96_エピローグ
季節は六月に入り、王都の日の入りも日に日に延びているものの、アヤセとマルグリットが地上に戻ってきたのは午後七時を過ぎていたので、さすがに周囲も暗くなりつつある。現に眼下にのぞむ王城や王都の街並みにも明かりがちらほら灯り始めていた。
今回挑戦したダンジョン「旧浄水場跡」は、王都北東部の丘陵地帯に位置しており、この区域は人気が全く無く、辺りは広大な原野が広がり、大陸諸都市の中でも有数の都会である王都とは思えないくらいうら寂しい場所であった。このようなところで夜を迎えるのは好ましくない。家路を急ぐ二人は黙り込み、しばらく並んで歩いていたが、やがてためらいがちにマルグリットが口を開いた。
「あの、今日はありがとうございます。アーヤには途中の戦闘を含めて色々と迷惑をかけてしまいました」
「いえ、自分も攻略の推奨レベルを上回っていることに油断して、しっかりと準備もせず、漫然とした心持ちで挑戦してしまいました。メグにも危険な目に遭わせてしまい、申し訳ありません」
「アーヤ……。私の方こそごめんなさい。でも、こんな時に言うのも何ですが、私のことをこんなに気にかけてくれるなんて本当に嬉しいです」
(次もこのようなクエストがあるか分からないが、この後を踏まえて彼女の装備品は刷新する必要がある。あと、レベリングも必須だな)
もしかしたら、今後もマルグリット一人で「旧浄水場跡」に魔石収集に訪れることもあるかもしれない。そう考えると尚更安全を確保するため、できることはしておくべきだろうとアヤセは思った。
「まぁ、あのダンジョンには、ランダムでユニークボスが出現することが判明して良かったかもしれません。ところであそこには一人で行かれることが多いのでしょうか? 今日みたいなことがあると危険ですので、しばらく挑戦は控えた方が良いと思うのですが……」
「そうですね。今まであんなボスがいるなんて知りませんでした。アーヤが言われるとおり、一人で潜るのは止そうと思います。私自身も実力が不足していると実感しましたから」
「挑戦の必要がある場合は、自分も同行します。遠慮なく申し付けてください」
「はい。その際はよろしくお願いします」
「しかし、こんなところに魔石という貴重なアイテムをドロップするダンジョンがあるなんて思いもしませんでした。メグはどのようにしてこの様な人気の無いダンジョンのモンスターが魔石をドロップすると知ったのですか?」
依頼を出すためのゲームの仕様だからだというひねくれた考えが頭をよぎったのも事実だが、一方でマルグリットが危険を承知で貧弱な装備品でダンジョンに潜り続け、魔石を集めて回る動機を知りたいとアヤセは思っていた。
「……」
マルグリットは、アヤセの問い掛けに即答せず、無言で王城とは反対方向の丘陵へ顔を向けて遠くをじっと見つめている。アヤセが彼女の様子の変化に気付き、視線を追いかけるとその先には、朽ち果てた棒のようなものが丘の上に等間隔に並んでいた。並んだ棒のようなものはその両端は見えず、広がり様はかなりの範囲に及んでいそうだ。
「あれは柵の残骸です」
アヤセが自身と同じものを見ていることを確かめてマルグリットが説明をする。
「あの柵には、ヴァロア家の所有地を公に知らせる役目、つまり境界線の役目がありました。境界線の向こう側はヴァロア家別邸の敷地だったのです」
「ヴァロア家の別邸……」
「ここからでは見えませんが、丘の上にお屋敷があって、王都を見晴らせるとても景色の良い場所でした。ルネは覚えていないかもしれませんが、私は子供の頃は別邸に遊びに行くのをいつも楽しみにしていたのです。敷地内には山や川や海、それに農場に牧場だけではなく鉱山等もあって、退屈することなんて一度も無かったのですから!」
彼女にとってヴァロア家の別邸は、良い思い出がたくさん詰まった場所だったのだろう。少し寂しそうな笑みを浮かべながらも昔を懐かしんでいる様子が伝わってきた。
「メグにとって別邸は特別な場所なのですね。ちなみに現在そこはどうなっているのでしょうか?」
「ヴァロア家の所領が没収された際に、別邸も例外に漏れず接収されました。その後は売りに出ているようですが、未だ買い手がついていないようです」
「そうですか……」
「ここ王都の北東部は外城壁に囲われた地域ですが、王城や中央地区へのアクセスに問題があって人が住みたがらず、あるのは軍隊の演習場や妖怪物の怪が住んでいそうな原野くらいです。ただ、王都の防衛上、非常に重要な地点であると父が生前言っていたのを覚えています」
(確かにこの辺りの丘陵地帯を押さえられたら、それより低い位置にある王都の市街地は丸見えだからな。いかに僻地で広範囲であっても城壁で囲う必要があったのだろう。……言うならば「王都版二○三高地」か)
「父はここに王都を守る一大拠点を築こうとしていたようです。別邸を建てる名目でこの辺りの土地の大部分を購入して、インフラ整備に取り掛かっていました。浄水場も他の場所から水を引く施設の一つだったのです。最も、お水の問題は別邸の近くで水脈が見つかってわざわざ遠くから水を運んでくる必要が無くなったので不要になりましたけど」
「あのダンジョンは、元々ヴァロア家別邸のために作られた設備の跡だった?」
