奪い返した愛、終わりゆく初恋 体育祭 閉会式
体育祭の全ての競技が終わった。
結果は、紅組の勝利。校庭に集まった生徒たちから、歓声が上がる。紅組の生徒たちが、喜びを爆発させている。跳び上がって抱き合う姿。涙を流して喜ぶ姿。
白組の生徒たちも、拍手を送っている。悔しさはあるが、それでも紅組の健闘を称えている。
でも、俺の心は、それ以上に満たされていた。
蓮との関係が元に戻った。いや、元よりも強くなった。蓮が俺を選んでくれた。「大切な人」として、みんなの前で俺を選んでくれた。
その事実が、俺を幸せにしている。
校庭を見渡す。秋の夕日が、ゆっくりと傾き始めている。空が、オレンジ色に染まっていく。
閉会式が始まった。
壇上に生徒会のメンバーが並んでいる。桐谷会長、蓮、藤崎書記、野村会計。そして、俺とその他。
俺も生徒会のメンバーとして、壇上に立っている。蓮の隣に。
蓮が俺の方を見た。その瞳には、優しさが満ちている。蓮が小さく微笑む。
その笑顔を見ただけで、俺の胸が温かくなった。
桐谷会長が、マイクを持って挨拶を始めた。
「皆さん、お疲れ様でした。今日の体育祭、とても盛り上がりましたね」
生徒たちから、拍手が起こる。パチパチという音が、校庭に響く。
「紅組の優勝、おめでとうございます。白組も、よく頑張りました」
また、拍手。紅組の生徒たちが、歓声を上げる。
桐谷会長の言葉が、校庭に響いていく。
「今日の体育祭が成功したのは、皆さんの協力のおかげです」
桐谷会長の目が優しい。
「そして、準備を頑張ってくれた生徒会のメンバー、特に副会長の鈴波に、大きな拍手を」
会長が蓮を見た。生徒たちから、大きな拍手が起こる。
その拍手が、校庭全体を満たしていく。
蓮は、少し照れた表情で頭を下げた。その姿が可愛らしい。頬が少し赤くなっている。
「鈴波副会長、一言どうぞ」
桐谷会長が、マイクを蓮に渡した。蓮は、少し戸惑いながらもマイクを受け取る。
蓮が、深呼吸をする。その胸が、上下する。
「えっと……」
蓮の声が、校庭に響いた。いつもの淡々とした副会長の声ではない。少し緊張した、でも温かい声。
「今日の体育祭、皆さんのおかげで成功しました。本当にありがとうございました」
生徒たちから、拍手が起こる。
「体育祭の準備期間中、皆さんには色々とご協力いただきました」
蓮の目が、校庭の生徒たちを見渡す。
「生徒会としても、無事に終えることができて、とても嬉しく思っています」
蓮の言葉は、副会長としての挨拶だった。でも、その声には、いつもとは違う温かさがある。
蓮の目が少し潤んでいる。
「正直に言うと、準備期間中、私は一人で抱え込んでいました」
蓮の声が、続く。生徒たちが、静かに聞いている。
「完璧にこなさなきゃって、思い込んでいました」
蓮の声が震える。
「でも、それは間違いでした」
蓮の目から、涙が一筋流れる。
「一人じゃ、何もできない。みんなの協力があって、初めて成功する」
蓮の涙が、頬を伝って落ちていく。
「それを、今日教えてもらいました」
蓮が俺の方を見た。その目が、優しい。
「大切な人に、支えてもらいました」
蓮の言葉に、生徒たちがざわめく。
「これからも、生徒会は皆さんのために頑張ります。そして、私も、もっとみんなと協力していきたいと思います」
蓮の声が、はっきりしている。
「どうぞ、よろしくお願いします」
蓮が頭を下げると、生徒たちから大きな拍手が起こった。
