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血を操りしモノ  作者: 長月
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友人達

翌朝

「ん・・・巴!」

目が覚めた想は昨日の事を思い出し、勢いよく起き上がり、巴を探すように辺りを見渡した。

「ここは・・・俺の・・・部屋・・・?」

想は、はっきりしない頭でリビングに向かい母と祖父に挨拶をし、昨日の自分について尋ねたがその答えは、帰りが遅かったぐらいでいつもと変わらないと返ってきた。そして、学校で会った巴に昨日の帰りについて聞いたが何も覚えていなかった。想は気を失う直前までの記憶があるため、巴に昨日の事を聞くが何故か制服が破れていて、怪我もなく気付けば自分の部屋で目が覚めたとの事だった。

(ならあの吸血鬼は一体どこへ行ったんだ?それに、俺自身の傷もない。まるで悪夢でも見たような気分だ・・・)


それから何事もなく時は過ぎ、季節は冬。想は一樹と巴の三人で冬休みの予定を立てていた。

「冬休みだし、パーっと遊ぼうぜ!」

「一樹もたまにはいいこと言うじゃん。どこ行く想?」

「たまにはとはなんだ。俺はいつもいい事しか言わないだろ?ほんと巴は人の見る目が無いなぁ」

「なんですってー!」

「そうだなー。景色が綺麗な所がいいな」

「「それ賛成!」」

想の言葉に言い合いしていた二人はそう言い、方向性が決まった話はどんどんと進んでいく。


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