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認めたくないの

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

それでも、息する事が出来るなら、もがこうと思うんですよ。

指示された作業の内容が理解出来ない。やってみても相手が想像した通りに出来ない。何時もその繰り返し。其れはどんなに気を付けていても、変わらない事実だった。

皆が出来ることが、私には出来ない。その事実が何時も私を傷付ける。

なんで生まれてきたんだろう。なんでこんな欠陥品なんだろう。昨日チャンスが与えられたばかりなのに。もう、次は無いかも知れないのに。

そう思うと苦しくなって、胸にナイフを突き立てたくなった。一人で消えたくなった。


「今日は泣かなかったよ。仕事先で泣かなかったよ……。でも……上手くいかなかった」

帰ってきた彼女はそうボロボロと涙を零しながらそう言った。

一見すると普通の人。でも相手の“言ったこと”が上手く脳内で処理出来ないらしい。だから何時も指示を間違えたり、相手の想像の通りに動けなかったり、同じ話を何度も繰り返す。

其れは成長する事に顕著になったようで、上手く行かない日はこうして泣きながら帰ってくる。

「うん。うん……」

何の慰めも、きっと届く事は無いだろうから、黙って背中を摩る。其れが彼女の慰めとなる様に。


「病院に行ってみない?」

あんまりにも彼女が傷つく事が多いので、無理を承知でそう聞いた。けれどもやっぱり、首は横に振られた。

「行きたくない……」

「其れは、怖いから?」

今度は反対に首を縦に降った。

「発達障害でも受け入れられる世界じゃない。診断書が出ても未来は変わらない。苦しくなるだけ。だったら行きたくない」

彼女の気持ちも分からなくはないのだ。今の社会が障害に寛容かと言われればそんな事はない。利益効率の高い人間が優先されるし、上手く出来ない人間は淘汰されるのが夜の末だ。伝えたところで理解されない事も考えられる。

「やらなきゃ……生きなきゃ……死にたくても……もがかなきゃ」

そう言って、彼女はまたメモを用意する。その痛々しい様に僕は何と言えなかった。

投稿出来てることを祈ります。不幸は重なるものです。


昨日の恋愛ネタを書こうと思っていたのですが、なかなか上手くいかず。こうなりました。


これはただの言い訳なのですが、人と接するのが苦手な理由の一つがこれなんです。

人の支持が上手く消化出来ない。

言ってること、書かれたことも含めて。


前にも書いた通り、障害があるんだろうと、何となく分かってはいるんです。

でも病院に行かない理由は、診断されたところで明るい未来が見えないからです。

言ったところで、きっと何も変わりません。


だから時おり感想欄を閉ざすのをお許し下さい。

頓珍漢な事を書いて、戸惑わせてしまう事があるので。

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