「ええ。いつの間にかダンジョン化して、住み着いたモンスターが魔石をドロップするのに気付いたのは、偶然でしたが」
「事情は分かりました。まぁ、魔石が入手できる『旧浄水場跡』とメグが巡り会ったのは奇妙な縁だと感じましたね」
「はい、私もそう思います。もしかしたら、私もあのダンジョンに『別邸』の思い出を無意識に求めているのかもしれないと思うことがあります」
サモナーギルド職員であり、自らも有力なサモナーであるマルグリットにとって重要なアイテム、魔石がヴァロア家所縁の地で手に入ることは、ある意味ヴァロア伯爵からの「遺産」と言えるかもしれない。そのような場所にマルグリットが因縁を感じるのは当然と言えば当然だろう。
そんなことを考えているアヤセをよそに、マルグリットは、周囲の景色を見まわすためだろうか、軽い身のこなしで体を一回転させ、元に戻るとアヤセに笑いかけながら言葉を続けた。
「フフッ! おかしいですよね! こんな人一人いないようなところに来ないと、見つからない思い出って一体何なのでしょうね!」
「……もうすぐ日が暮れますし、早く戻りましょう。ダミアンさんもルネ少年も夕食を首を長くして待っているでしょうから」
残念ながらマルグリットの問いに対して明確な答えをアヤセは示すことができない。だが、彼女がそこまで想いを寄せる別邸の魅力は何となく理解することができた。
(売りに出ていて、かつ買い手がついていないということは、おそらくプレイヤーが購入できるマイホームリストの中に別邸が含まれているだろう。後で参考程度に見てみるか)
マルグリットの話から推測するに、いくら何も無い原野が広がっている土地とはいえ、敷地面積もそれなりだから、販売価格もおそらくアヤセの手が届くものではないだろう。だが、今後の参考になりそうだと思ったアヤセは、この物件のことを調べてみようと思ったのだった。
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「御馳走様でした」
「お粗末様でした」
「ごちそーさん!」
「今日もアヤセ青年が持ち込んだ食材に感謝じゃ」
食事を終えたアヤセ、マルグリット、ルネ少年、ダミアン老人が手を合わせる。マルグリットの料理は相変わらずの絶品だった。
ここは王都ギルド街のアイテムマスターギルドの二階。ダンジョンの攻略を終え、マルグリットをアイテムマスターギルドまで送ったアヤセは、なし崩し的に彼女達に招かれ、夕食を共にした次第だ。
「さて、夕食も済んだし、アヤセ青年よ、半荘くらい付き合わんかの?」
「おじいちゃん、牌を広げるのはちょっと待って! アーヤにまだ私の依頼の報酬をお渡ししていないのですから」
「まぁ、それは手早く済ませましょう。早速自分が獲得した魔石を……」
「あら、私もドロップで魔石を手に入れていますから、納品は済んだと見做されるのでこれ以上は不要ですよ。アーヤが今持っている魔石は大事に取っておいてください。す・ぐ・に、良いことがありますからね♪」
「はぁ……?」
(どうも何かありそうな言い回しだな。それにしても金属亀の撃破報酬はまずまずだった)
=撃破報酬=
初撃破
・金属製の亀の甲羅(★5)×2
・紫水晶(★4)×5
・進化の魔石(大)×1
・スキルポイント×5
・10,000ルピア
撃破報酬
・水棲亀の肉(★2)×6
・水棲亀の亀板(★2)×2
・泥炭(★2)×15
・進化の魔石×2
・3,000ルピア
聞くところによると、「進化の魔石」はノーマルボスを倒してもドロップしないことがあるらしい。一回の挑戦で複数個の魔石を収集できたことは幸運といえるだろう。他にも初撃破の報酬で獲得したアイテムやスキルポイントも今後役に立ちそうだ(ちなみに撃破報酬「水棲亀の肉(★2)」は夕食の食材として供され、既に四人の胃袋の中に収まっている。亀の肉はスッポンに似ており、なかなかの逸品だった)。
「先日私が依頼した内容ですが……」
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【クエスト(NPC)】
マルグリットの依頼(1)
内容:マルグリットに同行し、魔石を収集せよ
報酬:クエスト達成時に配付
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「報酬は達成時にお知らせいただけるものでしたね」
「そうです。さぁ~、何だと思いますか?」
=個人アナウンス=
メグ(マルグリット)から以下のアイテムが贈呈されました。インベントリに収納されます。
・進化の魔石×1、
なお、クエストの追加受注分及び達成結果が優秀だったため、以下の報酬が加増されました。
・進化の魔石×1
「進化の魔石が報酬?」
「追加分は、ユニークボス撃破報酬分ですよ♪」
「い、いや、それは有難いのですが一体これは……」
進化の魔石の収集を依頼されて、報酬でそれが数を増やして戻って来る……。彼女の意図が分からずアヤセは戸惑いを隠せない。そんなアヤセの様子を見てマルグリットはいつものようないたずらっぽい笑顔で、一枚の用紙を差し出した。
「ごめんなさい。いくら何でも説明が足りませんでしたね。でも、これと一緒に見ていただけるとお分かりになるのではないでしょうか?」
