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親友に彼女をNTRられた俺は、俺にだけ優しいクール系ギャルヒロインとお試しで付き合うことになりました。  作者: 沢田美


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35/110

元カノが後悔してる間に、俺は彼女の背中に日焼け止め塗ってます

 夏休み三日目。


 今日は、蓮と一緒にプールに行く約束をしていた。


「プールか……」


 俺は少し緊張していた。朝から、心臓が普段より早く鼓動している。蓮の水着姿を見るのは、今日が初めてだ。その事実が、俺の緊張を高めていく。想像するだけで、胸が高鳴る。


 スマホを見ると、蓮からメッセージが届いていた。


『おはよう、海斗。今日は11時に駅前ね。楽しみにしてる』


 俺は返信を打った。


『おはよう。俺も楽しみにしてる』


 送信すると、すぐに既読がついた。そして、絵文字付きのスタンプが送られてきた。


 俺は準備を始めた。水着、タオル、日焼け止め。必要なものを一つ一つ確認しながら、バッグに詰めていく。蓮の水着姿を想像して、また心臓が跳ね上がる。


 ※ ※ ※


 駅前に着くと、蓮がすでに待っていた。


 今日の蓮は、白いTシャツにデニムのショートパンツ。大きなトートバッグを持っている。夏の日差しの中で、蓮が眩しく見える。ショートパンツから伸びる白い脚が、目に眩しい。


「おはよう、海斗」


「おはよう」


「準備できた?」


「ああ、水着も持ってきた」


「よかった」


 蓮は嬉しそうに微笑んだ。その笑顔を見ていると、俺の緊張が少しだけ和らぐ。


「じゃあ、行こうか」


 二人でバスに乗り、大型プール施設に向かった。車内で、蓮が少し緊張した様子で話しかけてくる。その声が、いつもより少し上ずっている。


「ねえ、海斗」


「ん?」


「私の水着……変じゃないかな」


「まだ見てないから分からないけど、蓮なら絶対似合ってる」


「……そうかな」


 蓮は不安そうに呟いた。


「実は、初めて買った水着なんだよね」


「初めて?」


「うん。海斗と来るために、新しく買ったの」


 蓮は少し照れた表情を浮かべた。その頬が、桜色に染まっている。


「海斗に可愛いって思ってもらいたくて」


「蓮……」


 俺は蓮の手を握った。蓮の手は少し冷たい。緊張しているんだ。


「蓮はいつも可愛いよ」


「……ありがとう」


 蓮は嬉しそうに微笑んだ。その笑顔を見て、俺の胸が温かくなる。


 プール施設に到着すると、入口には長い列ができていた。家族連れやカップルで賑わっている。


「人気だな」


「夏休みだからね」


 チケットを買って、更衣室に向かった。


「じゃあ、着替えたらここで待ち合わせね」


「ああ」


 俺は男性更衣室に入り、水着に着替えた。着替え終えて外に出ると、まだ蓮は来ていなかった。俺は待ち合わせ場所で、蓮を待つ。心臓が、早く鼓動している。蓮の水着姿を想像するだけで、胸が高鳴る。


 数分後、更衣室から蓮が出てきた。


 白いパレオを巻いているが、その下から黒いビキニが見えている。蓮の白い肌に、黒いビキニが映える。鎖骨のラインが美しい。


「お、お待たせ……」


 蓮は恥ずかしそうに俯いていた。その頬が、少し赤く染まっている。


「蓮……」


 俺は思わず、言葉を失った。蓮のスタイルの良さは知っていたが、水着姿は想像以上だった。その姿に、俺の心臓が激しく鼓動する。パレオの隙間から覗く白い太ももが、どうしようもなく色っぽい。


「ど、どう……?」


 蓮は顔を真っ赤にしながら、俺を見た。その瞳には、不安と期待が混じっている。


「すごく……可愛い」


 俺の声が、少し掠れている。


「……本当?」


「ああ。めちゃくちゃ似合ってる」


 本当は、もっと言いたいことがあった。蓮が綺麗すぎて、見とれてしまう。でも、それを言葉にするのは恥ずかしい。


「よかった……」


 蓮は安堵のため息をついた。その胸が、小さく上下する。その動きに、俺の視線が釘付けになる。


「実は、すごく緊張してた」


「俺も緊張してる」


「え?」


「蓮が可愛すぎて」


「……もう」


 蓮は照れた表情で、俺の腕を叩いた。その仕草が、どうしようもなく可愛い。


「行こうよ」


「ああ」


 プールサイドに出ると、多くの家族連れやカップルで賑わっていた。あちこちから、歓声や笑い声が聞こえてくる。


「わあ、すごい人……」


「そうだな」


「でも、楽しそう!」


 蓮は目を輝かせた。


「まずは、流れるプールに行こうよ!」


「いいな」


 蓮がパレオを外した。その瞬間、俺の心臓が跳ね上がる。黒いビキニが、蓮の身体のラインを強調している。くびれたウエスト、丸みを帯びた腰。その全てが、どうしようもなく美しい。


