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作中用語集

参考までに、小説内の用語解説です。

随時追加予定。

(50音順)


(あやかし)

人、獣、器物、無機質など八百万の姿をとった人ならざる者。妖力を持たない人間には視えない。人に好意ある者や敵意を持つ者、性格も様々。容の良い者ほど妖力が強い。あらゆる場所に存在するが、多くは山奥や人の少ない場所、‘妖側の世’と呼ばれている場所に暮らす。人よりも頑丈で強力だが、居場所をなくしたり弱りすぎた妖は瘴気に充てられると禍怪になる場合もある。


九曜(くよう)

法術師の始祖である鈴姫の末裔、桜沢家を中心とした梅ヶ枝、篠坂、松野、須藤、山吹、柿本、桧垣、菊島の九つの家。実際には各家に属する、ある役職を持つ法術師九人のこと。


使役怪(しえきもの)

法術師と契約し使役される妖。法師は何体とでも契約は可能。しかし、法師自身の妖力を遥かに上回る者との契約は力関係が逆転しかねない上に、多ければ多いほど制御が難しくなりその分妖力も必要となるため二体以上との契約は推奨されない。契約には、対話で説得する方法が多いが術を使い無理に従わせている場合もある。上記の理由から使役怪を作るにはそれなりの危険を冒す必要があるため、わざわざ使役は必要ないという考えの法師もいる。


修祓区しゅばつくnew

立ち入り禁止区域の法師が使う別名。甲乙丙丁の四段階に分けられており、甲に近づくにつれて強い禍怪の出現率が高まり危険度も比例する。


鈴姫伝説(すずひめでんせつ)

大昔、現世に現れた強力な化物を封じたとされる一人の美しい姫君と五人の側近のお伽話。


立ち入り禁止区域(たちいりきんしくいき)

主に町外れなど普段から人通りの少ない場所で暗くなるとほぼ近づく人もいないような区域。夕暮れ時以降は一般人が立ち入らないよう規制される。あえて街灯等を設置せず、禍怪が出没しやすくしてある。


法具(ほうぐ)

法術師が扱う武器。法珠と連動している妖力を具現化したもの。妖力の質で武器の質、強度も決まる。刀や弓、お札など形態は様々だが、精密で複雑な重火器等や巨大な構造のものは妖力の安定度の問題で具現化不可能(およそ江戸末期頃までに日本にあったようなものまで)。場合によっては形態を変えて扱う者もいる。


法珠(ほうじゅ)

法師である証。数珠が連なったようなブレスレット形態の法具。これを作ることができて初めて法師を名乗ることができる。妖力の低い法師でも力を安定させたり法術の補助として力を貯めておくことのできるもの。濁色〈暗清色〈明清色〈純色の順に澄んだ色の法師ほど能力が高い。


法術(ほうじゅつ)

法術師が妖力を使って行う術。妖の妖術に対して人が使うものをそう呼ぶ。個人差があり術は多種多様。


法術師(ほうじゅつし)

通称法師、黒服とも呼ばれる禍怪を祓うことのできる存在。夕暮れ時から夜にかけて町を巡回している。持ち場はローテーション。


法術師連盟(ほうじゅつしれんめい)

通称法師連、連とも呼ばれる。多くの法術師が所属する。禍怪の出現場所を探し法師に仕事を回したり、依頼を受け法術師に回したり法術師全体をまとめる。連絡会や定例会として情報交換の場を設けることもある。


禍怪(まがつもの)

人の欲が瘴気をまとい人から離れ、塊となって顕現した化け物。光や明るい場所を苦手とし夕暮れ時から夜にかけてのみ活動する。普通の人間にも視える。人にも妖にも見境なく全てに害為す存在。共喰いや人喰いの多い個体は瘴気が一層濃くなった強力な蝕となることもある。


御神珠(みぎょく)

お伽話、鈴姫伝説にて鈴姫が使用したとされる黄金の輝きを放つ謎の宝玉。一部で鈴姫の法具という説が出ている。

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