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ログインボーナス83日目 添い寝
『本日は21時過ぎにお伺いいたします』
朝目が覚めるとスマホに配達員さんからメールが届いていた。
パジャマパーティーや添い寝はもう頂いたのでないとして、夜間にすることと言ったら天体観測か。
あまり思いつかないので考える行為を放棄した。
21時丁度、インターフォンが鳴った。
「こんばんは。今日のログインボーナスは添い寝です」
デジャヴだった。
「え、以前添い寝してもらった気がしますけれど」
「そうですね、以前は温もりとして添い寝をしました」
シャワーを終えた配達員さんがパジャマに着替えて、俺の前でこう言った。
「お酒飲みましょう」
急ぎで用意できたのがホットワインしかなく、つまみはない。
それでも配達員さんは満足そうな顔をしていた。
「それでは寝ましょうか」
以前と同じように、一緒の布団で密着して眠る。
前よりもドキドキ感はないと言え、配達員さんとゼロ距離になれば心臓の鼓動は増す。
冷静なふりをしながら、朝まで配達員さんの温もりを感じていた。




