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休日は何すればいい?

冒険者ギルドにマークされているのでこのカルテットでは目立たず行動しなければならない、

よって何時もなら冒険者ギルドに行きダンジョンの情報収集をするのだが……やはり情報収集は必要だな、

寧ろしない方がおかしい、

朝食を適当な店で食べてから冒険者ギルドに向かう。


シルフを伴い冒険者ギルドの中に入る、

見覚えのある2人組が見えたが気のせいだろう、

早速俺は受付さんにダンジョンの資料を出してもらいそれを読む、

1時間位で読み終わり資料を返却して、

さて次は何しようか、

いや何時もなら町中を散策するんだが、

此処は農業都市なのだ……どこまでも……広いです、

のどかな風景、

青い空、

白い雲、

散歩?散歩しかないの?


流石に農業体験なんてやって無いよ?

乳搾りとかイチゴ狩りとかやれるかなーと思ってたんだけど、

冒険者ギルドの依頼掲示板にも農業の手伝いなんて無かった、

有ったのは薬草採集とゴブリン退治にテイムモンスターの探索位である、

冒険者ギルドをでてしばし空を見る。


「ワン」


そうだねシルフ君、

平和だね、

思えば此処まで忙しい日々だった、

それはそれは充実していたんだが、

なにをして良いかわからないな、

結局俺はシルフと共に午前中ひたすら散歩していた。


昼食も食べて町中を散歩している時声をかけられた、

最近聞いた声である。


「アルにゃん〜」


「なに普通に声かけてるんですかスイカさん」


俺を尾行してたんじゃ無いの?

まあ今回は尾行じゃなくて堂々と声を掛けてきたんだが、


「私とアルにゃんの仲にゃん気にしないにゃん」


「どんな仲でもないですが」


強いて言えば尾行された人と尾行した人である、


「実はお願いがあるにゃん」


「はあ」


何だろう、お金かな?

流石に貸せるほど親密ではない、


「実は私とパーティーを組んで欲しいにゃん」


「嫌です」


「こんなに美人にゃお姉さんとパーティーが組めるにゃん、しかもエルフもついでについてくるにゃ!」


「結構です」


「更に私達はCランク冒険者にゃん、こう見えて結構強いにゃん!」


「間に合ってます」



「酒場の店主が言ってたにゃん、駆け出しだけど信用できて腕も立つって、ソロだからパーティー組めるかもしれないにゃんて」


「俺、各町の同じ看板の酒場に入ってるんだけど、店主がみんな同じ顔してるのはなんでなんでしょうね?」


「それは謎だにゃん、私もレンダイとテツザンとカルテットの店主は見た事あるにゃん」


うーん二人して首を傾げる、

俺もレンダイ、イーライ、テツザン、カルテット、の4店舗見たが4つ子かなぁ?

まあなくはない、

今度こっそり鑑定してみようかな、

あんまり悪用はよくないからしなかったけど。


「スイカ、なにをしている」


「あ、ダルにゃん、実はアルにゃんをパーティーに誘おうかにゃと思って」


「そうか、では改めて私はダルク、エルフ族のCランク冒険者をしている、一緒にSランク冒険者を目指さないか」


「いえ、俺は色々な所を旅したくて冒険者になりまして、じっくり腰を据えてというのはちょっと」


冒険者ランクを上げるには実力も必要だがそれ以上に信頼も必要である、

では信頼はどう築くのか、

ダンジョンバスターだとか、

ドラゴンスレイヤーだとかの称号があれば簡単に上昇できる、

しかしそういう物が無い場合一つの町でコツコツと築き上げるしかないのだ、

俺は世界中を見て回りたいのでそれは無理だ、


「そうか、残念だ引き止めて悪かったな」


「いえ、気にしないで下さい」


こうして俺は二人から離れていった。


「あー行っちゃったにゃん」


「仕方ないさ」


「ダルにゃんは押しが足りないにゃん」


「スイカは押しが強すぎる」


その後夕方まで散歩して何時も通り酒場で夕食を取り宿に帰り眠りました。


因みに酒場の店主を鑑定したら名前がテンシュだったよ、

ちょっとしたホラーだぜ。

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