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失敗続きが

 「ニーア! 大丈夫か?」


 助け起こせば、息をしていたからホッとした。


 「あたいとした事が……投げるのに失敗しちまったよ」


 頭を振っているところを見ると、コケて頭を打ったのか?


 「ライル、あいつが射っているのは、矢じゃないね。魔法さね」


 しっかりと告げたニーア。


 すると、頭上から声がしたんだ。


 「お前は……上界から来ていたのか」


 チグモセが近づいていた事に驚いたぞ。


 焦って、ニーアに聞かれてしまったかと、先にニーアの様子を窺ってしまったんだ。


 「何だって?」


 「さ、さあ?」


 等と、はぐらかしてはみたが、ジッと見詰められている。


 「ニーアは、人形のような透き通った顔をしているな」


 「ふざけんじゃないよ! フン」


 やっぱり蹴られたが、まぁ、しょうがない。


 「ライル! あいつが逃げてくよ」



 ふざけている場合じゃなかった。


 まったく、何もかも失敗して、ラキを奪われてしまったのか。


 地に手をついて落ち込んでいると、ヒラヒラとひらめく物を発見した。


 丁度、チグモセが居た辺りの足跡に、派手にキラめいている切れ端だ。


 そのまま、進んでその布の切れ端を取ったもんだから、ニーアには、怪しい動きに見えたようだ。


 「ヒッ! 驚かさないどくれよ。どうしたってんだい?」


 「見てくれよ! レンフルのベストの切れ端がこんなところに」


 差し出して見せたが、「フン、そんな物」と鼻で笑われてしまった。


 「シャキッとおしよ! さあ、早くラキを探しに行くよ」


 「そうだな」


 材質を調べる為に、その切れ端を万能スーツの袖に収納した。


 これで、レンフルを雇ったチグモセの事がわかるのか?


 「フゥ」


 この村に潜むややこしい事情に、頭の痛い思いがするな。


 「ライル、何してんだい! 早くおし!」



 「フゥ、そうだ。まだこれからだ!」


 私は、気合いを入れなおして、先を走るニーアに続いた。

短いですが、切りがいいので。m(_ _)m

後で、こぼれ話しを載せますね。

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