1話 死んだと思ったら幻想入りしてた!
【注意】
この作品にはオリキャラ、設定の違い等が含まれます。
ご理解いただけますと幸いです。
ハク「今日もつまらない1日だったな…」
そう言って僕は学校からの帰路についていた。
ハク (なんでもない毎日の繰り返し……つまらないなぁ)
そんな事を考えていると危険を感じた。
そして前を見るとトラックがこっちに向かってきていることに気がついた。
それと同時に僕はトラックに衝突した。
……目が覚めると目の前には快晴の空が広がっていた。
ハク(病院ってわけじゃなさそう…)
そんなことを考えていると声をかけられた。
???「目が覚めたか」
声をかけられた方向を見ると立派な白い髭をつけた老人が立っていた。
???「間違えて殺しちゃった★」
…と、老人はそんなことを言った。
ハク「そもそもあなたは誰なんですか?」
そう聞くと
神様「わしは神じゃ」
老人はそんなことを言った、そして
神様「それとお前名前はなんじゃったっけ?」
と聞き返してきた。
ハク「僕の名前は天鳥ハクです……って、あなたが神様なんて信じられるわけ無いじゃないですか…」
と言うと、老人はこれならどうだと言わんばかりに周りにあるものを次々と宙に浮かせていった。
ハク(……どうやら神様というのは嘘じゃなかったらしい)
ハク「あなたが神様だったとしてなぜ僕はこんなところに…?」
そう質問すると
神様「もともと殺す気はなかったんじゃが間違えて殺してしもうてな」
そう神様は言った。
ハク(僕は神様の間違いで死んだらしい)
ハク「僕はこれからどうなるんですか?」
神様「これはわしのミスじゃ、お前には生き返ってもらう」
ハク(どうやら僕は生き返ることができるらしい)
神様「しかし元の世界に戻すことはできん」
ハク「えっ?」
神様「普通は生き返ることができるんじゃが今回はわしの手で殺してしまったから普通には生き返ることができないんじゃ」
ハク「じゃあ僕はどうなるんですが?」
そう聞くと神様はこう言った。
神様「まぁ適当に転生な世界に転生させてやろう」
神様「まぁまぁ強い体に魂を入れてやるから安心せい」
と言われ次の瞬間光に包まれたと思ったら暗い森の中に一人で立っていた。
そしてそこにはひとりの金髪の少女が立っていた。
ハク(とりあえずここがどこなのか聞いてみるか)
そう思ったとき少女がこちらに気づいたらしい。
そして少女は次に
???「お前は食べてもいい人間なのかー?」
と言った。
ハク(食べる…?)
そう思った瞬間に少女がものすごい勢いで襲い掛かってきた。
ハク(死んだらあの神に文句言ってやる…)
そう思いながら目を瞑り辺りに轟音が鳴り響いた…。
しかし体に衝撃もなにもこなかった。
恐る恐る目を開けると僕の前には赤い巫女服を着た少女が立っていた。
そしてあの金髪の少女を一瞬で片付けてしまった。
その巫女服を着た少女はこちらを見て
???「大丈夫だった?」
と言った。
ハク「ありがとうございます助かりました」
???「ここらへんは妖怪が出やすいから気をつけないといけないわよ」
ハク(妖怪……?)
ハク「あの…妖怪って?」
???「あなた妖怪の事も知らないの?」
ハク「この世界に来たばかりで…」
???「ここに来たばかりって…外来人かなにかよね…」
ハク「あの…名前教えてもらってもいいですか?」
霊夢「あぁ、自己紹介がまだだったわね、私は博麗霊夢っていうの、霊夢って呼んでちょうだい」
ハク「わかりました、僕はハクっていいます」
霊夢「わかったわ、それで、ここがどこかって話だったわよね?」
ハク「そうです」
霊夢「ここは幻想郷、外の世界で忘れ去られた者達が来る場所よ」
ハク(幻想郷って元の世界でも聞いたことある!)
霊夢「立ち話もなんだしハクのことは神社で詳しく聞くとするわ、ついて来て」
そう言われたので霊夢について行くことにした。
ハク「ハァ……ハァ……」
今僕はものすごく困っていた。
ハク「この階段いつ終わるんですか……?」
霊夢「あと半分くらいかな」
ハク 「もう…無理……」
そんなことを言いつつ結局最後まで登りきったのであった…。
記念すべき1話目!!
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