その拍手が温かい。祝福に満ちている。
蓮がマイクを桐谷会長に返すと、会長は笑って頷いた。
「いい挨拶だった、鈴波」
桐谷会長の声が優しい。
「ありがとうございます」
蓮は微笑んだ。
閉会式が終わり、生徒たちが帰り始めた。でも、俺と蓮は、まだ校庭に残っていた。
生徒会の片付けを手伝う。テントを畳む。備品を片付ける。
でも、その作業も、蓮と一緒だと楽しい。
※ ※ ※
全ての片付けが終わった。
夕日が傾き始め、校庭がオレンジ色に染まっていく。
空の色が、オレンジから赤に変わっていく。その美しさに思わず見とれる。
俺と蓮は、校庭の隅のベンチに座っていた。二人で並んで、夕日を見上げる。
風が吹く。涼しい風。その風が、二人を撫でていく。
「綺麗だね」
蓮が呟いた。その声は穏やかだ。
「ああ」
俺も、頷く。
「海斗と一緒に見る夕日は、もっと綺麗」
蓮は俺の肩に頭を預けた。その重みが、心地よい。
蓮の髪から、甘い香りが漂ってくる。シャンプーの香りと、蓮独特の甘い匂い。
「蓮」
「ん?」
「今日、ありがとう」
俺の声が小さい。
「何が?」
「俺を選んでくれて」
俺の言葉に、蓮は顔を上げた。その瞳には愛情が満ちている。夕日が蓮の瞳に反射して、琥珀色に輝いている。
「当たり前でしょ。海斗が、私の大切な人だもん」
蓮の声が、優しい。
「蓮……」
「これからは、もっとちゃんと海斗と向き合う」
蓮ははっきりと言った。その声には、強い意志が込められている。
「生徒会の仕事も大事だけど、海斗はもっと大事」
蓮の目が、真っ直ぐに俺を見つめる。
「無理しないでくれ」
俺の声が、心配そうだ。
「無理じゃないよ」
蓮は微笑んだ。その笑顔が輝いている。
「海斗と一緒にいることが、私の幸せだから」
蓮の言葉に、俺の胸が熱くなる。
「……ありがとう」
俺は蓮を抱きしめた。蓮の身体が、俺の腕の中に収まる。その柔らかさ。その温もり。全てが、どれだけ恋しかったか。
「俺も、蓮と一緒にいることが、一番幸せだ」
「海斗……」
蓮の声が、嬉しそうだ。
「これからは、ちゃんと話そう。我慢しないで、ちゃんと伝え合おう」
「うん」
蓮は俺の胸に顔を埋めた。その身体が、小さく震えている。
「ごめんね、海斗。最近、ずっと辛い思いさせちゃって」
蓮の声が、申し訳なさそうだ。
「いや、いいんだ」
「よくない」
蓮は顔を上げた。その目から、涙が溢れている。その涙が、夕日に照らされて、宝石のように輝いている。
「海斗が、どれだけ苦しんでたか。雪原さんから聞いたの」
「雪原……夢が?」
俺は驚いた。
「うん。昨日、私のところに来て、教えてくれた」
蓮の声が、震える。
「海斗が、どれだけ我慢してたか。どれだけ寂しかったか」
蓮の涙が、止まらない。
「海斗が、一人で泣いてたこと」
蓮の声が、切ない。
「……」
「それを聞いて、私、すごく反省した」
蓮の涙が、頬を伝って落ちていく。
「海斗を、こんなに苦しませてたんだって」
蓮の手が、俺のシャツを握りしめる。
「蓮、もういいんだ」
俺は、蓮の涙を拭った。
「よくない」
蓮ははっきりと言った。その声には、強い決意が込められている。
「だから、これからは変わる。もう、海斗を一人にしない」
蓮の目が、真っ直ぐに俺を見つめる。
「蓮……」
「約束する」
蓮は俺の手を握った。その手に、力が込められている。その手は、温かく、柔らかい。
「海斗を、絶対に一人にしない」
蓮の声が、はっきりしている。
