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スピカ幼少期 家族紹介

私スピカがこのエメンタール伯爵家に養女としてやってきたのは乳飲み児の頃らしい。

現在7歳の私の事情だが、私の生まれた頃と同じ頃に本当の娘が生まれたが生後直ぐに誘拐されてしまったそうで、その後私の本当の父が、母を亡くした私をどう育てていけばと相談し養女として迎え入れる事になったらしい。

普通はそんな直ぐに話は進まないが、元々私の母が義母の専任侍女で乳姉妹だったことと準男爵家には勿体無い程の聖力、連れ去られた娘とそっくりな容姿だったので決まった話だったようだ。


その為わたしは家族と言えばこのエメンタール伯爵家の人達である。


父様のマスキー・フォン・エメンタール伯爵は歳の頃は30中頃で少しばかりお腹周りを気にしだしたがまだまだ現役の政務官。


母様のビオレ・フォン・エメンタール伯爵夫人は名前の通りの菫色の瞳が美しい貴婦人。


8つ年上の長兄カイン兄様は魔法学の天才で今は国立学園と家を行き来している。


7つ年上の次兄アレク兄様は視力と聖力が徐々に奪われる難病であるモナザ病に侵されてはいるが芸術、特に音楽の才が素晴らしい。


5つ年上のフレット兄様は剣術が得意で体を動かすのが大好きで将来は騎士になるんだと小さい頃から言っている。



それが私の知る、私の家族

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