表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/324

ログインボーナス9日目 握手

 朝6時に起きることが習慣化されそうだ。

 ログインボーナスのたわしは一つ3000円するらしい。だけれど金のタライと一緒に置いてある。

 昨日の勘違いを思い出し一人赤くなっているとインターフォンが鳴った。


「おはようございます。今日のボーナスなんですが……」

「なんですが?」

「手を出してください」


 言われたことに疑問を抱きながら配達員さんに手を差し伸べる。

 すると配達員さんは僕の手を握った。


 静寂が僕と配達員さんの周囲を包み込む。


 2分、3分と時間が流れる。

 掌越しに配達員さんの体温が伝わってきてドギマギする。


「これなんですか?」


 僕の声が静寂を破る。


「今日のログインボーナスは握手なんです」


 配達員さんと10分くらい手を握り合っていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