「ああ、信じてる」
俺は蓮の涙を拭った。蓮の頬は柔らかく、温かい。その肌の感触が、愛おしい。
「俺も、約束する」
「何を?」
蓮が、俺を見上げる。
「我慢しないで、ちゃんと伝える」
俺ははっきりと言った。その言葉に、一切の迷いはない。
「寂しい時は、寂しいって言う。会いたい時は、会いたいって言う」
俺の目が、蓮を見つめる。
「……うん」
「だから、蓮も我慢しないで」
「分かった」
蓮は微笑んだ。その笑顔が、美しい。涙に濡れて、輝いている。
「二人で、支え合おうね」
「ああ」
俺は蓮の顎に手を添えた。蓮の顔を、ゆっくりと俺に向ける。蓮の瞳が、俺を見つめる。その瞳が、潤んでいる。
「蓮……」
「海斗……」
俺はゆっくりと顔を近づけた。蓮も、目を閉じる。その長い睫毛が、頬に影を落とす。
唇が、触れ合った。
柔らかい。温かい。甘い。
蓮の唇の感触が、どれだけ恋しかったか。
俺は、蓮の唇を優しく含んだ。蓮の身体が、ふわりと力を抜く。俺の腕の中で、蓮が溶けていく。
キスを深めていく。蓮の唇を、何度も重ねる。その度に、蓮の身体が震える。
「ん……」
蓮の小さな吐息が、俺の口に流れ込んでくる。その甘い吐息が、俺の理性を溶かしていく。
俺は、蓮の唇をゆっくりと開かせた。蓮も素直に応じてくれる。
舌が、触れ合った。
蓮の舌が、柔らかい。温かい。甘い。
俺の舌と、蓮の舌が絡み合う。ゆっくりと、丁寧に、愛おしむように。
「んん……海斗……」
蓮の声が、キスの合間から漏れる。その声が、甘く、艶やかだ。
俺は、蓮をもっと強く抱きしめた。蓮の身体が、俺の身体に密着する。その柔らかさ。その温もり。全てが、俺を満たしていく。
蓮の手が、俺の背中に回される。その手が、俺の制服を掴む。力が込められている。蓮も、俺を求めている。
舌を絡め合わせながら、俺は蓮の唇を貪った。甘い。どこまでも甘い。蓮の味が、俺の口の中に広がっていく。
「ん……んん……」
蓮の吐息が、どんどん荒くなっていく。その吐息が、俺の口に流れ込んでくる。
俺は、蓮の下唇を軽く噛んだ。蓮の身体が、びくりと震える。
「あ……」
蓮の小さな声が、可愛らしい。
キスを続けながら、俺の手が蓮の頬を撫でる。蓮の肌は、柔らかく、温かい。その感触が、たまらない。
蓮の手が、俺の髪に絡まった。その指が俺の髪を掴む。蓮も、俺を求めている。その事実が、嬉しい。
舌を深く絡め合わせる。蓮の舌が、俺の舌に絡みついてくる。ゆっくりと、丁寧に。
「んん……海斗……」
蓮の声が、甘く響く。その声が、俺の理性を溶かしていく。
キスが、どんどん深くなっていく。もう、止まらない。蓮の全てが、欲しい。
蓮の身体が、俺の身体にもっと密着してくる。その柔らかさが、俺の身体に伝わってくる。
「蓮……」
「海斗……」
キスの合間に、お互いの名前を呼び合う。その声が、甘く、切ない。今まで会えなかった期間を埋めるようにキスを続けた。
どれくらい、キスをしていたか。
ようやく、唇を離した。
二人とも、息が荒い。蓮の頬が、赤く染まっている。その唇が、濡れて艶やかに光っている。
「海斗……」
蓮は、恥ずかしそうに俺の胸に顔を埋めた。その身体が、小さく震えている。
「すごい、キス……」
蓮の声が、小さい。
「ごめん、我慢できなくて」
「ううん……」
蓮は顔を上げた。その目が、潤んでいる。その頬が、赤く染まっている。
「嬉しかった」
蓮の声が、甘い。
「蓮……」
「海斗の、全部感じられた」
