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水竜リヴァイアサン

港からある程度離れた所で連続して爆発音が響いている、

どうやら複数の軍艦が大砲を撃っているらしい、

スキル・鷹の目で軍艦の周りと標的を確認すると、

どうやら巨大な一つの目標に向かってみんなで撃っている、

大砲の前から魔法陣が浮かび上がり爆発が発生、

標的に向かって着弾、

しかしその標的にはあまり効いていないみたいだ。


「あれは…ヤバい」


軍艦の標的は……鑑定した結果、

水竜リヴァイアサンと表示された。


軍艦の船上には様々な人が乗っていたが中に見知った顔があった、

以前盗賊に囲まれていた冒険者5人組である、

どうやらあの冒険者達も戦っているらしい、

冒険者ギルドから緊急連絡魔法が送られてきた、

町中に居り戦える冒険者は一旦ギルドに集まるらしい、

俺は急いでギルドへ向かった。


ギルド前の道路には緊急召集された冒険者が集まっていた、

なにやらギルド職員が状況説明をするらしい。


「状況を説明します、水竜リヴァイアサンが突如として現れ港を攻撃しています、これを迎撃するため軍艦5隻が防衛しています、集まって貰った皆さんには民間人が避難する間の時間稼ぎをお願いします」


300名近い冒険者達は悲壮な雰囲気をしながらも誰一人逃げ出そうとはしない、

皆覚悟を決めた顔をしている。


俺達冒険者は得意な所持クラスによって班分けされ騎士様をそれぞれの隊長として持ち場に向かった、

俺の班の隊長はいつかのリーダーっぽい騎士様だ。


俺の班はクラス水術師をメインにする班で海に投げ出された人達を救助しながら、

リヴァイアサンに向かって遠距離攻撃をするのが任務だ。


装備を整え港にて各班に別れる、

俺は隊長の指示通りに救助活動を始める、

鷹の目で状況を確認しながら水上を水魔術と風魔術で移動して軍艦から投げ出された人を一旦港まで運ぶ、

運ばれた人は問題がなければ風術師により自分の所属している軍艦へ運ばれる、

俺が確認する限りまだ軍艦は沈んでいないがこの調子でどこまで持つか、

リヴァイアサンは軍艦に対して水魔術と水のブレスで遠距離から攻撃している、

軍艦上に配属された冒険者達はそれぞれの得意な遠距離攻撃で攻撃しているがあまり効いていない、

しかし例の5人組の冒険者達だけは別格らしく、

青髪の女魔術師が派手な火魔術をバンバン打ち込み、

黒髪の男は光輝く剣から放たれる斬撃スキル・空斬波で確実にダメージを与えている、


「すげーな」


よほど高レベルなのか?しかし年齢は俺と変わらなそうなんだが。


俺も救助活動をしながらコッソリ攻撃する、

水魔術で塩を精製、

地魔術で三角錐に整形して弓兵のスキル・鷹の目と暗殺者のスキル・投擲術でリヴァイアサンの口へ連続して放り込んだ、

リヴァイアサンがのたうち回っていますな、

商人のスキル・鑑定でリヴァイアサンのステータスを確認しながら目立たないように、

同じ要領でコッソリ攻撃する、

リヴァイアサンは毒状態になった、

いくら海洋に住む竜でも塩分の塊は体に毒のようだ、

徐々に弱っていき最後は黒髪の冒険者が空斬波で仕留めた。


リヴァイアサン討伐が終わりイーライの町は大騒ぎになった、

水竜リヴァイアサンは伝説のモンスターでその死体の価値は計りしれず、

一番の貢献者でラストアタックを飾った5人組の冒険者は分け前として一番良い素材をもらったらしい。


防衛戦に参加した冒険者にも貢献度によって多額の金が入り、

リヴァイアサンの死体は冒険者ギルドが様々な方面の調整をして分配するとか、

今回の防衛戦で命を落とした冒険者の遺族には多少の金が入り、

できる限り遺体を回収してイーライに墓を作る予定だと冒険者ギルドの職員が言っていた。


後日俺も金一封として金貨を6枚ももらった、

リヴァイアサンの討伐後一旦ギルドにみんな集まりギルド職員から軽く今後の説明を聞き解散、

俺も救助活動で神経を使ったので精神的に疲れたせいか夕食もとらず宿屋でぐっすりと眠った。



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