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【クエスト(サモナーギルド)】
アイテムの納品
内容:アイテム「進化の魔石」をギルド職員に納品
報酬:貢献度+15、4,000ルピア、経験値350
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「…………。あっ! そうか!」
「実は魔石の納入依頼は、貢献度が多めにもらえるのですよ」
事の内容を察したアヤセを見てマルグリットはにっこりと笑う。
アヤセが目下目標にしている「タマモの思念」の召喚には、「契約の器++」が必要で、これの入手には、サモナーギルドの貢献度のランクが一定に達した者に販売される「契約の器+」を強化しなければならない。強化のアイテムを集める等、課題が山積みであるが、兎にも角にも「契約の器+」が無いことには召喚もままならないことから、入手手段である貢献度のランク上げは避けては通れない道であった。
しかし、ランクが上がるにつれ(アヤセの現在のランクは「3」)、上のランクに昇格するために多量の貢献度が必要になるのだが、貢献度が多く貰えるクエストは、他のプレイヤー(主にクラン所属のプレイヤー達)に独占されてしまい、受注競争で後れを取ることが多く、貢献度を獲得する手立てを模索しているところだった。
「『進化の魔石』は、現在のところ供給が不安定でギルドでも不足しています。ただ、私達は運よくそれを獲得できる場所を知っていますから、アーヤにとって効率的な依頼と言えます。ちなみにこの依頼は何度でも受注できるから更にお得です」
「確かにその通りです。他の人が受注できない依頼を受けることができて、しかも実入りも良いのですから好都合です。自分にこのような依頼を回してくださって……。メグ、本当にありがとうございます。」
彼女の配慮を理解したアヤセは、真剣な面持ちで礼を述べる。
「もうー、アーヤったら今更何を言っているのですか! この依頼は『旧浄水場跡』のモンスターに対抗できて、それでいて信頼できる人でないと頼めません。アーヤの実力や人柄あってこそなのですよ? 私はこの依頼を今後もアーヤにしか頼みませんからね!」
「姉ちゃん顔赤いぜ?」
「ルネ! うるさいっ!!」
顔を紅潮させたマルグリットがそれを冷やかすルネに声を張り上げるが、当の本人はどこ吹く風という体だ。
「それでさ、兄ちゃんてやっぱ強いんだな。何で二百九十二回も到達点回帰してるんだろ?」
「アヤセ青年の実力は折り紙付きじゃ。ところで魔石はメージロの召喚獣に使わんのかの?」
「チーちゃんが言うのは、自分の『★』の数が増えてもステータスが大幅に強化したり、スキルを覚える訳では無いので、二つ使ってまでランクアップさせるくらいならクエストを優先した方が良いということです」
召喚獣の「★」(ランク)を上げるために必要となる「進化の魔石」の数量は、ランクアップする数字が増える毎に倍々に増加する。例えば「★1」から「★2」には一つ、「★2」から「★3」には二つ、「★3」から「★4」には四つ……と必要になり、最終的に「★9」から「★10」になる際には実に二百五十六個の魔石が必要となる(仮にチーちゃんを「★10」までにするには合計五百十一個の魔石を費やすことになる)。「進化の魔石」のドロップ率がどのくらいか不明だが、使用については優先順位をつけ計画的に行った方が良いことは何となく分かる。
「チーちゃんの許可が下りているのでしたら話が早いです。さぁ、依頼を達成してしまいましょう」
=個人アナウンス=
サモナーギルド職員のマルグリットから以下のルピア等が贈呈されました。インベントリに収納されます。
・貢献度+15
・4,000ルピア
・経験値350
=個人アナウンス=
サモナーギルド職員のマルグリットから以下のルピア等が贈呈されました。インベントリに収納されます。
・貢献度+15
・4,000ルピア
・経験値350
=個人アナウンス=
サモナーギルド職員のマルグリットから以下のルピア等が贈呈されました。インベントリに収納されます。
・貢献度+15
・4,000ルピア
・経験値350
=個人アナウンス=
サモナーギルド職員のマルグリットから以下のルピア等が贈呈されました。インベントリに収納されます。
・貢献度+15
・4,000ルピア
・経験値350
アヤセは促しに応じて、自身の手持ちとマルグリットの依頼報酬で獲得した合計四個の「進化の魔石」をギルドクエストで納品した。
「お疲れ様でした、アーヤ」
貢献度を六十稼ぎ出し手応えを感じていたのだが、残念ながら貢献度のランクは上がらなかったようだ。苦労の割に結果が伴わなかったことに心の中で残念に感じていたアヤセであったが、マルグリットがにっこり笑顔のまま、自身に目が向くのを待っているのに気付いた。
「アーヤ、まだ何か忘れていません?」
「えっ? 忘れていることでしょうか?」
「そう、です。私達、初撃破の報酬ももらっていますよね?」
「……! そうですね! 忘れていました」
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【クエスト(NPC)】 New!
