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今日から始めるログインボーナス  作者: シルヴィア・紫の夜明け


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ログインボーナス15日目 お弁当

 ログインボーナスのおかげで部屋に物が増えてきた気がする。そんなことを思いながら布団から体を起こした。

 実のところ金のタライを見ながら入る風呂はあまり気分は良くない。

 流行りのメル〇リで売ろうか。きっと売れないだろうけれど。

 今日もインターフォンが鳴り、出ると配達員さんがいる。

 ただ今日は物を抱えていない。

 手を後ろで組んでいるみたいで。


「おはようございます。今日のボーナスはお弁当です」


 そう言って配達員さんが差し出してきたのは、白とピンクと水色の柄の手ぬぐいで包まれたお弁当箱だった。

 昔、知り合いからバレンタインにチョコを貰った時の事を思い出した。


「これ手作りですか?」


 恥ずかしかったみたいで配達員さんは頷くと早足で帰って行った。



 今日の昼は、ある意味で最高の昼だった。

 手ぬぐいには水色と薄ピンクの可愛らしいお弁当箱が包まれていた。

 2段になっているお弁当箱の上段にはアボカドを主体としたハムと卵のサンドイッチが、下段には、ポテトサラダ、ナポリタン、エビカツ、赤玉ねぎと人参のマリネが、詰められていた。

 箸がなかったので給湯室に貰いに行くとからかわれた。


 明日、お弁当箱を返す時に、美味しかった事と御馳走様を伝えるのが楽しみだ。

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