旅立ちの準備
旅の準備としてまずは情報収集である、
冒険者ギルドに行き次の町へのルートを決める為地図を見せて貰う。
冒険者ギルドでは勇者パーティーがギルド内で何やらもめていた、
ふむあれがテンプレの冒険者に絡まれる勇者の図ですね、
まあ俺には関係ないので勇者パーティーから離れたカウンターの受付さんに地図を出して貰う、
次の町を学園都市メーティスに決定してから冒険者ギルドを出た、
いつの間にか勇者パーティーが消えているな。
次に酒場に行き情報収集と朝食を食べる、
此処では盗賊の出やすい場所とか、
メーティスの名物などを店主に聞く。
次は必要なアイテムの買い物、
携帯食で干し肉と乾パンとドライフルーツと魚の干物を買ってアイテムボックスへ投入、
因みに水は魔術で食器も魔術で作りだします。
続いて何時も使っている魔道具の光のランプ用に加工された魔石の購入、
本当は自分で加工した方が断然安いのだが、
表向きには錬金術師では無い為怪しまれないように買うのだ。
続いて自分の使っている武器と防具用に大き目の魔石を火・水・風・地・光・闇属性の魔石を3個ずつになるよう購入、
魔石は耐久値が無くなると消失するので予備は必須である。
粗方買い物が終わり宿に戻る。
続いて洗濯物、
40分程で終わり最後に部屋で武器と防具とその他のアイテムのメンテナンスである、
武器と防具は自分とシルフの命を預ける物なので特にしっかりとやる、
全てを済ませて夕食の為に居酒屋へ。
居酒屋では初日に食べたステーキを食べた、
相変わらずの美味さである、
しばらくは携帯食なので味わって食べているとダルクさんとスイカさんが現れた、
「やあ、偶然だね」
「偶然だにゃん」
2人は偶然だといってるが……
「本当ですか?」
「当然違うよ、実は君に頼みがあるんだ」
「明日にはこの町を出るんですが」
「丁度いいにゃん」
言いたいことはなんとなく想像がついた、
「「パーティーを組まないか」にゃん」
「嫌です」
「こんな美人なお姉さんとパーティーが組めるぞ、しかも獣人もついでに付いて来る」
「結構です」
「さらに私達はCランク冒険者にゃん、こう見えて結構強いにゃん!」
「間に合ってます」
「酒場の店主がいっていた、駆け出しだが信用出来て腕もたつと、ソロだからパーティーを組めるかもしれないと」
いつか言われたような事を2人で交互に言ってきた、だが俺の答えは決まってる、
「一人が性に合ってるので」
「一緒に………一緒にSランク冒険者に、いや……ティファニー様のような冒険者を目指さないか?」
ダルクさんがとても美しい笑顔で聞いてきた、
本気でパーティーを組みたいのが分かる、
ティファニー様か……2000年前の勇者パーティーでエルフ族最強の弓兵だったらしい、
様々な伝説があり、
人格者で仲間は絶対見捨てなかったらしい、
「お言葉は嬉しいですが……俺はパーティーを誰とも組むつもりはありません」
「そうか……残念だ……」
「残念にゃん、私達も明後日、商人の護衛でテツザンに帰るにゃん」
2人ともとても残念そうだ、涙ぐんだ目をしている、
「僕は学園都市メーティスに行きます……2人なら、伝説の勇者のようになれますよ!頑張って下さい!」
少しだけ、
少しだけ2人とパーティーを組むのもいいかなと考えた、
それはそれできっと楽しいのだろう、
でも俺は世界中を見て回るのが目的だ、
きっと2人とは行く道が違うのだ、
しんみりした空気が流れたがそれを壊すようにスイカさんが酒を注文した、
「店主ーーー酒にゃん酒を持ってくるにゃん!ふられたにゃん自棄酒にゃん」
「店主!私にも酒だ!ふられた、頑張って誘ったのに……」
なんか2人共すげー勢いで飲み始めたぞ!
2人は俺が夕飯を食べ終わるまでには酔いつぶれていた、
「店主さん二人とも酔いつぶれてるんだか?」
「ほっとけ、その内そいつ等の親が来る、なんなら宿に2人共お持ち帰りしたらどうだ?」
「そんな事しませんよ!」
仕方無いので適当に酒とつまみを注文して2人の親が来るのを待った、
店主が言うにはダルクさんはめったに酒を飲まないらしい、
親にも連絡はしたようで30分程で迎えにきたのを見送ってから俺も宿に帰った。




