表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/192

【人物紹介】随時更新、ネタバレ有

【パーティメンバー】

●エスカ・トーガ ?歳(外見は18歳ほど) 170cm

 記憶喪失なエルフの青年。今作の主人公。

 腰まで伸ばした銀の長髪はところどころ外にハネている。目は緑色。エルフなので顔は整っているが、本人に自覚はない。

 服は革の胸当てに緑のズボン、茶色いショートブーツ。

 武器はメインが弓で、サブで腰に下げた短剣を使う。


 アマルガ王国の南側にある辺境の村、トーガ村で暮らしている。村近くのエスカードの森で倒れていたところを助けられたのがきっかけ。

 拾われた当初は物珍しさからか距離を取られ腫れ物のように扱われていたが、森で魔物と動物を狩るようになってから受け入れられていった。十年が経ち、今では立派な村の一員。

 記憶喪失であることを気にしており、村長の家で読んだ本から『忘却ノ迷宮』というダンジョンの存在を知る。そのダンジョンで記憶喪失になった者が時折現れるらしく、手掛かりになればとダンジョン攻略の旅に出た。

「俺はエスカ・トーガ。記憶喪失ってだけで、ごくごく普通のエルフだ……多分」


●リーファ・レヴァ 15歳 155cm

 アマルガ王国のビギンズで出会った、炎の魔法を使うイノセンス(亜人ではない人間のこと)

 少しボサボサの赤い髪を、赤いリボンで結んでいる。綺麗に結べないらしく、リボンの形は少し歪。瞳はオレンジ。

 服は暗めの赤いケープに、茶色いシャツと緑のズボン、茶色のロングブーツ。赤い魔石をはめこんだ杖が武器。


 ころころと表情が変わる、笑顔いっぱいで天真爛漫な女の子。

 アマルガ王国にあるダンジョン街ビギンズにやってきたエスカを見つけ、仲間になろうと声をかける。

 弓使いのエスカと魔法使いのリーファ。後衛同士になるかと思われたが……?

「アタシはリーファ・レヴァ! よろしくねっ!」


●ケイト・ラット 17歳 105cm

 ソシエゴ獣王国のダンジョン街ネグロで出会った、料理人をしているネズミの獣人(顔は人間寄りだが鼻が獣に近い)。

 外にハネた灰色の髪と赤い目、小さな耳が特徴。やや浅黒い肌をしている。

 上下の白い服に赤いスカーフと灰色のエプロンを着ている。

 使う武器は巨大な肉切り包丁。もちろん前衛。


 元気いっぱいな獣人の……少年? 少女? マオの性別を見抜いたリーファでさえも迷っていた。

 好きなように呼んでくれと言うのでリーファはケイトちゃんと呼んでいるが、その性別は謎のまま。

 行方不明になった姉を探している。

「オイラはケイト・ラット。料理なら任せてくれていいぞ!」


●オリヴィエ・フォリエ 27歳 165cm

 ピュルテ皇国のダンジョン街フレイユールで出会った、リエロス教会のシスター。イノセンス。

 短めの金髪に青い瞳。左の口元にホクロがある。

 シスターらしい格好をしており、円の中に逆正三角をはめたネックレスと、同形のシンボルが先端についた杖を持っている。回復魔法や支援魔法を扱う。


 おっとりとした女性。心境ノ鏡館にて空腹で倒れているところを主人公達に助けられ同行することに。

 魔物相手でもまず対話を試みることを忘れない。

 常に微笑みを浮かべており、感情を掴みづらい。

「わたくしはオリヴィエ・フォリエ。リエロス教のシスターです。よろしくお願いしますね」


●レイス・クロウス 39歳 185cm

 ノーデン大森林にて出会った、イノセンスの男性魔術師。

 水色の長髪を深い青の結び紐でポニーテールにしている。金色の目。メガネをかけている。

 青みがかったグレーと深い青のケープに、くすんだ青紫色のローブ。

 スクロール(魔法陣が書かれた羊皮紙)を使う。


 少しばかり強い物言いをするクールな男。

 ノーデン大森林でドラゴンに襲われていたエスカ達を救い、解毒薬も与えた。

 エスカの説得により加入を承諾する。

「私はレイス・クロウス。お前達の技量を確かめさせてもらうとしよう」


【パーティ外の人々】

●マオ 15歳 165cm

 ナーダの森で出会った、猫の獣人(顔は人間寄りだが鼻が獣に近い)