蓮の声が、甘く響く。その目が、俺を見つめる。
「私、海斗にもっと触れたい……」
蓮の言葉に、俺の胸が高鳴る。蓮も俺を求めてくれている。
「でも、ここじゃダメだよね……」
蓮は周りを見た。もう、生徒はほとんどいない。でも、まだ何人か残っている。校舎の窓から、誰かが見ているかもしれない。
「ああ……」
俺も頷く。
「じゃあ、今度……」
蓮は恥ずかしそうに俺の耳元に顔を寄せた。その吐息が俺の耳を撫でる。
「二人きりの時に、もっと……ね?」
蓮の囁きが、俺の耳を撫でる。その声が、甘く、艶やかだ。
「ああ……」
俺は頷いた。胸が激しく鼓動している。
蓮はまた俺の胸に顔を埋めた。
「海斗、大好き」
「俺も、蓮のこと大好きだ」
二人で抱き合ったまま、時間が過ぎていく。夕日が、ゆっくりと沈んでいく。
空の色が、赤から紫に変わっていく。
※ ※ ※
しばらく時間が経ち。
その時、誰かが俺たちに近づいてきた。振り返ると、傑と夢が立っていた。
「海斗」
傑が声をかけてきた。その表情には、安堵が滲んでいる。
「傑……夢……」
俺と蓮は、慌てて離れた。蓮の頬がまだ赤い。
「お疲れ様。今日の体育祭、すごかったな」
傑は笑った。その笑顔は、温かい。でも、どこか寂しそうだ。
「鈴波副会長も、お疲れ様です」
夢が蓮に声をかけた。その表情には、安心したような色が滲んでいる。
「ありがとうございます、雪原さん」
蓮は微笑んだ。
「昨日は、ありがとうございました」
蓮の声が、感謝に満ちている。
「いえ、私こそ」
夢は少し照れた表情を浮かべた。
「春川くんが、幸せそうで」
夢の目が、優しい。
「……ああ」
俺は頷いた。幸せだ。今、俺は本当に幸せだ。
「よかった」
傑は安心したような表情を浮かべた。
「お前が、また笑えるようになって」
傑の声が嬉しそうだ。
「傑……」
「俺たちが、お前を傷つけた」
傑の声が震える。その目から、涙が浮かんでくる。
「それは、一生償えない」
傑の声が、切ない。
「……」
「でも、お前が幸せになってくれたら、少しは償えるかなって思ってた」
傑の涙が、頬を伝って落ちていく。
「だから、よかった」
傑の声が震える。
「傑……」
俺の胸が熱くなる。傑はまだ俺のことを心配してくれている。
「ありがとう、傑」
「え?」
傑が、驚いた表情を浮かべる。
「俺のこと、心配してくれて」
俺の言葉に、傑は驚いた表情を浮かべた。その目が見開かれる。
「でも、俺を裏切ったことは、まだ許せない」
俺ははっきりと言った。
「……ああ」
傑が頷く。その表情が、悲しそうだ。
「でも、いつか許せる日が来るかもしれない」
俺ははっきりと言った。その言葉に、嘘はない。
「だから、それまで待っててくれ」
俺の言葉に、傑の表情が変わった。
「……ああ」
傑は頷いた。その表情には、希望が滲んでいる。
「待ってる」
傑の声が、嬉しそうだ。
「夢も、ありがとう」
俺は夢を見た。夢は少し驚いた表情を浮かべる。
「蓮に、俺のこと話してくれて」
俺の言葉に、夢の目が見開かれる。
「いえ……」
夢は首を振った。その目から、涙が溢れてくる。
「私が、春川くんを傷つけたのに」
「それでも、ありがとう」
俺の言葉に、夢の目から涙が溢れた。
「春川くん……」
夢の声が、震える。
「でも、お前を許すのも、もう少し時間がかかる」
「……はい」
夢が、頷く。
「だから、待っててくれ」
「はい。待ってます」
