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ログインボーナス71日目 濁点シール
朝目が覚めた時、隣に誰もいないことがとても寂しく感じた。
昨日のが特別だったのだろう。
哀愁漂わせながら朝食を作っているとインターフォンが鳴った。今日は少し早い。
「おはようございます。今日のログインボーナスは濁点シールです」
配達員さんから絆創膏くらいの大きさのシールを渡された。
「濁点シールですか?」
「喉に貼ってみれば分かりますよ」
「貼゛っ゛て゛み゛ま゛し゛た゛が゛何゛も゛変゛化゛は゛……あ゛っ゛、゛凄゛い゛で゛す゛ね゛こ゛れ゛」
口から吐き出した声に濁点が付属して、某俳優、某藤〇竜也の演技みたいになっている。
俺が声を出すたびに配達員さんがコロコロと笑うので何だか嬉しかった。
そして今日1日このシールを付けて過ごした。
楽しかった。




