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すんません 、「俺」は、記憶ないっす  作者: 志奏
三章 「果つることなき想いは再びに」
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10話 話はここだけに……

続けてですがよろしくお願いします!



三章 十話 「まさかそんな流行るとは」



中ボスとのやりとりの後、他のファイブクロスもとい仲居さんチームに謝って、布団やその他の洗濯を済ませることができた。 そんでもって昨日の分の洗濯を干す作業も残っているし、やってしまおう。


「いい匂いだな、洗濯終えて干す際の洗剤の香りって…… うん、いい仕上がりだ。」


なんで干したてってこんなに香り豊かなんだろ、それに結構持続するんだよなこの香り。 俺の着てるやつなんてだいたい半日くらいで無臭に変わるのに…… はっ! もしかして加齢臭…… ないない! 絶対無い! まだ早いだろ、信じろ俺。


「使ってる洗剤に差があるってことにしとこ。」


うん、それなら納得する。 つかお願いします、そうであってください。


「そろそろ10時か、休憩に入っておくか…… なんか休憩するほど働いて無い気もするけど…… 。」


それに肉体的にはそうでもないが、精神的に疲れたので休憩しよう! そうしよう。



どこで休憩するかいつも迷う、一度寮に帰ってアニメ見るなりゲームするなりを決めるのがノーマルコースなんだけど、ふと朝方の丁寧すぎるお姉さんのことを思い出した。 あのお客様は二泊の予定だったな、教えた渓流は満足のいく場所だっただろうか…… ちょっと覗きに行ってみようかな。


「でもその前に板前チームに挨拶もしておこう。」


休憩入る前は決まって女将さんかファイブクロスのメンバーの誰かに、ことわってからが決まりになっている。 板前チームところに行くのはいつもだし、それに朝食か昼食を食べている仲居さんがいるだろうから、一石二鳥…… のような気がしないでもない。


厨房に向かう途中からすでに、単純な表現だが良い匂いがしてきた。



「おはようございまっす! 今日も流石の仕事っすね、めちゃくちゃ良い匂いっすよ! 。」


「おう、当たり前だろ? どっかの惚け魔と違って男、高井(たかい) 松雄(まつお)、仕事に妥協はしねぇよボウズ? 」


さっすがオババ供だ、話しがバイオハザードしている…… 女将さんにだけはワクチンしとかないと。


「ぐっ、ご存知でしたか、なら今日はなんも言えないっすね、たしかに話し込んでそのまま惚けちゃったんで…… 。」


「珍しいな、お前がそんなになるまで夢中になるなんて、女か? そうだろう? 。」


セクシャルハラスメンツ! そう言ってやりてぇ。


「んなわけないない、俺なら話さないでゲーム画面の向こうで待っててくれている、彼女に会って惚けるんで…… そうじゃなくて竹やんと世間話をしてたら時間かかったんすよ。」


そーそー、おっちゃん特有の女だろ? は、大抵話しがややこしくなるので、適当にやるのがベスト!



「宮田に浮いた話しは似合ってないから、ほどほどにしましょう松さん。」


喧嘩売ってんのかね、ちみわって言いたいが助けてくれたたので許す、 ていうかありがとう。


「さすがのお助けっすね(はら)さん、危うく俺の彼女を画面ごと厨房にエスコートしちゃうとこだったんで。」


そして俺のやっているギャルゲーを、みんなに認めてもらうんだ!


「わかってるよ、健大(けんだい)! お前だって惚けるなよ手が止まってんじゃないか?」


「そこは大丈夫俺には可愛い嫁と愛らしい娘がいるんで、それに仕事も大切にする男です、どっかの惚け魔とは違います。」


ねぇ、さっきから惚け惚けやめてくんない? そんないうほどは、たるんでないはずなんだけど…… それにその感じだと、竹やんに惚けてるみたいで気持ち悪いよ。


「羨ましいっすよ原さん、俺より6つくらい上なだけでもう家庭持ちですもんね。 まぁ俺の場合、あえて結婚しないんすよ? だって1人とすると他の子が嫉妬するんす、騎士のあの子や魔術師のあの子…… 皆といられないなら、ずっと独身でいい!」


ホントだよ? だって皆いい子なんだもん、なんだかんだで言って助けてくれるし、可愛いしそんで可愛いし…… 結局可愛いが正義か。


「6つはだいぶ違うぞ、それに見てくれは、まぁ…… まぁ? なんだから画面の彼女達には、立派になりますとか言ってお留守番しててもらえ。」


まぁまぁを途切れ途切れに、あと疑問形にするな! もともとうまい棒みたいなメンタルなのに、今粉々になりそうなんですけど。


「リアルでなんてロクなことなさそうなんで、絶対嫌っすねメールとか来ても、はーいとかへーいしか返しませんよ! それにデートなんて、言葉しか知らないんで即別れ話しに発展させるならできそうっすね。」


やばいな自分で言ってて、そろそろHP尽きそう…… これが毒ダメというやつか。


「若いのは何言ってるか分からねぇな〜、要するにボウズはヘタレか。」


ち、か、ら、つ、き、た


「まさにその通りですよ松さん、ヘタレより悪いかもしれませんぜ。」


電源切ろうかな…… いや、ダメだ! 今日は仕事頑張る宣言したし、渓流見物も気になる。ザンキは減ったがリスタートといこうか。



「おっと、ついまた惚け魔になるところでしたよ、休憩入りますって言いに来たのに。」


「なんだよ、もうちょい遊んでやりたかったにな! 後ろの方で仲居達で飯食ってるところだから、伝えておいてやるよ。」


よしやっぱ食べていたか、なら後はお任せして、レッツ休憩といこう!


「ほどほどにな宮田、今日の昼食運びでミスしないように惚け魔、卒業してこい。」


「了解です、ちゃんと卒業証書くださいね。」


マジでちょうだいね、うぁんうぁん泣いてあげるから。


すいません、本当は若い子2人にスポット当てる予定でしたが、もう少しだけ間抜けな仲居さん(男)にお付き合いをと!

次回は少しだけまた"事件"に触れるので是非に

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