再攻略・次の町へ
俺達がゴブリンの群と戦った翌日の朝、
俺は枕に顔をうずめてベッドで身悶えしていた。
うわ〜何が、
何になりたいかじゃない、どうなりたいかです、
だよ〜ギャ〜厨二病かよ〜まじ引くわ〜馬鹿なの?
死ぬの?
なんであんな事言ったんだよ俺は〜しかもオーガには、
お前は俺だったのかもなキリッ、
じゃね〜よ前者はまだしも後者は完全に一人言だったじゃね〜かよ〜、
しかもダルクさんにお母さんとかいっちゃったよ〜小学生かよ〜そういやぁ小学生の頃先生を間違えてお母さんて呼んだことあったよな〜
「ワンワン」
「何だよシルフ俺は心のダメージが大きいんだよ」
とシルフに答えたら、
部屋がコンコンとノックされた、
「アルト様」
「ハーイ」
「冒険者ギルドから連絡で金一封があるからなるべく早くギルドに来てほしいと連絡がありました」
「分かりました」
扉の前から女将さんに内容を聞かされて、
すぐ昨日の事だと気付いた、
なんとシルフは少女を冒険者ギルドに届けた後、
カルテット防衛戦にて魔大砲に魔力を込めたり、
ポーションを負傷者にぶっかけて一命を救ったりしていたらしい、
流石はシルフである、
「ワンワン!」
「分かったよ飯な、でもその前にモフモフさせてくれ」
「クゥゥン」
シルフはやれやれなんて言いながら、
モフモフさせてくれました。
何とか深刻なダメージから回復した俺は宿をでて、
朝食を食べに何時もの酒場へ、
しかし本当にカルテットはのどかな所である、
昨日は大変だったが、
カルテットを守ることができて良かった、
シルフと適当に注文して朝食を食べ終えた俺達は早速冒険者ギルドに向かった。
冒険者ギルドに入って適当な受付さんに聞こう、
「昨日の防衛戦で、金一封がでると聞いて来たんですが」
「カードの掲示をお願いします」
「はい」
「少々お待ちください」
「こちらが、アルト様への報酬金貨10枚になります、ご確認下さい」
なん………だと……!
「こんなにありがとうございます」
「この度はお疲れ様でした」
俺は内心の動揺を悟られない用に返事をして受付を離れ、
ギルド内の適当な椅子に腰掛けた、
しかし金貨10枚か、
俺が水竜リヴァイアサンの時は金貨6枚だったのに……シルフが一匹で金貨10枚稼ぐとは……俺のマスターとしてのプライドが粉々である、
「ワンワン」
気にするなって?
ありがとうシルフ、
でもちょっとモフモフさせてくれ、
シルフを存分にモフモフした後、
時刻は昼過ぎ……俺どれだけモフってたんだ、
昼を食べてから『バードダンジョン』に向かった。
さて何時もより遅いが最上階までドンドン攻略する、
せっかくスキル天恵の運なんて言い訳を作ったので、
虚仮威しでもなるべく威力を高めておきたい、
そう考えながらシルフと一緒に空を飛んだりしながら各階層を攻略、
ボス部屋にたどり着いたのだが、
あれ?扉が開いてるな?ボスが倒されて無いなら閉まっているはずである、
そうか勇者パーティーがボスを倒したんだ、
という事はこの50階層で魔石を稼ごう、
しばらく魔石を集めていたが、
そろそろ帰る時間なので俺は装備を冒険者の服に戻して、
シルフのショートソードをしまってからダンジョンを出た。
何時も道理に魔石を冒険者ギルドで交換した後に銀行へ行き貯金、
居酒屋で夕飯を済ませて宿に戻る、
当初路銀稼ぎに3ヶ月の予定だったがギルドマスターへの言い訳を上手く出来たし、
今日で路銀も貯まったので明日は準備して、
明後日この町を出る事に決めた。