 二人で流れるプールに入った。水は少し冷たかったが、心地よかった。夏の暑さが、水の冷たさで和らいでいく。


「気持ちいい……」


 蓮は嬉しそうに水に浮かんでいる。その姿が、とても幸せそうだ。水に濡れた蓮の肌が、太陽の光を反射して輝いている。


「ねえ、海斗。手、繋いでもいい?」


「もちろん」


 俺は蓮の手を握った。蓮の手は、水に濡れて冷たい。でも、その温もりは確かに伝わってくる。


 二人で手を繋ぎながら、流れに身を任せる。ゆったりとした時間が流れていく。蓮の身体が、時々俺に触れる。その度に、俺の心臓が跳ね上がる。


「幸せ……」


 蓮は俺の肩に頭を預けた。蓮の温もりが、俺に伝わってくる。蓮の濡れた髪が、俺の肩に触れる。その感触が、どうしようもなく愛おしい。


「海斗と一緒だから、もっと幸せ」


「俺も」


 蓮の身体が、俺にぴったりと寄り添ってくる。その柔らかさを感じて、俺の心臓が激しく鼓動する。水着越しに感じる蓮の体温が、俺の全身に広がっていく。


 しばらく流れるプールを楽しんだ後、蓮が提案した。


「ねえ、次はウォータースライダー行こうよ!」


「いいな」


 ウォータースライダーの列に並んだ。前には、何組かのカップルや家族連れが並んでいる。


 順番が来て、俺が先に滑ることになった。


「じゃあ、先に行くな」


「うん、気をつけてね!」


 俺はスライダーに入り、一気に滑り降りた。水しぶきを上げながら、プールに着水した。スリルがあって、心臓が高鳴る。


 数秒後、蓮も滑り降りてきた。


「きゃあ!」


 蓮は歓声を上げながら、着水した。その表情は、興奮と喜びで輝いている。濡れた髪が蓮の顔にかかって、その姿がどうしようもなく色っぽい。


「蓮、大丈夫か?」


「うん! すごく楽しかった!」


 蓮は目を輝かせた。


「もう一回行こうよ!」


「いいぞ」


 二人で何度もウォータースライダーを楽しんだ。蓮の嬉しそうな表情を見ていると、俺の胸も温かくなる。


 昼になり、二人でプールサイドのレストランに入った。店内は、エアコンが効いていて涼しい。


「お腹空いたね」


「ああ」


 俺はカレーライス、蓮はハンバーガーを注文した。


「いただきます」


 二人で食事を始めた。蓮が食べる姿を見ていると、それだけで胸が高鳴る。


「ねえ、海斗」


「ん?」


「午前中、楽しかった?」


「ああ、すごく」


 俺は正直に答えた。


「蓮と一緒だと、何をしても楽しい」


「……私も」


 蓮は嬉しそうに微笑んだ。


「午後も、いっぱい楽しもうね」


「ああ」


 食事を終え、再びプールに向かった。


「次は、波のプール行こうよ!」


「いいな」


 波のプールに入ると、ちょうど波が発生し始めた。ゴーッという音とともに、大きな波が押し寄せてくる。


「わあ!」


 蓮は波に揺られながら、楽しそうにしている。その笑顔が、どうしようもなく可愛い。波に揺られて、蓮の身体が俺に押し寄せてくる。その度に、蓮の柔らかい身体が俺に触れる。


