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今日から始めるログインボーナス  作者: シルヴィア・紫の夜明け


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ログインボーナス102日目 海浜公園

 朝目が覚めてスマートフォンを確認すると6時過ぎだった。

 寝ぼけまなこを擦りながら、朝食を作る。

 机の上にある明かりをともしたままのスマートフォンは、女装した蒼井と配達員さんのツーショットが映し出されていた。



「おはようございます。今日のログインボーナスは海浜公園です」


 そう言った配達員さんに連れられて2時間、200ha程の海浜公園にやって来た。

 東京ドーム約43個分らしい。

 配達員さんの事だから海外の公園に連れて行かれると思ったが、良かった国内で。

 今の時期ラベンダーが咲き乱れているかな、と持っていたが咲き乱れる如くホウギキで満ち溢れていた。

 秋になると紅葉してイソギンチャク? みたいになるが、今の夏季シーズンでは地を這う巨大なマリモのようだ。

 夏季シーズンと言えば今日の配達員さんは半袖なのである。シースルーの部分を除いたら只のノースリーブのシャツだ。

 配達員さんの肌が心配で、日焼け止めの確認をしたが配達員さんは抜かりなかった。

 蒼井さんも、と言われて配達員さんの手で日焼け止めクリームを塗ってもらった時にはもう、日焼け止めがログインボーナスなのではないか、と錯覚したほどだ。


 ネモフィラを模した水色のソフトクリームを配達員さんと食べながら、メタセコイアの並木道を歩いた。紅葉のシーズンでもない今ならではの新緑の並木道である。秋になったらまた来たいと思えた。

 昼過ぎ、昼食を取る前に配達員さんと広場の噴水で、噴水に向かって腰をかけた。

 まだ夏休みに入っていないせいか、子供という子供がいない。

 配達員さんと水のかけ合いがしたいという気持ちを我慢して足を涼めていたが、配達員さんが軽く水をかけてきた。

 5分程軽く水でじゃれ合った。が、その代償は大きかった。配達員さんの水玉模様のブラが透けていた。配達員さんにタオルを渡すと、配達員さんはTシャツをひと通り拭き俺にタオルを返してこう言った。


「乳首透けてますよ」


 俺の事はどうでも良かった。ただひたすら見た眼福を忘れまいと脳内にブラを思い浮かべていると、俺のTシャツを配達員さんがごしごしと拭き始めた。

 何だろう、これは恋人ではなく親と子って気がする。


 昼食は太平洋が一望できるテラスで済ました。

 見える景色に館内のプールも写っている。海と比較するとどうしても淡くなるが、俺はどちらとも好みだった。

 注文時、配達員さんが恵比寿のビールを頼みそうになったが、ネモフィラブルーティーを2つ頼んでやむなきを得た。

 ビールを飲むことが出来なかった配達員さんはネモフィラのお茶を飲みながら「フランスではワイン3杯までなら運転手でも飲んでもいいんですよ」ととんでも理論を口にしたが生憎ここは日の丸の地だった。

 ドライカレーとナポリタンを分け合いながら食べた後、デザートとしてフォンダンショコラと蜂蜜が練り込んであるロングドーナツを分け合って食べた。フォンダンショコラがメニューの写真よりも黒く驚いた。配達員さんの口に黒い粉が付いていたので拭いてあげると、俺が親で配達員さんが子の気分になった。何だこれ。

 締めは塩バニラアイスと、いちごアイス。

 配達員さんが食べかけの塩バニラアイスを欲しがっていたので分けて上げると、俺の口にいちごアイスをあーんとしてくれた。これはきっと明日何かあるに違いない。


 1日配達員さんと海浜公園を巡って、来年一緒にネモフィラを見たいという気持ちがより一層強くなった。

海浜公園良かったでs

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