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らりなな詩集

青い空を見上げた

作者: らりなな

 空は今日も平然として青い


 なのに


 君の心は雨模様




 まばたきせずに空を見上げた


 空の美しさは


 何気なく私達の頭の上にある


 だけど

 

 なぜか心を打たれる




 今日も世界中から煙が舞い上がる


 空にとっては苦しいはずなのに


 それでも美しい景色を見せてくれる




 空は毎日姿を変える


 時には雨が降り、時には雪も降り


 花に恵みを与えようと


 人々に感動を与えようと


 自分より相手を優先している




 空は今日も頑張っている


 時には地上を優しく照らして


 時には雷で思いを発散させて


 空だって同じだ


 気持ちを持っていることは


 空は誰かを支えつつ


 思いを表していることは




 君の心は雨模様


 それはきっと


 君が優しすぎるから


 自分より相手を優先しているから


 君も空とおんなじ




 だから


 無理をしないで


 あの空のように


 時には思いを伝えよう




 まばたきせずに空を見上げた


 空は今日も平然として青い


 隣には


 笑顔で笑う君がいる




 君の心が晴れてきた

何気ない風景は、常に何かを訴えているかもしれない……と思う時があります。

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― 新着の感想 ―
[良い点] この詩を読んで、心にぐさっと何かが刺さりました。 最近、本当のことちゃんと言えていなかったな、と反省しました。 たまには本心で話すこともよいかもしれませんね。 大事なことを教えてくれた良…
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