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憧走走散  作者: 榎美夕
6/12

運動会……1年生(上)

な、なんか雪溶けましたね笑


っと、はい!ましろでーす(*´艸`)


今回の題名不明な人いると思うので説明しまうす!←


1年生は小学1年生の意味で

(上)は、次回は(下)があると言うことです!


一つに終わらせようとしたのですが、思ったより熱に帯びてしまい……1年生の運動会を2話に分けました!


長々と説明しましたが……どうぞ♡←



夢実はいつもより早く目が覚めた。


理由は多分と、言うより確実に緊張。

───今日は小学生になって初めての運動会だから。


早くは起きたのはいいものの特に何もせず、


ぼーーっとする。


そうしているうちに家を出る時間に丁度いいくらいの時間になった。


あ、、。時間!


荷物を持ち玄関で靴を履き終え、家を出ようとすると、


「後から行くからね!」


そうお母さんが言ってくれた。

横にはお父さんと空も笑顔で頷いている。


「気をつけてなっ!」


「がんばってね~!」


「ありがと! 行ってくる!!」


それだけ答え家を出た。


うかない空の下1人で学校まで行き、教室についたのだが…………


ドキドキ……ドキドキ……

心拍数が高いのが自分自身でもわかる。


きんちょうしてる……どうしよう……。。。。


───


「少し肌寒く、太陽も出ていませんが皆さんが今までたくさんしてきた練習の成果を…………」


ふと気付くと校長先生のお話。


緊張し過ぎてどうやって教室からグランドまできたのかが分からなく、


……?!え!!


焦っているうちに開会式が終わって、生徒席にみんなで行った。


それからは少し冷静になった。


えーと。

今日は50m走と、運命走と、リレー。。


がんばらなきゃ。

いや、本気で……がんばろ!!


私の両膝には白いものが巻かれているがそんなのは気にしない。


運命走と50m走を中々良い結果で終え、席についてリレーの事で緊張していると……



「一年生リレー選抜の選手は生徒玄関前に集まってください!」


こうアナウンスが流れた。


1、2年生は午前だけで競技が終わるのでリレーの時間が他の学年に比べ、早い。


……もう少しで始まる。。

どうしよう……大丈夫かな……ちゃんと走れるかな。。


「ゆめみっちいこ!」


同じリレ選で青チームの子がそう言ってくれた。


「あ、うん! いこ!!」


そこまで集合場所に行くまでも、ついても、緊張し過ぎてその子となにも話せずに終わってしまった。


「みんな集まりましたかー? 走る順番に並んでくださいね!」


青色と黄色の紅白帽子の色違いを入れた箱を持ちながら先生は言った。


えーと、青チームみんな居る!


「みんないるから早くすわろ!」


緊張しているのがみんなに気づかれないように声を弾ませて言う。


「うんっ!」


私の掛け声に青チームはみんなは座ってくれた。


「青チームと黄チームの人は帽子取りに来てください! 早くしてね~」


と、言われ私達は急いで帽子を取りすぐさまかぶり、かぶりながらさっきまで座っていた場所に戻った。


ドクドクドクドク……


隣の人に聞こえてしまいそうな程、夢実の心臓は鳴っている。


き、きんちょうする……


「待機場所に移ります! このまま列を崩さないでついてきてください!」


「はいっ!」


リレーの選手みんなが大きな返事をする。



「選手に選ばれた皆さんは特に挨拶をしっかりしてください。 そして、待機時間砂や草で遊んでもいけません。 そのようなことをした人は補欠の人と変わってもらいます。」


練習中に先生に言われたこの言葉。

恐らくみんなこの言葉をみんなはしっかり胸に刻んでいるのだ。



「次の種目は一年生選抜リレー。 選手の皆さん入場してください!」


楽しげなJポップの曲が運動会らしい曲に変わり、グランドにいる全員が全員拍手を始めた。


それにつられたかのように、鷹が上空に舞う。


その大きな拍手に迎えられながら、

私達リレー選抜メンバーはそれぞれのスタート地点についた。


夢実は1走、スタートダッシュをし2走の男子にバトンを繋げる。



「1走の人スタート地点に来てくださーーい!」


ドクンドクン…………ドクドク、、、、


夢実の心臓は爆発してしまいそうなほど激しい音をたてている。


「はいっ!」


私を含めた1走の選手はそう元気よく返事をした。


「赤、青、白、黄っと。 全員いるみたいなので、コースをじゃんけんで勝った順に決めてください! 急ぎ気味に!」


そう先生に言われ急いでじゃんけんをする。


「さーいしょはぐー!」


何だそう......ぱー。ぱーだす、ぱー!


「じゃんけん、、ぽんっ!!」


赤チームの子がそういい、周りの手を見てみると、


赤チームの子は、ちょき。

青チームの私は、ぱー。

白チームの子は、ちょき。

黄チームの子は、ちょき。


を、出していた。


「3人でじゃんけんしよ!」


また、赤チームの子が言う。


「さーいしょはぐー!」


「じゃんけん、、ぽんっ!!」


真後ろからそんな声が聞こえる。


夢実は一番負けてしまったためこの結果を見る必要は無い


と、思いグランドを見渡していた。


他の3人はもうコースについたみたいだ。


「ゆめみちゃん! ここだよ〜!」


元気よく教えてくれるのは先程から元気が良い赤チームの子だった。


「ありがとう」


そう言いながら、言われたレーンへと進む。


やっぱり......はじっこ。


...………?!はじっこならななめに行けばいい!やっったぁ!


私もスタート位置につき、リレーを始める準備が整った。


グランドは緊張感が走っている。


「位置についてー!!」


大きな声が端のレーンの私の耳に響く。


よし。斜めに、端っこに行く。


「よーーい!!」


この合図で私達4人は利き足を後ろに下げる。


「バンッ!」


力強いピストルの音が鳴ったのとほぼ同時に走り出した。

どーでしたかねー?笑


少し陸上っぽくないですか?←


まぁー、そこはおいといて


次回は運動会の続きです!お楽しみに☆

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― 新着の感想 ―
夢見ちゃんのリレーにかける想いや緊張感がすごい伝わってきて、こちらもワクワクドキドキしながら読ませていただきました。 早く続き読みたいー
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