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【時間と暦】
暦は、初帝国の天文学者によって制定された。
以後、細かい時間の定義は変化しているものの、おおもとは制定当初から変わらずに使われていることから、その正確性がうかがえる。
太陽が海のかなたから登り、向こうの海へ落ちてまた昇るまでを「一日」とし、それを30分割して「一刻」とする。その一刻を30分割して「一分」ともする。
1日=30刻=900分
月の門が開き、また閉じるまでにおよそ24日。その「一月」を四分割して、これを「一廻り(ひとまわり)」という。
1月=4廻り=24日
一廻り=6日
およそ三か月で季節(太陽の進み方、昼と夜の長さ)が変化することから、4季節をあわせて12月。これを「一年」とする。
1年=12月=48廻り
=288日