表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/48

首都レンダイ

さて、『ライトダンジョン』をクリアして、

シルフと町の外で別れて冒険者ギルドに戻った、

当然魔石を換金するんだが、

なんと魔石が金貨400枚にもなった、

魔石買取カウンターの職員さんが言うには『ライトダンジョン』はかなり貴重な魔石が多く、

また上層階は潜れる人が少ない為だそうだ。


俺は銀行にお金を預けてから実家に帰り疲れたので夕食時まで就寝、

夕飯時に母さんに起こされて食事、

食事が終わった後に『ライトダンジョン』で有ったことを両親に聞かれたが、

適当に運が良かったと言っておいた、

まあ大丈夫だろう。


翌朝ベッドからゆっくりと起きて、

朝食を家族と食べて、

玄関で両親を見送ると何をしようかと考えた、

レンダイは地元である、

地元であるが、

実は自分を鍛えるので忙しく余り町に詳しくないのだ、

取り敢えず酒場で情報収集しよう。


「店主さん、レンダイは何が有名なんでしょう」


「アルト……お前は此処が地元だろ」


「いやそうなんですけどね、小さい頃から鍛えるのに忙しくて、あんまり遊びとか行った事無いんですよ」


ついでに言うと遊びに誘われた事自体が無いような気がする、


「そうだな、やっぱり城じゃないか?一部なら平民でも城に入れるぞ、確か入城料で銀貨2枚だ、後は教会だな、クラス教会の総本山だけあってかなり立派だぜ、そうだな既に成人してるから色街もいいと思うぞ、レンダイの色街はランクライド王国で一番といわれている」


「なるほど、ありがとうございます」


銀貨を1枚カウンターに置いて礼をしてから俺は酒場をでた、

まだ日も高いし今日はお城見学に行こう。


2000年前から有り、遠目でも分かる巨大な白亜の城がレンダイの西にある、

城壁は白く、

所々に青や赤の模様のある正にファンタジーな城で、

名前はかつての勇者の名前に因んで光の城と呼ばれている。


俺は城門の前にいる、

騎士様に城の見学について訪ねた所、

城内ツアー的な物をやっており後20分程待って下さいと言われた、

料金もツアーの担当者が収集するようだ、

しばらく待ち俺と同じようにツアー開始を待っている人が集まってきた、

ツアー担当者の騎士が現れて説明し始めた、


「えーそれでは、入城料の銀貨2枚をお願いします」


騎士様の手にある箱に銀貨2枚を投入、

俺以外もそれぞれ投入していき、

全員が投入し終わりさらに騎士様が喋る。


「ではまず防犯のた為に武装の解除をお願いします、また魔道具もこちらで責任を持って、お預かりします」


今の俺の格好は普通の冒険者服である、

武器などはアイテムボックスにしまってあるので、

それをそのまま騎士様に預ける、

他の人も武器や鎧等も預けるようだ、


「続いて、こちらの腕輪をつけてください、魔術の発動を妨害する物です」


魔術の妨害かまあ当然だよね、

城に入れるんだ文句は言わない、


「更にこちらの指輪もお願いします、こちらはスキルの発動を妨害する物です」


スキルの発動ね、まあ所謂アクティブスキルを妨害するんだろう、

装備してから少し体を動かしてみた、

やはりパッシブスキルは大丈夫だ


「皆さん装備されたようなので、早速入城します」


こうして俺達は正門……の脇にある扉をくぐった、

騎士様によるとあれはパレード等のイベント時のみ開門するのだそうだ。


扉の先には何やら魔道具のマットがあり、

ここに乗って靴の汚れを落としてから絨毯の上を歩くらしい、

さて城の内装だが、実に煌びやかな佇まいである。


真っ赤な絨毯に王様の姿が描かれた巨大な絵画、

所々にある壺やら石像等はスキル・鑑定が使えなくても一目で上等な物だと分かる、

さらに天井にある巨大なシャンデリアが雰囲気に拍車をかけており、

城の中はまさに別世界なのだと感じさせる。


騎士様に着いてゾロゾロと他の人達と城内を歩いて行くと部屋に案内された、

歴代の王様の絵画が並べられている部屋らしい、

騎士様がそれぞれの王様の名前と特に偉業を残した王様の説明を一時間程聞いてから、

次は城の中庭に案内される、

中庭は花壇になっており計画的に植えられた花達が綺麗に咲き乱れている、

専属の庭師が手入れをしているそうだ、

30分程散歩してから続いて食堂である、


「此処は普段下級の騎士が利用している場所ですが、是非今日は皆さんも食べてみて下さい、今から一時間程昼休みになります、トイレはあちらに有りますので、ご自由に利用してください」


昼食に案内された食堂はかなり広く、

同時に3000人位は食事出来そうな広さである、

ちらほら非番なのか案内した騎士様以外にも食事をしている騎士様がいた。


因みに有料だったが値段はかなりリーズナブルだった、

味もしっかりしていたが、

どちらかというと味より量といった感じで、

普通のランチを頼んだのだがかなり量が多かった。


続いて案内されたのは運動ができる広い場所で騎士様達の訓練所らしい、

あの騎士様はこの国で3番目に偉い誰々で〜と言う説明を聞きながら、

ランクライド王国の武力を誇示するのも大変だなーと思いながら、

訓練を見ている。


最後に売店のような所に案内された、

まあ、お土産にどうですか?

という感じなのだろう。


売り物は騎士団のマークを入れたハンカチやらタオルやら、

此処でしか買えないという小さな国旗等、

一番高いのは小さめな絵画で王様が描かれた物だった、

一応ハンカチとタオルを購入して、

城内見学ツアーは終了となった。


再び門をでた所で能力制限の魔道具を騎士様に返却、

預けたアイテムボックスを返して貰って、

一応中を確認、

問題ないので騎士様にありがとうございますと礼を言って家に帰った、

なんか日本で一度だけ行った日帰りバスツアーを思い出しましたよ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