来てくださいね。待ってます! しつこくしちゃってごめんなさい…… 。 」


ちょっと落ち込んでる? どうしよ…… なんかこっちも申し訳なくなってくるな。


「あ、あの…… …… すいません…… やっぱりだ、大丈夫です。」


初絵、やっぱりあんた興味あるんじゃ…… よし!


「あの! この子は、プログラミング? とかってやつとか結構、興味あったりするんです! 」


「み、みーちゃん!? 」


ごめん初絵! でも、そんなやりたそうな顔されたら、お節介したくなるんだよ〜 !



「本当ですか!? あ…… でもうちの部活、最初は制作にも力入れてたんですが、先輩達が卒業して今の部員だけになったら、遊ぶ専門になってしまって…… 。」


「それって部員不足の前に、いろいろ問題ありません? 活動内容とか。」


遊ぶだけって…… あの鬼校長が許すとは思えないんだけどな。


「それは大丈夫です! 遊んでその内容をネタにしたおススメ雑誌とか、許可取ってゲームの名シーンとかをPV風にして発表したりしてます。 たしかに基本は遊んでばかりですが…… 。」


「な、なるほど…… 上手いことやってるんですね。PVとかなら初絵もやってみたいんじゃない? 」


「少し…… なら…… でも、やっぱり今は。」


うーん、ちょっと押しすぎたかも。


「わかった、ごめんね私こそ。先輩、やっぱり今日は帰ります。 すいません。」


「そんな! 謝らないでください。いつでも歓迎してるので気軽に見学来てください! 」


そう言うと先輩は部活に向かったのか、足早に去っていった。にしても、可愛いなぁあの先輩。


「じゃ、行こっか! 」

「うん。」



「ごめんねさっきは…… ちょっとお節介すぎたね。」


「そ、そんなことないよ! むしろみーちゃんが、いろいろと聞いてくれたおかげで、見学する機会ももらえたから感謝してるよ。」


初絵〜、こんなお節介した私に感謝してくれるなんて、優しいよぉ!


「そう言ってもらえると、少しは気が楽になるよ。でも良かった、初絵がちゃんと興味あるものに前向きになってくれて…… ってこれもお節介か。」


「ううん、PVの作り方も少しは知ってるから、やってみたいなって思ったのはホント! でも、やっぱり1人で行くのは…… 。」


ぐっ、たしかに1人で行くのは難易度高いかもしれないけど、私も仕事がある。でもでも、初絵を押したのもあるからここで後は頑張れとは言いにくいな。


「私の負け! 見学には付き合うけど、入部はしないよ。初絵は旅館のこと抜きにして入りたいなら、ちゃんと入部すること、オーケー? 」


「イエッサー。」


あれ、でも初絵ってゲームはしないんだよね? あの先輩が言うにはゲームで遊ぶのが大半って言ってたけど、その辺は大丈夫なのかな?


「初絵はゲームはあまりやらないんだよね? そこのところは大丈夫? 」


「そう…… だね、でもやっていくうちに楽しくなるかもしれないから。ホントは少しくらいゲームについて予習しておきたいんだけどね。」


「私もゲームは全然持ってないからなぁ…… あっ、閃いてしまった! 」


我ながらなんという閃きだと自負できる! 初絵も私も持ってないけど、1人心あたりがある。


「どうしたの? みーちゃん。」


「初絵、いるじゃない私達の身近にいて、かつゲームをたくさん持ってる奴が! それから借りパ…… じゃなくて借りればいいんだよ!」


そう! 凛誉(りんほ)ならくさるほど持ってるだろうし、借りぱくしても大丈夫!


「じゃあ、ちょっと頼んでみようかな。みーちゃんも一緒に頼んでくれる? 」


「同じ職場の奴でも、男は慣れないか初絵も。いいよ! 頼むんじゃなくて、貸せ! でいいよ。」


「そ、それはひどいんじゃ…… 。」


この機会に男にも少しは慣れておくべき! …… でもあいつじゃ練習にならないかも。


「よっし初絵、今日は夜食のまかない食べていきなよ! その時に言ってみよ。」

「うん、わかった。」



ごめんね初絵。やっぱり私は初絵が興味あることはやってほしいと思うから、ちょっとズルいけど今日は皆んなの前で相談って形で話し合う。

嫌われるかもしれない…… でも私はね…… 。

アイツ…… 少しは頼りになる答えを期待してるぞ。




さて、いかがでしたか?

彼女たちのスクールライフはどうなることやら。

次回からは視点を元に戻して惚け魔君にシフトするのかな?です!

よろしければまたお付き合いのほどを!

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