夢は微笑んだ。その笑顔は、どこか安心したようだ。涙に濡れて、輝いている。
「じゃあ、俺たちはこれで」
傑は夢の手を取った。二人で、去っていく。
その背中を見送りながら、俺は複雑な気持ちになった。傑と夢。二人を、まだ完全には許せない。
でも、いつか許せる日が来るかもしれない。その可能性を、俺は信じることにした。
「海斗、優しいね」
蓮が呟いた。
「え?」
「傑くんと夢さんに、いつか許せるかもって言ってあげて」
「……まあ」
俺は、曖昧に答える。
「海斗らしいよ」
蓮は微笑んだ。その笑顔が、温かい。
「そんな海斗が、好き」
「蓮……」
俺は蓮を抱きしめた。蓮の温もり。蓮の匂い。全てが俺を幸せにしてくれる。
「帰ろうか」
「うん」
二人で立ち上がり、手を繋いで校門に向かった。夕日が、二人を照らしている。
※ ※ ※
夕日の下を歩いていく二人を、遠くから誰かが見ていた。
凛音。
凛音は、木の影から、二人の後ろ姿を見つめていた。その目から、涙が流れている。
「幸せになってね、春川くん」
凛音は小さく呟いた。その声は誰にも届かない。風に消えていく。
「私の初恋、ありがとう」
凛音の涙が、頬を伝って落ちていく。
そう言って、凛音は去っていった。その背中が、小さく震えている。
でも、凛音の心には、新しい希望が芽生えていた。春川海斗という人を好きになれて、よかった。そう思えるようになっていた。
失恋は痛い。でも、その痛みも、いつか思い出になる。
※ ※ ※
俺と蓮は、駅まで手を繋いで歩いた。
夕暮れの街。人通りが少ない。静かだ。
二人の手が、繋がれている。その温もりが、心地よい。
「ねえ、海斗」
「ん?」
「明日から、学校でも一緒にいようね」
蓮の声が、嬉しそうだ。
「ああ」
俺も頷く。
「昼休みも、屋上で一緒にお弁当食べよう」
蓮の声が、弾んでいる。
「楽しみだな」
「うん」
蓮は嬉しそうに微笑んだ。その笑顔が、輝いている。
「明日から、また新しいスタートだね」
「ああ」
俺も微笑む。
駅の改札前で、蓮が立ち止まった。いつもの別れの場所。
でも、今日は違う。蓮が俺を見上げている。その目が、潤んでいる。
「じゃあ、また明日」
「ああ」
別れ際、蓮が俺の首に手を回した。そして、爪先立ちになって、俺の唇に自分の唇を重ねる。
柔らかい感触。甘い味。
蓮の舌が、俺の唇をなぞる。俺も唇を開いて応じる。
短いが、濃厚なキス。蓮の舌が俺の舌に絡みついてくる。
「んん……」
蓮の小さな吐息が、俺の口に流れ込んでくる。
キスが終わると、蓮は恥ずかしそうに俺の胸に顔を埋めた。
「今日は、本当にありがとう。海斗」
「こっちこそ」
俺は、蓮の頭を撫でた。
「大好き」
「俺も」
蓮が改札を通っていく。その前に蓮が振り返った。その唇が、濡れて艶やかに光っている。
「また明日ね。海斗」
そう言って、蓮は手を振った。
蓮の姿が見えなくなるまで、俺は見送った。
長かった。この二週間、本当に辛かった。でも、全て終わった。
蓮との関係は、元に戻った。いや、元よりも強くなった。
明日から、また新しい日々が始まる。蓮と一緒に。
その期待を胸に、俺は家路についた。
空を見上げる。もう、星が見え始めている。
その星が、綺麗だ。
今日は、きっと忘れられない一日になる。
蓮と、新しいスタートを切った日。
そう思いながら、俺は歩き続けた。
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