 黒髪のおかっぱで、目は右が水色で左が黄色のオッドアイ。肌は白め。

 動きやすいグレーの服にベルトポーチ、紫のスカーフを巻いている。


 淡々と喋るクールな獣人。平坦な胸部と一人称が「オレ」であることから少年と思われたが、実は少女である。

 腹を空かせていたところでエスカ達が食事を始めたので匂いにつられて近づいた。

 人探しをしているようで、森にいたのもその一環。

 絵は独特のセンスをしているようだ。

「オレはマオ。……何か用? 忙しいから手早く済ませてほしいんだけど」


●ココ 9歳 150cm

 ナーダの森の深部にあるテントの中で出会った、犬の獣人(顔は人間寄りだが鼻が獣に近い)

 髪は短めで、右半分が黒、左半分が白。ピンクの瞳に浅黒い肌。

 赤と黒を基調にし、白のヒダ襟がついた装飾多めな服装。赤と黒に分かれたピエロの帽子を被っている。


 ファンタスマ・サーカスの団長をしている獣人。一人称はココ。

 マオの探し人であり、たった一人の家族。倒れていたところをマオに拾われて以来、一緒に暮らしていた。

 言葉が分からないはずだったが、今は言葉が通じる模様。

「ココはココだよ! とびっきりのショーを見せてあげるねっ!」


●オルグ・イーユ 32歳 178cm

 ソシエゴ獣王国からピュルテ皇国へ向かう道中で襲われていた馬車の御者。イノセンス。

 薄紫の長髪をゆるくまとめている。濃い紫の瞳、ややタレ目。

 白のクラヴァットと紫の上着に赤いズボン、赤い布を腰に巻いている。いかにも優男といった風貌。


 ピュルテ皇国皇都のフォワクール中央管理局亜人保護課に属している。

 ソシエゴ獣王国から皇都フォワクールへと獣人を連れていく道中で魔物に襲われていたところを主人公達に助けられた。

 護衛を同行していた獣人に任せるつもりだったことからも戦いは苦手な様子。

「私はフォワクール中央局亜人保護課のオルグ・イーユと申します。以後、お見知りおきを」


●テルヌーラ 10歳 163cm(角は除く)

 ソシエゴ獣王国からピュルテ皇国へ向かう道中で襲われていた馬車に乗っていた白ヤギの獣人(顔は人間寄りだが鼻が獣に近い)

 白い短髪に黄色の目、瞳孔はヤギのそれと同じ横長。小さな角が生えている。

 白シャツに深い緑の上着とズボン、赤い布を腰に巻いている。


 皇都フォワクールで保護してもらうためにピュルテ皇国へ向かう馬車に乗っていた。両親とは幼い頃から会っていない。テルヌーラという名前は『優しい子に育ちますように』と願って両親から贈られたもの。

 フォワクールで勉強し、育ててくれた街のみんなに恩返しをしたいと思っている。

「ぼくはテルヌーラ。仲良くしてくれると嬉しいなあ」


●タンドレー・フォリエ 45歳 178cm

 ピュルテ皇国のプリュームで出会ったイノセンスの男性。

 短い茶髪と優しそうな青いタレ目、メガネをかけていて体型はぽっちゃりしている。

 カーキ色のタートルネックに緑のベスト、オリーブ色のズボンと革靴。


 プリュームにて孤児院「オリーブの枝」を運営している施設長。オリヴィエを含む孤児院で育った子供らの義父であり、みんなから信頼されている。

「僕はオリーブの枝の施設長をしているタンドレー・フォリエです。よろしくお願いしますね」


●カナヴィ・カラメラ 34歳 180cm

 ピュルテ皇国のルルパスで出会ったイノセンスの青年。

 オールバックにしたピンクの短髪にオレンジのタレ目、下まぶたと口をピンクの糸で塗っている。右目元と首筋にホクロあり。

 顔のあちこちにピンクとオレンジの絆創膏を貼っている。白地にグレーな横しまハイネックの上下に、薄ピンクのカーディガン、腰と右足首に枷と鎖をつけている。口を縫っているためスケッチブックで筆談する。棒付きキャンディを常備しており、渡そうとしてきた。