マルグリットの依頼(1-1)
内容:マルグリットに同行し、魔石(大)を収集せよ
報酬:クエスト達成時に配付
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【クエスト(サモナーギルド)】
アイテムの納品
内容:アイテム「進化の魔石(大)」をギルド職員に納品
報酬:貢献度+75、10,000ルピア、経験値750
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「『進化の魔石(大)』は中々お目にかかれる物では無いのですよ。ちなみに普通の魔石の五個分の価値と効果があります。……依頼、お受けくださいますよね?」
「はい、勿論です!」
早速クエストを受注し、報酬で同じものを手に入れ、更にそれをサモナーギルドのクエストで二件分納品した。貢献度は普通のクエストであれば一件あたり五から十程度しか得られないが、その十倍以上の百五十も獲得できることはランクアップを大いに期待させる。
「果たしてランクは上がるだろうか? いや、上がって欲しいです!」
「フフフッ……!」
不敵な笑いを浮かべるマルグリットであるが、嬉しくて仕方が無いという態度を隠しきれていない。
「おめでとうございます! ランクは『5』に上がりましたっ!」
「おおっ! 『4』を飛び越えて『5』じゃと? アイテムマスターギルドのランクを簡単に超えてしまったではないか! アイテムマスターギルドのギルドマスターとしては、少々複雑に感じるがのう」
「スゲー! 兄ちゃんやったね!」
「『5』に!? それでは?」
「はい! 目標の『契約の器+』がお買い求めいただけます!」
「おおっ! やったのう、アヤセ青年!」
「ちなみに、お値段は、おひとつ七十万ルピアでのご提供ですっ!」
「はい!?」
「うえっ!?」
「何じゃと!?」
念願のランクアップの結果により俄かに盛り上がった空気は、一気に冷める。興奮しているマルグリットを除く三人は意気消沈して、恐る恐る金額を聞き返すことしかできなかった。
「い、今、何ルピアと仰いましたか?」
「ですから、良心価格の七十万ルピアと申し上げましたっ!」
「メグよ……」
「何でしょうか? ……あっ!」
「な、ななじゅうまん……! ななじゅうまん……!」
念仏を唱えるようにうつろに金額を繰り返すアヤセを見て、マルグリットが心底気の毒そうな顔になるが、残念ながら彼女に打てる手は無く困惑するしかない。
「あの、アーヤ、この世の終わりのような顔をして……。その、何て言っていいか分かりませんが、貢献度のランクが上がれば販売価格が割り引かれたりしますから、これからも一緒に頑張りましょう? ね? ねっ?」
「ななじゅうまん……」
「兄ちゃん……、ま、がんばれ!」
タマモ召喚の前途がまだまだ多難だという事実を突きつけられ愕然とする中、ルネの励ましの言葉だけがアヤセの心に染み渡った。
第五章も本話をもって終了です。
短い間でしたが、ここまでお読みくださいまして誠にありがとうございます。
また、先日は素敵な感想をお送りいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
物語を楽しんでいただける読者がいるということは、作者冥利に尽きます。書き手にとって感想等の反応をいただけるのは、本当に嬉しいですし、今後の構成を考える上で非常に参考にもなります(おそらく、皆様が思っている以上にモチベーションが上がります。ちなみに今回いただいた感想は、通勤途上の電車の中で見たのですが、その場で小躍りしたくなるくらい舞い上がってしまいました(笑))。
今後も気付いたことや感じたことがありましたら、何でも構いませんので気軽に御指摘ください(勿論、評価、ブックマーク、いいねも大歓迎です!)。
次章も現在作成中です。既存の章のてにおはを修正しつつ、できるだけ早くお届けしたいと思っています(いつそう言っているが……)ので、もうしばらくお時間をいただければと思います。
今後も御愛読のほどよろしくお願いいたします。




