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13話:デート時の昼食

かなり不定期&長い空白により、

「やばい、みんな内容覚えてるかな?」

と不安に思う今日この頃。

皆さんいかがお過ごしでしょうか(¯―¯٥)

それでも私は元気です。(なんのこっちゃ)


6月20日:微改稿


(本文:1249字)

 

「ーーあっ、もうこんな時間。そろそろお昼ご飯にしよっか」

「そうだな、混む前に急ごう」



 まといに中央駅を案内してもらい(とはいえ全部を案内するのは時間が足りないため、1,2階だけだ)、11時になったので、昼食を取ることにした。

 昼食と言えば12時のイメージが強いが、休日の昼時はどこも混んでいる。そのため、すぐに入れるように、少し早めに取ることになった(そのことを見越して、元々の集合時間も11時にしてあった)。


 そんなわけで、昼食を取りに来たのだが、



「まとい、ここでいいのか?」

「うん、実はあんまり入ったことなくて…」

「なるほど」



 そう言ってやって来たのは、全国チェーン展開している、某有名なハンバーガーショップだ。ーーあまりデートっぽくはないような気もするが。



「男の俺が言うのも変な話だが、デートの昼食とは、カフェとかに入って、雰囲気を味わうものだと思っていたのだが」

「わたしもその考えはあるんだけど、高校生からそういうお店使うの、なんか抵抗があって」

「ふむ…」



 それは盲点だった、ということはない。むしろその考えは共感できる。なんとなく、コーヒー1杯にこの歳でそんなにかけていいのか、と自己討論をしてしまう。

 とはいえ、デートでもそのスタンスをとるのは、まといに失礼な気がしていた。



「ごめんね、それっぽくなくて」

「いや、大丈夫だ。俺もその考えは共感できる。むしろ気を遣わせてしまってすまない」

「ううん、こっちこそ。……今まで誰かと付き合ったこととかないから、どうするのが正解かわからないね」



 そう言ってあははは、と笑うまとい。その笑い方を、俺はどこかで見たような・・・、そうか、思い出した。



「ゆいと」

「え、小鳥遊くん?」

「ああ、ゆいとも鳳と付き合い出した頃は、今のまといみたいに、困ったように笑ってたなと思ってな」



 今でこそゆいとと鳳は、家でほとんどを過ごすような熱々の恋人同士だが、付き合い始めた中学卒業当時は、「何かした方が…」「どこかに誘うべき…?」とワタワタするゆいとの姿を何度も見た。だが結局、


『…ゆいちゃんの可愛い姿を、他の人に見せたくない』


 と、珍しく拗ねた鳳が言ってから、以降ほとんどがいわゆる“お家デート”なるものになった。



「ーーということがあった」

「/////」



 話を聞いているうちに恥ずかしくなったのか、顔を赤くするまとい。よく女バスの方から、「まとい可愛い〜♪」と聞こえてきていたが、俺もそう思う。まあ、つまりどういうことかというと。



「あまり他の者と比べなくても、楽しければそれでいいと、俺は思う」

「つばさくん…。そうだね、楽しければそれでいいよねっ!」

「あ、ああ、それでいいと思うぞ」

「??? どうかしたの?」

「いや、なんでもない」



 …その笑顔が見られただけで、今日ここへ来たのは正解だったと思える。



「ほら、まずは注文しないと」

「うんっ。ってああっ、ちょっと混んできてる!?急がないと!」



 そう言ってわたわたしだしたまとい。

 ーー小野先生、チケットを譲ってくださり、本当にありがとうございました。


読んでくださり、ありがとうございます。

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