 ルルパスにてリーファを探している最中に取引を持ちかけてきた。どこか掴みどころがなく、いかにも怪しい男。

 どこから情報を仕入れているのか、いろんなことを知っている。どうしてもヴァルテン帝国へ行きたいようだ。

『ハァイ! 俺はカナヴィ・カラメラ。お近づきの印にハッピーキャンディはいかが?』


●レギネ・クロウス 11歳 138cm

 レイスの弟。

 肩につくくらいのオレンジの髪、前髪は長めで少し目が隠れ気味。目はレイスと同じ金色。


 兄のレイスと違い、保有魔力量は多いが魔法も勉強も苦手。剣術は兄より優れている。

「……俺はレギネ。用があるのは兄さんにでしょ、知ってるよ」


●ハイマ 482歳 175cm

 ピュルテ皇国のプリュームにて出会った魔族(吸血鬼)の青年。

 M字の前髪、肩よりやや下の黒髪を後ろで一つにまとめている。目は赤く、白目の部分が黒い。尖った耳とコウモリの翼をもつ。

 ワインレッドのシャツに黒のベストとズボン、革靴。黒のハーフグローブをつけており、胸元には赤い宝石のループタイ。

 いつも笑っていて、まぶたの奥は見えない。


 プリュームが魔物によって襲撃されている時、抗うエスカ達の前に現れた魔族。丁寧な言葉遣いと気取った所作の優男。

「ジブンは吸血鬼、名をハイマといいます。以後、お見知りおきを」



●プシュケー 472歳 165cm

 アマルガ王国のトーガ村にて出会った魔族の女性。

 一部分がハネた長い黒髪、目は紫で白目の部分が黒い。尖った耳と灰色の角をもつ。

 紫のタイトな肩出しドレスに黒のアームカバー、黒のヒール。頭には白い細身のチェーンに紫の雫型の宝石を通した髪飾りをつけている。


 トーガ村にてエスカ達の前に現れた魔族。背から生やした黒い触手で攻撃を防ぐ。

「ワタシはプシュケー。ふふ、こうして名乗るのも不思議な心地だわ」


●ヘリオス 230歳 180cm

 ノーデン大森林で出会ったエルフの青年。エルフとしてはそこそこ若く、人間換算で大体25歳ほど。

 編み込んだハーフアップの金髪、目は水色。

 新緑の布を巻きつけたような服の上から緑のケープと革の胴当て・手甲をつけている。


 ノーデン大森林に住む『昼の民』であり族長。

 プライドが高く排他的かつ高圧的な物言いをするが、何かとレイスには甘いところがある。

 杖や弓を始め、木材を加工することに長けており、度々レイスの依頼を受けて加工を請け負っていた。

 レイスとは隣人的関係で二十年ほどの付き合いで、レイスの話し方に多大な影響を与えている。


●ルス 28歳 185cm

 ピュルテ皇国の亜人保護区で出会ったジャガーの獣人。男。

 獣寄りの姿をしており、なかなかにイカつい顔立ち。

 黒いベストに薄い白シャツ、黒いズボンを着ている。


 反抗組織コルタールのリーダー。

 その立ち振る舞いは冷静な印象を抱かせるが、実際には組織メンバーの中でもっとも血の気が多い。


●アモロ 30歳 115cm

 ピュルテ皇国の亜人保護区で出会ったリスの獣人。性別不詳。

 獣寄りの姿をしており、可愛らしい顔立ち。

 黒いベストと袖がヒラヒラした白シャツ、黒いズボンを着ている。

 

 反抗組織コルタールのメンバー。

 情報収集が得意で、その見目を存分に活かした立ち回りをする。

 尚、同族や近い種族からは大体の年齢がバレるので呆れられることもしばしば。


●ペドレリーア 27歳 163cm

 ピュルテ皇国の亜人保護区で出会ったウサギの獣人。女。

 獣寄りの姿をしており、気高い顔立ち。

 黒と赤で染めたワンピースを着ている。


 反抗組織コルタールのメンバー。

 いつも気怠げで毛繕いをよくするなど見た目に気を使っている。

 美しい見た目とは裏腹に脚力が強く、彼女のキックは一級品。


●サビドゥリー 29歳 175cm

 ピュルテ皇国の亜人保護区で出会ったフクロウの獣人。男。

 獣寄りの姿をしており、知的な印象を受ける顔立ち。

 飛ぶことを優先しているため、上は黒いベストのみを着用。下は黒いズボンをはいている。


 反抗組織コルタールのメンバー。

 頭脳担当だが、その意見が受け入れられることは五分五分。

 紳士的で、なにかとちょっかいをかけてくるペドレリーアにはドギマギしている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