表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

何事も逃げる事を考えていると? 

作者: 七瀬






僕は、何か嫌な事があったら、、、?

直ぐに、“逃げる事に決めているんだ!”

それはね? どんな事でも、そうなんだよ。

【逃げ癖】って言い方があるけど、、、。

僕は、その言葉が! 座右の銘なんだ。

凄く、カッコいい言葉だと思わない?

僕は、凄く、カッコイイ言葉だと思うんだ!




例えば?

部屋の中が散らかっていて、ママに“片付けなさい!”と

言われても、聞いていないし! 何処かに隠れている事もある。

学校でも、担任の先生から宿題を前の日に出されていたのに。

僕だけ! 宿題をしてこなかった。だから、お腹が痛いと保健室

に前の授業の時に行っていたりね。

次に、宿題が出されてもしないよ。

担任の先生は、カンカンに怒っていたけど。

僕は、反省した顔だけしておしまいさ!

友達と遊ぶ約束もしていたのに、僕だけ行かなかったんだ。

家の用事があるから、家に帰ると言って1人家に帰った。

次の日、友達、みんなに僕は怒られたけど。

僕は、そんなの気にもしていない。






・・・こんな風に育ってきた僕は?

大人になっても、何でもかんでも【逃げ癖】が出てしまうんだ。

僕が、嫌だと思う事は? 何もしないよ。

仕事でも、彼女ができても、僕の思い通りにならない事は?

決してやらないんだ。

仕事で失敗して、上司に怒られても、、、。

気にならないし! なんなら? 家に帰ってしまう事もあうよ。

今までだって! それでやってきたんだ!

これからも! これでいいと思っていたんだけどね。

彼女がデキた時に、僕は彼女の事がとても好きになったんだ。

彼女の言う事は? 何でも聞こうと想えたんだよ。

今までだったら? 絶対にやらない事でも、、、。

彼女の為なら、何でもできる気がしたんだ。

だからね? 唯一! 僕に何でも言えるのは、、、彼女だけ!

彼女の言う事だけは、何でも聞いているよ。

そんな彼女に、こんな事を言われたんだ。



『ねえ、ゆう君?』

『・・・うん? どうしたの?』

『ゆう君は? 何でも逃げてばかりなんでしょ?』

『・・・ううん。』

『でも? 私の言う事は聞いてくれるよね?』

『うん!』

『じゃあね! もう、どんな事があっても“逃げないって”

約束して!』

『・・・えぇ!?』

『私のお願いだから! 聞いてくれるよね?』

『・・・ううん。』






・・・まさか!?

彼女からそんな事を言われるとは、思ってもみなかった。

だけど? 彼女との約束だから守らないとね。

今まで、嫌だと思う事は逃げてきたから。

死ぬほどしんどい! 

だけどさ? 僕は、自信もついたように感じるんだ。

それに? 周りが僕の見方も変わったよに感じるよ。

僕は、信頼度0の男だったから! 

僕に、何かをお願いする事や任せられる事はなかった。

だから? 飲みに行ったり何でも話せる友達もいなかった。




・・・だけど?

今は、物凄く楽しいよ。

彼女の言う通りにしただけで! 僕の人生はバラ色に変わったんだ!

僕が変われば、周りにいる人たちの僕を見る眼が変わる!

今はね 仕事に行くのが楽しいよ。

全て“僕の彼女のおかげだね!”君と出逢えてよかった。





最後までお読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