ログインボーナス70日目 水族館
朝目が覚めると、となりの布団で配達員さんが寝ていた。
ただ少し早く目が覚めてしまったので、そのままそっとしておいた。
二人分の朝食を作っていると、配達員さんが起きてきた。調理器具を扱う音で目を覚まさしたみたいで、少し気分が下がった。
「おはようございます。手伝いますよ」
よくできた配達員さんだった。
いつもと同じ献立の朝食なのに、いつもより美味しく感じた。
きっと配達員さんの魅力だろう。
新婚生活とかこんな感じなのだろうか。
「本日のログインボーナスは水族館です。食事が済みましたら出掛ける準備してくださいね」
やはり色々突然である。
ただログインボーナスの内容を告げられたのは6時30分。配達員さんは正確であった。
9時、配達員さんが入場券を前もって購入していたので、券売機の前で行列をなしている人たちを横目に入場した。
クラゲや金魚、ペンギンや魚達を観覧したが、やはり一番はだった。
配達員さんの純白の髪が、水族館の微かな照明や、水槽の明かりで、場所が変わるごとに万色に輝きを灯して、本当に綺麗だった。
それと伊勢エビが食べたくなった。
売店コーナーで配達員さんと揃ってペンギンのぬいぐるみを買ったり、備え付けのカフェでオリジナルのパフェを食べたりした。
昼食は隣のタワーの展望デッキにあるカフェで取った。
配達員さんがカレーを頼んだら、俺も食べたくなったのでカレーを注文した。
昼食後、配達員さんの提案で館内にあったプラネタリウムで星々の旅にへと出かけた。