 俺は蓮の手を握って、一緒に波を楽しんだ。大きな波が来ると、蓮が俺にしがみついてくる。その感触に、俺の心臓が激しく鼓動する。


「海斗!」


「ん?」


「これ、海みたいだね!」


「そうだな」


「本物の海も、早く行きたいね!」


 蓮は目を輝かせた。


「ああ、絶対行こう」


「約束だよ!」


 波のプールを楽しんだ後、二人で休憩スペースに向かった。パラソルの下で、二人並んでデッキチェアに座る。日陰の涼しさが、疲れた身体を癒してくれる。


「疲れたね」


「ああ」


 蓮は俺の肩に頭を預けた。蓮の温もりが、俺に伝わってくる。濡れた髪から、甘い香りがする。


「でも、すごく楽しかった」


「俺も」


 しばらくそうしていると、蓮が顔を上げた。その瞳が、俺を見つめている。


「ねえ、海斗」


「ん?」


「日焼け止め、塗ってもらっていい?」


「ああ」


 蓮は日焼け止めを取り出した。


「背中、お願い」


「分かった」


 蓮は俺に背中を向けた。蓮の白い肌が、俺の目に入る。水滴が、蓮の背中を伝っている。その光景が、どうしようもなく色っぽい。


 俺は日焼け止めを手に取り、蓮の背中に塗り始めた。


「……っ」


 蓮の肌は柔らかくて、思わずドキドキした。心臓が、激しく鼓動している。蓮の肌の感触が、俺の手のひらから伝わってくる。滑らかで、温かい。


「海斗、ちゃんと塗ってね」


 蓮の声が、少し甘い。その声を聞いて、俺の胸が熱くなる。


「ああ……」


 俺は丁寧に日焼け止めを塗っていった。蓮の肩、背中、腰。一つ一つの部分を、丁寧に塗っていく。その度に、蓮の肌の感触が俺の手のひらから伝わってくる。


「終わったよ」


「ありがとう」


 蓮は振り返って、俺を見た。その頬が、少し赤く染まっている。その瞳には、何か熱っぽいものが宿っている。


「じゃあ、海斗も塗ってあげる」


「え?」


「背中、見せて」


 俺は蓮に背中を向けた。蓮の手が、俺の背中に触れる。その感触が、俺の背中から伝わってくる。蓮の手は柔らかく、温かい。


「海斗の背中、広いね」


「そうか?」


「うん。かっこいい」


 蓮は丁寧に日焼け止めを塗ってくれた。その手の動きが、優しい。でも、時々蓮の指が俺の肌を撫でる。その感覚に、俺の全身に電流が走る。


「終わったよ」


「ありがとう」


 俺が振り返ると、蓮の顔が近かった。その瞳が、俺を見つめている。蓮の唇が、すぐそこにある。


「海斗……」


 蓮の声は、切なげだ。その瞳には、何か言いたげなものが宿っている。


「蓮……」


 俺は蓮の頬に手を添えた。蓮の肌は、温かい。


「ここじゃ、ダメだ」


「……うん」


 蓮は少し残念そうに微笑んだ。でも、その瞳には理解が宿っている。


 夕方になり、そろそろ帰る時間になった。空が、少しずつオレンジ色に染まっていく。


「もう帰る時間か……」


 蓮は少し寂しそうに呟いた。


「でも、すごく楽しかった」


「俺も」


 二人で更衣室に向かい、着替えを済ませた。プール施設を出ると、夕日が照りつけていた。


「今日は、疲れたね」


「ああ」


「でも、最高の一日だった」


 蓮は嬉しそうに微笑んだ。


 駅までの道を、手を繋いで歩く。蓮の手の温もりが、俺の心を満たしていく。


「ねえ、海斗」


「ん?」


「今度は、本物の海に行こうね」


「ああ、絶対に」


「いつ行く?」


「来週はどうだ?」


「いいね! 楽しみ!」


 蓮は目を輝かせた。


 駅の改札前で、蓮が立ち止まった。


「じゃあ、また明日」


「ああ」


 別れ際、蓮が俺の頬にキスをした。でも、今日はそれだけじゃなかった。蓮の唇が、俺の頬から耳元に移動する。


「海斗……」


 蓮が耳元で囁いた。その声は、甘く溶けるようだ。蓮の吐息が、耳にかかる。


「今日は、本当に楽しかった。ありがとう、海斗」


 蓮の声が、俺の耳を刺激する。その感覚に、俺の全身に電流が走る。


「こっちこそ」


「おやすみ」


 蓮は少し恥ずかしそうに微笑んだ。その頬が、真っ赤に染まっている。


「おやすみ、蓮」


 蓮が改札を通っていくのを見送りながら、俺は思った。今日のプールデート、最高だった。蓮の水着姿も見れたし、一緒に楽しい時間を過ごせた。そして、来週は本物の海に行く。楽しみで仕方ない。


 ※ ※ ※


 家に帰り、ベッドに横になる。スマホを見ると、蓮からメッセージが届いていた。


『今日は本当に楽しかった。海斗と一緒だったから、もっと楽しかった。来週の海、楽しみにしてるね。海斗に背中触られて、ドキドキが止まらなかった。おやすみ、海斗』


 最後の一文に、俺の心臓が跳ね上がる。蓮も、俺と同じことを感じていたんだ。


 添付されていた写真には、プールで笑顔の蓮が写っていた。その笑顔が、俺の心を温かくしてくれる。


 俺は返信を打った。


『蓮と一緒で、最高の一日だった。来週の海、楽しみにしてる。俺も、蓮に触れてドキドキが止まらなかった。おやすみ』


 送信すると、すぐに既読がついた。そして、ハートマークのスタンプが送られてきた。


「蓮……」


 夏休みは、まだまだ続く。蓮と一緒に過ごす、幸せな日々が。


「明日も、蓮と一緒」


 呟いて、俺は目を閉じた。窓の外から、蝉の声が聞こえてくる。夏が、どんどん深まっていく。蓮と一緒に過ごす、最高の夏が。蓮の水着姿を思い出しながら、俺は深い眠りについた。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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